ヤンガービス・ソラーテが新外国人選手として来日へ!
「ヤンガービス・ソラーテが日本の球団と契約する見込み」とJoe Frisaro氏が伝えている。移籍先など詳細は現段階では不明である。
ベネズエラ出身の両打ちのソラーテはつい先ほど32歳となった。これは偶然だが、7月3日(現地時間)が彼の誕生日なのだ。
同選手は2006年からマイナーでプレーし続け、9年目の2014年にヤンキースでメジャーデビューを果たした苦労人だ。その年の7月にチェイス・ヘッドリーとのトレードでパドレスに移籍。その後ブルージェイズにも移籍したが、14〜18年の5年間世界最高峰のメジャーリーグで巧打の内野手として活躍し、サードやセカンドのレギュラーを担っていた。今季は開幕前にジャイアンツとマイナー契約を結び、メジャーにも昇格したが28試合に出場し、1本塁打 7打点 打率.205 OPS.562と結果を残せず、5月に戦力外となった。6月上旬にマーリンズとマイナー契約を結び、3Aでプレーしていた。3Aでは14試合に出場し、1本塁打 9打点 打率.314 OPS.796とまずまずの成績を残している。
メジャー通算成績は670試合に出場し、75本塁打 307打点 打率.258 OPS.723。
メジャー通算三振率は12.3%とコンタクト能力は確かで、三振を量産することを心配する必要はないとみられる。タイプ的には中距離打者だが、メジャーで5年連続10本塁打以上マークしたこともあるため長打もそれなりに期待できる。
メジャーでの通算守備機会はサードとして405試合、セカンドとして178試合、ショートして47試合、ファーストとして42試合、外野として16試合の経験がある。
サードもしくはセカンドプレイヤーとして見るのが無難だろう。守備力はメジャーでは平均的のため、日本でも内野を問題なくこなすことができるとみられる。
内野が弱点のチームにとっては大きな補強になる可能性が高く、場合によっては中軸も任せられるため厳しい夏のペナントレースを勝ち抜く起爆剤となるかもしれない。
報道が正しければ、近日中にも球団発表があるため楽しみにその日を待ちたい。