2022年 NPB新外国人候補一覧
【先発投手】
クマー・ロッカー(Kumar Rocker)
21歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★★
✍️2021年MLBドラフトでメッツから全体10位指名を受けた米大学球界屈指の本格派右腕。ただ、肘の問題で入団合意には至らなかった。
「(ロッカー投手は)大学には戻らず、今後海外のプロリーグと契約することも選択肢として検討している」とジョン・モロシ記者が伝え、日本球界入りの可能性が浮上した。その後、「2022年MLBドラフトに再び参戦へ」との報道。
ブライアン・チー(Bryan Chi)
22歳 右投手 キューバ出身 ★
✍️U23キューバ代表投手。キューバ野球連盟とNPB複数球団の交渉の中でリストアップされていた若手選手の一人。21年10月に亡命との報道。
ヤン・ヒョンジョン(Hyeon-jong Yang)
33歳 左投手 韓国出身 ★★★
✍️韓国を代表する左腕の一人。20年オフに念願のメジャーに挑戦を表明し、レンジャーズとマイナー契約を結んだ。メジャーデビューを果たしたが、結果を残せずFAに。21年12月に起亜タイガースと4年契約を締結し、古巣復帰。過去にDeNAベイスターズが本格的に獲得に乗り出していたことがある。
ロヘリオ・アルメンテロス(Rogelio Armenteros)
27歳 右投手 キューバ出身(亡命済)★
✍️平均145キロ前後のフォーシームに、3球種の変化球(チェンジアップ、カーブ、スライダー)を操る技巧派右腕。メジャー経験はほぼ無しだが、3Aでは61試合(300.2回)に登板し、防御率4.04とまずまずな結果。外国人枠の保険要員としては適任か。
ロエニス・エリアス(Roenis Elías)
33歳 左投手 キューバ出身(亡命済)★★★
ジェラッド・アイコフ(Jerad Eickhoff)
31歳 右投手 アメリカ出身 ★
✍️16年にフィリーズのローテーションの一角として、33試合に先発し防御率3.65と好成績を残したこともある実績十分な右腕。それ以降は被本塁打が目立つようになり、ついに21年はマイナー生活に。フォーシームの平均球速は145キロ前後で、カーブやスライダーを投げ分ける。21年3Aで16試合(79.2回)に登板し、防御率4.86。
エラスモ・ラミレス(Erasmo Ramírez)
31歳 右投手 ニカラグア出身 ★★★
✍️メジャーデビューを果たした2012年から一定の成績を残し続けるベテラン先発右腕。近年は徐々に登板機会が減少している。145キロ前後のシンカーと140キロ前後のカッターでカウントを整えて、チェンジアップで打ち取る投球スタイル。MLB通算216試合(681.2回)に登板し、防御率4.37。現在、自由契約。
ホルヘ・ロペス(Jorge López)
28歳 右投手 プエルトリコ出身 ★★★
ジェイコブ・ジュニス(Jakob Junis)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
バーチ・スミス(Burch Smith)
31歳 右投手 アメリカ出身 ★★
ショーン・モリマンド(Shawn Morimando)
28歳 左投手 アメリカ出身 ★
✍️21年9月に台湾の中信兄弟に入団。4試合の登板に終わったが、オフに同球団と再契約を結んだ。
マーク・ライターJr(Mark Leiter Jr.)
30歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️韓国の報道によると、21年オフにKBOの複数球団が獲得に興味を示し契約を提示したとの情報。しかし、家庭の事情もありアメリカに残ることを決意した。
ドリュー・アンダーソン(Drew Anderson)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️2021年の3Aで好投を続けた数少ない先発投手。平均146〜148キロのフォーシームに、スライダー・カーブ・チェンジアップを投げ分ける。制球も上々で、ローテの軸として期待。オフにレンジャーズからリリースされた。11月4日、広島東洋カーブが同選手を獲得したと発表した。契約内容は1年総額1億円。
ザック・ゴッドリー(Zack Godley)
31歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
ジョシュ・リンドブロム(Josh Lindblom)
34歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
✍️ 19年にKBOで20勝&防御率2.50をマークし、MVPに輝いた実績十分なベテラン右腕。21年MLBでは結果を残せなかったが、3Aでは防御率3.10と好投。平均球速は145キロ前後。以前NPB球団が興味を示していた経緯もあり、このオフは獲得のチャンスか。
サル・ロマノ(Sal Romano)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
✍️196㎝/115㎏の巨漢から投げ込まれる平均153キロのシンカーで、打者を捩じ伏せる。ただ、21年の投球では平均球速が150キロ前後に低下し、不安材料に。変化球は主に140キロ前後のスライダーのみ。先発、リリーフとも可能。MLB通算88試合(275.1回)に登板し、防御率5.23。現在、自由契約。
ダニエル・ポンセデレオン(Daniel Ponce de Leon)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
✍️平均150キロ前後のフォーシームを誇る貴重な先発型新外国人候補。MLB通算57試合(147.2回)に登板し、防御率4.33。チェンジアップやカーブ、カッターを操る。年齢的にも日本で成績を残し、再びメジャーに挑戦する選択肢も。現在は自由契約。
アダム・プルトコ(Adam Plutko)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️MLB通算88試合(273.2回)に登板し、防御率5.39。オフにオリオールズから自由契約に。12月10日、韓国のLGツインズと1年50万ドル+出来高30万ドルで契約を結んだ。
ポール・ブラックバーン(Paul Blackburn)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
ビンス・ベラスケス(Vince Velasquez)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
マイケル・ワカ(Michael Wacha)
30歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★★
マット・シューメイカー(Matt Shoemaker)
34歳 右投手 アメリカ出身 ★★
チェイス・アンダーソン(Chase Anderson)
33歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
タナー・ロアーク(Tanner Roark)
34歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
デレック・ロドリゲス(Dereck Rodríguez)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★
マット・ムーア(Matt Moore)
32歳 左投手 アメリカ出身 ★★★★★
✍️メジャー通算56勝の本格派左腕。2019年12月にソフトバンクが1年350万ドルで獲得したと発表した。20年は13試合に先発し防御率2.65と前評判通りの活躍を見せ、オフに球団は慰留したものの退団。その後、フィリーズと1年300万ドルで契約しMLB復帰を果たしたが、防御率6.29と結果を残せずFAに。スポニチによると、21年オフにソフトバンクはムーアの再獲得を狙ったが、家族の事情で合意には至らなかったとのこと。今後も、獲得調査を継続していく模様。
ブランドン・ディクソン(Brandon Dickson)
36歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️8年間オリックスに在籍した元NPB助っ人。21年シーズンも日本でプレーする予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり退団となった。6月にカージナルスとマイナー契約を結び、9月には9年ぶりにメジャー復帰を果たした。東京オリンピックにはアメリカ代表として、銀メダルの獲得に貢献した。
江少慶(Shao-Ching Chiang)
27歳 右投手 台湾出身 ★
✍️19年3Aで26試合に先発し、防御率5.15。21年から台湾の富邦ガーディアンズに加入。台湾の報道によると、20年オフに日本の球団が江少慶投手の獲得を狙っていたという。
ジョシュ・ゲスナー(Josh Gessner)
21歳 右投手 オーストラリア出身 ★
✍️19年6月に契約金85万ドルでフィリーズとマイナー契約を結んだ。日本人の母とドイツ人の父を持ち、愛知県に1年間住んでいたこともあるという。将来、機会があれば日本でプレーしたいとも語っている。中日ファンとのこと。
ジェイク・ファリア(Jake Faria)
28歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
ジェイコブ・ワゲスパック(Jacob Waguespack)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️3Aの先発投手で、最注目とも言える存在。198㎝/106㎏の大柄な体格から、平均148キロ前後のフォーシームを投げ込む本格派。先発3番手以上の活躍に期待したいところ。TORに売り渡す意思が有れば、NPB複数球団による争奪戦が予想される。オフに、FAに。11月29日のスポーツ報知によると、オリックスがワゲスパック投手を獲得調査。12月17日にオリックスが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年7000万円+出来高30万ドル付き。
アリエル・ミランダ(Aríel Miranda)
32歳 左投手 キューバ出身(亡命済) ★★★
✍️ 韓国でシーズン奪三振記録を樹立した元NPB助っ人。21年は最多奪三振、最優秀防御率、シーズンMVPを獲得した。28試合に先発し、14勝-5敗防御率2.33 225奪三振。18-19年NPB(ソフトバンク)、20年CPBL(中信兄弟)、21年KBO(斗山ベアーズ)に所属。12月24日、韓国の斗山ベアーズと1年190万ドルで再契約した。
コリン・レイ(Colin Rea)
31歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️21年からソフトバンクに入団も、家族との時間を優先するため8月に退団した元助っ人。6先発のみに終わったが、防御率2.03と実力の片鱗を証明して見せた。ストレート平均は148キロ前後。2021年12月にソフトバンクが再獲得を発表した。契約内容は1年総額1億円。
タイラー・チャッドウッド(Tyler Chatwood)
32歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️メジャー通算229試合・52勝の実績十分な先発右腕。平均151〜154キロ前後のシンカーとフォーシームで打者を捩じ伏せる。今季MLBで32試合に登板し、防御率5.63。21年12月31日のスポーツ報知によると、ソフトバンクが同選手と契約合意に至ったとの情報。22年1月5日、ソフトバンクが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年3億5000万円。
クリス・マッツァ(Chris Mazza)
32歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️コントロールが売りの技巧派先発投手。平均145キロ前後の4シームとシンカー、カッターを投げ分け、スライダーが決め球。19年には3Aで14試合(76回)に登板し、防御率3.67。日本や韓国の球団が、同選手の獲得に興味を示しているとの報道も。また、マッツァの奥さんが、西武の公式インスタグラムをフォローしている。
アンドリュー・スアレス(Andrew Suarez)
29歳 左投手 アメリカ出身 ★★★
✍️メジャーのローテを務めた経験もある貴重な先発左腕。フォーシームの平均は148キロ前後。今季KBOで23試合(115.1回)に登板し、防御率2.18と好成績を残した。12月19日のサンケイスポーツによると、ヤクルトが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。20日に、ヤクルトスワローズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年80万ドル+出来高付き。
ジョン・ガント(John Gant)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️実績と実力を兼ね備えた先発候補。147キロ前後のシンカーを中心に、多彩な変化球を操る。制球はイマイチだが、被本塁打が少ない。今季MLBで39試合(110回)に登板し、防御率4.09。12月8日のデイリースポーツによると、日本ハムが同選手と契約合意との情報。9日、日本ハムファイターズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年2億4000万円+出来高付き。
AJ・コール(A.J. Cole)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️ メジャー通算109試合(205.1回)に登板し、防御率4.51。元々先発だったが、結果を残せずリリーフ要員に。フォーシームは平均150キロ前後で、スライダーやカーブ、チェンジアップが持ち球。制球が甘く、一発病も。2021年12月7日、ヤクルトスワローズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年80万ドル+出来高付き。
アーロン・ウィルカーソン(Aaron Wilkerson)
32歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️毎年マイナーで安定した成績を残し続ける技巧派。今季3Aで23試合(112回)に登板し、防御率3.86 125奪三振 24与四球 12被本塁打。20年オフに台湾の球団と契約も、家庭の事情で契約解除。11月18日のサンスポによると、阪神タイガースが獲得に乗り出しているとの情報。12月5日、阪神タイガースが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年65万ドル。
ディートリック・エンス(Dietrich Enns)
30歳 左投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️ マイナーで無双する先発左腕。今季3Aで19試合(71.2回)に登板し、防御率2.64 90奪三振 18与四球 8被本塁打と素晴らしい成績を残した。150キロ前後のフォーシームとスライダーの2ピッチ。11月17日、アジア球団に入団するためレイズから自由契約へとの情報。20日、日刊スポーツによると西武が同選手の獲得に乗り出しているとの情報。22日、西武が同選手の獲得を発表した。契約内容は1年1億円。
マット・アンドリース(Matt Andriese)
32歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★
✍️実績豊富な先発兼ロングリリーフ投手。メジャー通算217試合(509回)に登板し、防御率4.63。平均148キロのフォーシームに、チェンジアップやカーブを投げ分ける。同選手が巨人のInstagramをフォローしたとの情報。日米野球で来日の経験も。12月17日、巨人が同選手の獲得を発表した。契約内容は1年210万ドル+50万ドルの出来高付き。
コディ・ポンセ(Cody Ponce)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️安定したコントロールが売りの先発候補。平均140キロ代中盤から後半のフォーシームに、3球種以上の変化球を操る。今季MLBで15試合(38.1回)に登板し、防御率7.04。11月29日の日刊スポーツによると、日本ハムが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。12月6日、日本ハムファイターズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年総額1億円+出来高付き。
アレクサンダー・アルメンタ(Alexander Armenta)
17歳 左投手 メキシコ出身 ★
✍️2021年10月4日、ソフトバンクと育成契約を結んだ。
【リリーフ投手】
フランク・アベル・アルバレス(Frank Abel Álvarez)
22歳 右投手 キューバ出身 ★★★
✍️キューバ国内に残るプロスペクト右腕。フォーシームは最速153キロを誇り、今後の成長に大いに期待できる。21年11月に中日ドラゴンズが同選手と育成契約を結んだと発表した。以前、ソフトバンクも同選手の獲得に興味を示していた。
ヨアン・ロペス(Yoan López)
28歳 右投手 キューバ出身(亡命済) ★★★
✍️15年に契約金827万ドルでダイヤモンドバックスに入団した逸材。19年MLBで70試合に登板し、防御率3.41をマークした。平均球速154キロのフォーシームとスライダーの2ピッチ。日本でフォークを習得できれば、絶対的守護神として期待できる。
チャド・ソボトカ(Chad Sobotka)
28歳 右投手 アメリカ出身 ★
ケウリー・メラ(Keury Mella)
28歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★
ニック・ラミレス(Nick Ramirez)
32歳 左投手 アメリカ出身 ★★
マイケル・フェリス(Michael Feliz)
28歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★★
ヤンデル・グスターブ(Jandel Gustave)
28歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★
ジョー・ハービー(Joe Harvey)
29歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
ダリエン・ヌニェス(Darien Núñez)
28歳 左投手 キューバ出身(亡命済) ★
✍️ 2013年キューバWBC代表。平均151.4キロのフォーシームと決め球のチェンジアップで投球を組み立てる。今季3Aで31試合(52回)に登板し、防御率2.42と好投を見せた。左腕リリーバーとして期待できる。現在、ドジャースの40人枠に所属している。
タイロン・ゲレーロ(Tayron Guerrero)
30歳 右投手 コロンビア出身 ★★★
✍️ 最速167キロを誇るコロンビア出身の剛腕リリーバー。健康面が万全なら、フォシームの平均球速は160キロ近くをマークする。MLB通算113試合(106回)に登板し、防御率5.77 111奪三振 67与四球 15被本塁打。今季3Aでは18試合に登板し、防御率6.63。12月18日、千葉ロッテマリーンズが同選手の獲得を発表した。
ジミー・コルデロ(Jimmy Cordero)
29歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★★★
ネフタリ・フェリス(Neftalí Feliz)
33歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★★★
ブランドン・ワークマン(Brandon Workman)
33歳 右投手 アメリカ出身 ★★★
ラファエル・ドリス(Rafael Dolis)
33歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★★★
✍️17年にはセのセーブ王にも輝いた元阪神の守護神。21年はMLBで39試合に登板し、防御率5.63と不振で8月に事実上の戦力外に。自慢の高速シンカーは平均球速152.5キロで健在。元助っ人のNPB復帰に期待。現在、自由契約。
ハンセル・ロブレス(Hansel Robles)
31歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★★★★
ロベルト・オスーナ(Roberto Osuna)
26歳 右投手 メキシコ出身 ★★★★★
アレックス・クラウディオ(Álex Claudio)
29歳 左投手 プエルトリコ出身 ★★
シーザー・バルデス(Cesar Valdez)
36歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★★
ニック・ターリー(Nik Turley)
32歳 左投手 アメリカ出身 ★
✍️ 2008年ドラフト50巡目(全体1502位)でヤンキースに入団。18年には禁止薬物使用により80試合の出場停止処分が科された。今季は3Aで43試合(43回)に登板し、防御率5.02。2021年11月9日、広島東洋カープが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年総額75万ドル。
ボー・タカハシ(Bo Takahashi)
24歳 右投手 ブラジル出身 ★
✍️今夏に韓国の起亜タイガースに入団。6試合(32.1回)に先発し、防御率4.18 42奪三振 9与四球 3被本塁打。3Aでは18試合(89回)に登板し、防御率4.45。12月16日、西武ライオンズが同選手の獲得を発表した。球団はリリーフとして期待しているという。契約内容は1年2000万円。
ジェシー・ビドル(Jesse Biddle)
30歳 左投手 アメリカ出身 ★★
✍️リリーフ左腕として期待できる元PHIのドラフト1位。平均150キロ前後のフォーシームにスライダー、カーブを投げ分ける。今季3Aで32試合(33.2回)に登板し、防御率2.67。12月6日のスポーツ報知によると、オリックスが同選手の獲得に動いているとの情報。17日、オリックスが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年7500万円。
ブルックス・クリスキー(Brooks Kriske)
27歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️平均153キロのフォーシームとスプリットが武器のリリーバー。今季3Aで25試合に登板し、防御率3.68 奪三振率13.2をマークした。MLBでは制球難に。11月29日突如、オリオールズの40人枠から放出された。日本などアジア球団に売り渡された可能性も。12月1日、トムベースボールによるとDeNAベイスターズが同選手を獲得したとの情報。8日、DeNAベイスターズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年8000万円+出来高付き。
カイル・ケラー(Kyle Keller)
28歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️平均152キロのフォーシームとカーブの2ピッチ。今季3Aでは13試合(18.1回)に登板し、防御率1.96・奪三振率15.2をマークするなど圧巻の投球を披露したリリーバー。11月30日のスポニチによると、阪神タイガースが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。12月2日のサンスポによると、オリックスもリストアップしているとの情報。18日、阪神タイガースが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年110万ドル。
ハンセル・マルセリーノ(Hansel Marcelino)
19歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★
✍️21年12月22日、DeNAベイスターズと育成契約を結んだ。
マイロン・フェリックス(Mailon Felix)
21歳 右投手 ドミニカ共和国出身 ★
✍️2021年10月4日、ソフトバンクと育成契約を結んだ。
トレバー・メギル(Trevor Megill)
28歳 右投手 アメリカ出身 ★★
✍️平均155キロのフォーシームを誇るクローザー候補。決め球は切れ味鋭い高速カーブ。今季MLBで28試合に登板し、防御率8.37。ただ、奪三振率は11.4と高水準。203㎝/113㎏。同選手はオリックスのInstagramをフォローしている。サンスポによると、オリックスが同選手をリストアップとの情報。オフにツインズと再契約(マイナー契約)を結んだ。
シオネル・ペレス(Cionel Pérez)
25歳 左投手 キューバ出身(亡命済) ★★
チェイセン・ブラッドフォード(Chasen Bradford)
32歳 右投手 アメリカ出身 ★
✍️ゴロを量産する技巧派リリーバー。平均145キロ前後の4シームと2シームに、スライダーを投げ分ける。今季はTJ手術から復活。3Aで36試合(52.2回)に登板し、防御率3.42。同選手は日本ハムと楽天の公式インスタグラムをフォローしている。
RJ・アラニス(R.J. Alaniz)
30歳 右投手 アメリカ出身 ★
✍️ 平均150キロ前後の2シームと4シームに、チェンジアップやスライダーなど多彩な球種を操るリリーバー。制球に課題。今季3Aで33試合に登板し、防御率3.46 45奪三振 17与四球 1被本塁打。同選手はオリックスのInstagramをフォローしているとの情報。
【捕手】
ウィリアンズ・アストゥディーヨ(Willians Astudillo)
30歳 右打者 ベネズエラ出身 ★★
✍️走攻守でファンを魅了する選手で、ファンからも人気が高い。175㎝/102㎏の体格、ショートとセンター以外を守れる器用さ、マイナー通算三振率3.2%・メジャー通算三振率4.6%の癖ある打撃スタイルなどMLBの中でも特徴的な存在。MLB通算打率.270 15本塁打 OPS.701と打撃も悪くない。オフに、ツインズから自由契約に。
ジェイコブ・ノッティンガム(Jacob Nottingham)
26歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️強打が売りの捕手。メジャーでの出場機会はまだ53試合で130打席のみだが、8本塁打を放つなど随所でパワーを発揮した。21年シーズンはブルワーズ→マリナーズ→ブルワーズ→マリナーズと移籍し話題に。オフに、自由契約となりオリオールズとマイナー契約を結んだ。
【一塁手】
CJ・クロン(C.J. Cron)
31歳 右打者 アメリカ出身 ★★★★★
✍️開幕前の2月にロッキーズにマイナー契約で入団すると、シーズンを通して正一塁手の確保に成功。打者有利な本拠地の恩恵も受け、打率.281 28本塁打 OPS.905と結果を残した。オフに、同球団と2年1450万ドルの契約延長を結んだ。弟のケビン・クロンは21年に広島東洋カープに所属していた。兄弟で選手のタイプは同じ。
ホセ・マルモレホス(José Marmolejos)
28歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★★★
✍️21年3A-WestのシーズンMVPを獲得した巧打者。打率.338 26本塁打 75打点 OPS1.111とマイナーでキャリアハイの成績を残した。アプローチの良さが光り、NPBでの大成に期待。今オフ、日韓争奪戦が予想される有力な新外国人候補。先日FAに。11月8日のスポーツ報知によると、楽天が同選手をリストアップしているとの情報。12月7日、楽天イーグルスが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年1億円(推定)。
レナート・ヌニェス(Renato Núñez)
27歳 右打者 ベネズエラ出身 ★★★
✍️19年にメジャーで31本塁打を放った右のスラッガー。MLB通算打率.245 56本塁打 OPS.760と打撃面は期待できる。守備はイマイチでファーストもしくは指名打者が理想とみられる。10月27日のデイリースポーツによると、日本ハムが獲得に向け本腰を入れているとの情報。11月5日、日本ハムが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年1億8000万円。
クリス・ギッテンズ(Chris Gittens)
27歳 右打者 アメリカ出身 ★★★
✍️193㎝/113kgの巨漢スラッガー。21年3Aで45試合に出場し、打率.301 14本塁打 出塁率.440 OPS1.084と文句なしの成績を残した。打球速度は目を引くものがあり、パワーに関してはメジャーでもトップレベルと言えるだろう。11月29日にヤンキースのメジャー40人枠から放出され、現地記者によると日本の球団と契約へとよ情報。12月1日、東スポによると楽天が同選手を獲得へとの情報。12月24日、楽天イーグルスが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年90万ドル。
ギジェルモ・ガルシア(Guillermo García)
22歳 左打者 キューバ出身 ★
✍️キューバ国内に残るプロスペクトの一人。未来の中軸候補として期待できるだけの、打撃センスを備える。11月に中日ドラゴンズと育成契約を結んだ。一塁兼外野手。
ダニエル・ボーゲルバック(Daniel Vogelbach)
28歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★★
✍️NPBでホームラン王を狙える183㎝/122kgの巨漢スラッガー。19年にはMLBで30本塁打を達成し、球宴にも選出された。守備と走塁は期待できない。タイプ的にはボーアだが、打撃は意外にも洗練されており、大化けする可能性も秘める。オフに契約提示を見送られる可能性もあり、獲得へのハードルは高くはない。オフに、ブルワーズから自由契約になった。
ロウディ・テレス(Rowdy Tellez)
26歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★
✍️ボーゲルバックと同タイプの巨漢スラッガー。ブルージェイズ所属の19年に21本塁打を放ちレギュラー選手の一人として期待されたが、21年前半戦不振で7月にブルワーズにトレードで放出された。移籍後はOPS.814をマークし、来季の契約とメジャー40人枠の確保に成功した。MLB通算打率.247 44本塁打 OPS.770。
エリック・テームズ(Eric Thames)
34歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★★
✍️ 韓国で「神」と呼ばれた男。17年にはMLBで31発。21年から巨人に入団も、デビュー戦で負傷し退団。ただ、二軍では9試合で打率.500 4本塁打 OPS1.782と期待された打撃は本物だった。故障や年齢の不安もあるが、1年を通してプレーを見たい選手。
ローガン・モリソン(Logan Morrison)
34歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★
✍️2017年にメジャーで38本塁打を放った強打者。近年はMLBでの出場機会に恵まれなく、結果を残せずにいる。その一方、マイナーの打撃成績は文句なしの数値。引退するにはまだ惜しい選手で、最後にアジアの舞台で一花咲かせてほしいところ。
ライアン・マクブルーム(Ryan McBroom)
29歳 右打者 アメリカ出身 ★★
✍️21年3A-Eastのホームラン王。打率.261 32本塁打 88打点 OPS.862。脂が乗り切った貴重な右のパワーヒッターとして期待。MLBでの三振の多さには懸念が残る。今オフ、日韓争奪戦が予想される有力な新外国人候補。11月2日のデイリースポーツによると、日本の球団と契約合意との情報。5日、広島東洋カープが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年総額1億円+出来高付き。
グレッグ・バード(Greg Bird)
28歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
✍️故障さえなければ、メジャーの正一塁手の座をを奪取できる逸材。パワーと選球眼を兼ね備えた強打者で、完全開花が待たれる。MLB通算186試合に出場し、打率.211 32本塁打 OPS.725。21年3Aで112試合に出場し、打率.267 27本塁打 OPS.894。現在、自由契約。
ロナルド・グーズマン(Ronald Guzmán)
26歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★★★
✍️ 18年にMLBで18本塁打を放ったスラッガー。タイプ的にはオリックスのモヤだが、打撃能力は上。一塁の守備力も問題なし。昨年のDWLでは打率.360 5本塁打 OPS.973の大活躍。オフにレンジャーズからFAに。アジア球団がリストアップ・獲得調査との情報もあるが、唯一の懸念事項は故障明けで獲得見送りの可能性も。
マイク・フォード(Mike Ford)
29歳 左打者 アメリカ出身 ★★
ライアン・オハーン(Ryan O'Hearn)
28歳 左打者 アメリカ出身 ★★
✍️伸び悩む左のパワーヒッター。メジャーデビューを果たした18年は44試合で打率.262 12本塁打 OPS.950と順調な出だしだった。しかし、19年以降の3年間で231試合に出場し、打率.205 25本塁打 OPS.638と散々な結果。21年3Aではたった19試合の出場で12本塁打を放つなど大暴れ。メジャー40人枠の生き残りをかけ、ライトでも出場し起用の幅を広げる。
ジェイク・バウアーズ(Jake Bauers)
25歳 左打者 アメリカ出身 ★★
テイラー・ジョーンズ(Taylor Jones)
27歳 右打者 アメリカ出身 ★★★
✍️ 201㎝/104kgの超大型スラッガー。今季3Aで48試合に出場し、打率.331 10本塁打 出塁率.425 OPS1.009と素晴らしい成績を残した。現在、アストロズに所属している。サンスポによると、西武が同選手の獲得に乗り出しているとの情報。しかし、現地アストロズ記者が「ジョーンズは西武に入団しない」とこの報道を一部否定。他の米記事によると、テイラー・ジョーンズか定かではないが、アストロズの40人枠内の選手がアジア球団と合意寸前だったとの情報。
ジョン・ノゴースキー(John Nogowski)
28歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️アプローチに優れた一塁手。三振と四球数がほぼ毎年同等だが、本塁打が少ないのが難点。21年は3Aで64試合に出場し、打率.211 6本塁打 OPS.661と打撃低迷。現在、ブレーブス傘下に所属。
マット・サイス(Matt Thaiss)
26歳 左打者 アメリカ出身 ★
アデルリン・ロドリゲス(Aderlin Rodriguez)
30歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️昨年オリックスに在籍していたが、打率.218 6本塁打 OPS.642と不発で1年で退団。しかし、今季3Aで打率.290 29本塁打 94打点 OPS.927の成績を残しシーズンMVPを獲得した。韓国の球団などが獲得に乗り出すと予想される元NPB助っ人。22年1月、パドレスとマイナー契約を結んだ。
コリン・モラン(Colin Moran)
29歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
クリスチャン・ウォーカー(Christian Walker)
30歳 右打者 アメリカ出身 ★★★★★
マット・デビッドソン(Matt Davidson)
30歳 右打者 アメリカ出身 ★★
✍️17〜18年にかけてMLBで、20本塁打以上を放った経験もある大砲候補。21年3Aで84試合に出場し、打率.294 28本塁打 OPS.995と安定した成績を残した。サードも守れるが、ファーストか指名打者としての起用が理想。MLB通算52本塁打&OPS.726。2019年10月のデイリースポーツによると、阪神タイガースが同選手をリストアップしていたとの情報。
ヘスス・アギラル(Jesús Aguilar)
31歳 右打者 ベネズエラ出身 ★★★★★
✍️長らく某名門球団が獲得を狙っていると噂がある強打者。2020年6月の東スポによると、19年オフに巨人が新外国人候補の本命としてリストアップしていたという。しかし、ブルワーズからマーリンズに移籍後OPS.794と正一塁手としてまずまずな結果を残している。それもあり、獲得調査は難航・断念中とみられる。
【二塁手】
ハンサー・アルベルト(Hanser Alberto)
28歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★★
✍️内野全般を守るユーティリティ。3年連続メジャーで打率.270以上をマークするなどコンタクト能力は高い。しかし、出塁率が.300程度と選球眼の悪さは致命的。中距離打者とは言えないが、二塁打を多く放ち長打力をカバーする。
ホセ・ペラーザ(José Peraza)
27歳 右打者 ベネズエラ出身 ★★
✍️俊足巧打の二遊間選手。メジャーではパワーレスや選球眼の悪さを露呈し、レギュラーの座を確固たるものに出来なかった。MLB通算618試合に出場し、打率.266 35本塁打 OPS.679。
パット・バライカ(Pat Valaika)
29歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️二遊間を中心に内野全般をこなすユーティリティ。パンチ力はあるものの、打撃が粗くメジャーでは安定した成績を残せていない。MLB通算373試合に出場し、打率.22130本塁打 OPS.642。
ドミンゴ・レイバ(Domingo Leyba)
26歳 両打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️セカンドとサードをメインに守るスイッチヒッター。守備は良くないが、打力で貢献する。3A通算162試合に出場し、打率.304 32本塁打 OPS.883。近年はドミニカウィンターリーグに良く参加している。オフにパドレスとマイナー契約を結んだ。
サンティアゴ・トーレス(Santiago Torres)
26歳 右打者 キューバ出身 ★★
✍️成長著しいキューバ国内のアルトゥーベ。俊足巧打の二塁手で、小柄ながらも平均以上の長打力も兼ね備える。アプローチの良さは、海外でも通用する打撃能力との評判。CNSの20-21年、打率.363 13本塁打 出塁率.466 OPS1.079 18三振 55四球 12盗塁。
【三塁手】
ミゲル・アンドゥハー(Miguel Andújar)
26歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★★★★★
✍️かつて、大谷翔平と新人王争いを演じた強打者。実質メジャー1年目の18年に打率.297 27本塁打 OPS.855と好成績を残して以降、出場機会が激減。打撃不振以上に守備力の低さが深刻で、サードからレフトに転向しつつある。ヤンキースから見切りをつけられるのも時間の問題か。
マイケル・フランコ(Maikel Franco)
29歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★★★★★
✍️ 元フィリーズの有望株。15年からレギュラーとして起用され続けたが、本格開花には至らず。MLB通算打率.246 121本塁打 OPS.720。出塁率の低さと守備が課題だが、打撃能力には期待できる。22年以降も見据えてのピックアップとなる。オフに、ナショナルズとマイナー契約を結んだ。
ヨハン・カマルゴ(Johan Camargo)
27歳 両打者 パナマ出身 ★★★★
✍️マイナーで無双する17年ブレーブスの正三塁手。今季3Aで打率.326 19本塁打 出塁率.401 OPS.958。中距離打者でアプローチに優れており、阪神のマルテのような打撃スタイル。近年MLBでの出場機会が減り、オフには契約提示を見送られる可能性も。オフにブレーブスから自由契約になり、12月にフィリーズと1年140万ドルのメジャー契約を結んだ。
デレク・ディートリック(Derek Dietrich)
32歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
トラビス・ショウ(Travis Shaw)
31歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
ジェイク・ラム(Jake Lamb)
30歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
✍️2017年にメジャーで30本塁打を放ち、オールスターにも選出されたこともあるスラッガー。しかし、その翌年以降故障と打撃不振に悩まされ、20年シーズン途中にダイヤモンドバックスから放出された。退団後、球団を転々とし代打要員に落ち着いてしまった。現在、自由契約。
マット・ダフィー(Matt Duffy)
30歳 右打者 アメリカ出身 ★★
ブランドン・ドルーリー(Brandon Drury)
29歳 右打者 アメリカ出身 ★★
ケルビン・グディエレス(Kelvin Gutiérrez)
27歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
ジャンセン ・ウィティ(Jantzen Witte)
31歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️内野のコーナーを中心に守る、中距離打者。タイプ的には巨人のウィーラー。今季3Aで104試合に出場し、打率.299 19本塁打 OPS.856。メジャー経験は無し。日刊スポーツによると、西武ライオンズが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。12月25日、西武が同選手の獲得を発表した。契約内容は1年4000万円。
リオ・ルイーズ(Rio Ruiz)
27歳 左打者 アメリカ出身 ★
✍️MLB通算315試合に出場し、打率.212 28本塁打 OPS.644。21年オフにロッキーズから自由契約に。12月28日、韓国のLGツインズと1年総額75万ドル+出来高25万ドル付きで契約を結んだ。
ジオ・アーシェラ(Gio Urshela)
30歳 右打者 コロンビア出身 ★★★★
エドウィン ・リオス(Edwin Ríos)
27歳 左打者 プエルトリコ出身 ★
シェルドン・ノイジー(Sheldon Neuse)
27歳 右打者 アメリカ出身 ★
【遊撃手】
フレディ・ガルビス(Freddy Galvis)
32歳 両打者 ベネズエラ出身 ★★★★
✍️メジャー通算109発の遊撃手。21年12月13日にソフトバンクが同選手の獲得を発表した。ジョン・ヘイマン記者によると、契約内容は2年740万ドル+出来高付き。
ホセ・イグレシアス(José Iglesias)
31歳 右打者 キューバ出身(亡命済) ★★
✍️華麗な守備が魅力なショートストップ。しかし、近年は劣化が著しく守備指標も大幅なマイナス状態に。メジャー通算978試合に出場し、打率.277 44本塁打 OPS.700。現在、自由契約に。
イルデマロ・バルガス(Ildemaro Vargas)
30歳 両打者 ベネズエラ出身 ★
エリック・ゴンザレス(Erik Gonzalez)
30歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️内野全般の守備固め専門要員。MLB通算336試合に出場し、打率.245 11本塁打 OPS.621。打撃は期待できなく、レギュラーとして起用するのは厳しい現状。
エディ・アルバレス(Eddy Alvarez)
31歳 両打者 アメリカ出身 ★
✍️2014年冬季五輪(ショートトラック5000メートルリレー)と2020年夏季五輪(野球)の銀メダリスト。3A通算で244試合に出場し、打率.279 24本塁打 出塁率.377 OPS.825。同選手がDeNAベイスターズのInstagramをフォローしているとの情報。オフに、ドジャースとマイナー契約を結んだ。
アリスメンディ・アルカンタラ(Arismendy Alcántara)
30歳 両打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️ショートを中心に内外野を守るスイッチヒッター。今季3Aで71試合に出場し、打率.280 17本塁打 出塁率.337 OPS.923とキャリアハイの成績を残した。三振率の高さが課題で、打撃は期待薄。12月10日に日本ハムファイターズが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年6000万円+出来高付き。
ブレイビック・バレラ(Breyvic Valera)
29歳 両打者 ベネズエラ出身 ★★
✍️コンタクト能力に秀でたユーティリティ巧打者。パワーレスだが、アプローチの良さでカバーする。今季3Aで41試合に出場し、打率.313 3本塁打 出塁率.406 OPS.866。12月1日、TOR記者によると日本や韓国などを含む海外球団と契約へとの情報。また同日、トムベースボールによるとオリックスが同選手の獲得濃厚との情報。17日、オリックスが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年総額1億円。
フランケリー・ヘラルディーノ(Frankelly Geraldino)
16歳 両打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️2021年10月4日、ソフトバンクと育成契約を結んだ。
ホルヘ・マテオ(Jorge Mateo)
26歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
【外野手】
ヤシエル・プイグ(Yasiel Puig)
31歳 右打者 キューバ出身(亡命済) ★★★★★
✍️過去に数々の問題を起こした「問題児」だが、野球の才能は本物。キューバから亡命後、2012年にドジャースと7年総額4200万ドルの大型契約を締結。13年に鮮烈なメジャーデビューを果たし、打率.319 19本塁打 OPS.925の好成績を残した。その後、オールスターに選出されるなどメジャーを代表する外野手の一人に。しかし、新型コロナウイルスへの感染や女性に性的暴行を加えたとして告発されるなどして、MLB球団との契約が見送りに。21年はメキシカンリーグでプレーすることになった。21年オフも、メジャー復帰を希望したがMLB球団からオファーは来ず、半永久追放状態に。12月9日、韓国のキウム・ヒーローズと1年総額1億円で契約を結んだ。
ヤズマニー・トマス(Yasmany Tomás)
30歳 右打者 キューバ出身(亡命済) ★★
✍️ 右の大砲候補。15年に6年6850万ドルの大型契約でARIに入団。16年にはMLBで打率.272 31本塁打 OPS.820と好成績を残したが、守備力の低さもあり自由契約に。今季は3Aで26試合の出場のみ。MLBTRによると、20年オフには複数のNPB球団が同選手にオファー提示したが、拒否したとの情報。その後、ナショナルズとマイナー契約を結んだ経緯がある。
ゲイセル・セペダ(Geisel Cepeda)
23歳 右打者 キューバ出身 ★
✍️ 「日本でプレーすることは大きな夢」とも語ったこともあるキューバ出身の外野手。すでに複数のNPB球団がリストアップしているとの噂も。元巨人のセペダの甥にあたる。走攻守揃った5ツールプレイヤーで、未来のスター候補。10月にキューバから亡命との情報。
ヤディエル・ヘルナンデス(Yadiel Hernández)
34歳 左打者 キューバ出身(亡命済) ★★★★
✍️ パワーと選球眼を兼ね備えた強打の外野手。高打率も期待できる。19年には3Aで126試合に出場し、打率.323 33本塁打 出塁率.406 OPS1.009と圧巻の成績を残した。現在メジャー40人枠内。WSHに手放す意思があれば、NPB球団の争奪戦に。
フランチー・コルデロ(Franchy Cordero)
27歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★★
✍️開花が待たれる未完のドミニカンスラッガー。特にバットの芯に当たった時の飛距離は、一見の価値あり。オフは早々、レッドソックスと再契約(マイナー契約)を結んだ。3Aでは78試合に出場し、打率.300 13本塁打 出塁率.398 OPS.931。
ブライアン・オグレイディ(Brian O'Grady)
29歳 左打者 アメリカ出身 ★★
✍️ センターの新外国人候補では有力な選手。走攻守卒なくこなし、3Aでは19年と21年で打率.280 15本 OPS.900をクリアする安定ぶり。年俸もお手頃価格か。20年オフには、日韓の球団が獲得に乗り出しオファー提示も。11月13日の日刊スポーツによると、西武が同選手の獲得に乗り出しているとの情報。26日、西武が同選手の獲得を発表した。契約内容は1年8000万円。
セス・ブラウン(Seth Brown)
29歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★
✍️マイナーで17年に30本塁打、19年に37本塁打をマークした長距離砲。今年、28歳にして初めて両翼のレギュラー格となると20本塁打 OPS.754の成績を残し最低限の仕事を果たした。このタイプにしては意外にも守備は悪くなく、レギュラーシーズンではセンターもそつなくこなした。
マイク・トークマン(Mike Tauchman)
31歳 左打者 アメリカ出身 ★★★
✍️マイナー随一のピュアヒッター&中距離打者。3A通算打率.306 出塁率.377 OPS.866と素晴らしい成績を残している。MLBでも通算OPS.704とまずまずな結果。センターも守るが両翼向き。今オフも含め今後、日韓争奪戦が予想される有力な新外国人候補。12月10日、韓国のハンファ・イーグルスと1年総額100万ドルで契約を結んだ。韓国の報道によると西武や巨人が同選手の獲得に興味を持っていたとの情報。
スティーブン・スーザJr(Steven Souza Jr.)
32歳 右打者 アメリカ出身 ★★★
ブレント・ルッカー(Brent Rooker)
26歳 右打者 アメリカ出身 ★★★
✍️ツインズ期待の大砲候補。クルーズの移籍で出場機会を確保したが、58試合に出場し打率.201 9本塁打 OPS.688と自慢の打撃で結果を残せなかった。今季3Aでは62試合に出場し、打率.245 20本塁打 OPS.931。ピックアップは時期尚早かもしれないが、何故か巨人の公式インスタグラムをフォローしている。
デレク・フィッシャー(Derek Fisher)
28歳 左打者 アメリカ出身 ★★
✍️パワーとスピードを兼ね備えた元プロスペクト。マイナー時代から5ツールプレイヤーとして期待されたが、全ツール決め手にかけ4番手外野手止まりに。特にMLB通算打率.195・三振率35.4%とコンタクト面で苦労していて、要改善。3A通算成績は打率.283 51本塁打 OPS.874。
ノマー・マザーラ(Nomar Mazara)
26歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★★★
✍️元レンジャーズの正右翼手。20年以降は極度の不振に陥っていて、OPS.600にも届いていない。今オフは、危機感の現れか14年以来のドミニカウィンターリーグに参加。メジャー通算629試合に出場し、打率.255 83本塁打 出塁率.315 OPS.733。オフにパドレスとマイナー契約を締結。
グレゴリー・ポランコ(Gregory Polanco)
30歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★★★★★✍️メジャー通算96本塁打のスラッガー。元PITの有望株だが、完全開花には至らず。今季MLBで107試合に出場し、打率.208 11本塁打 OPS.637。20年から続く打撃不振は不安材料に。同選手が読売ジャイアンツのInstagramをフォローしたとの情報。現地報道によると、巨人が契約合意間近との情報。22年1月5日、読売ジャイアンツが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年2億5000万円。
ギジェルモ・エレディア(Guillermo Heredia)
30歳 右打者 キューバ出身(亡命済)★★
✍️典型的なメジャー4番手外野手。打撃・守備・走塁のどれか一つが優れているわけではないが、どれもそつなくこなすためMLB球団から重宝されている。21年はブレーブスの外野陣を支えた。MLB通算打率.235 24本塁打 OPS.661。
ホセ・マルティネス(José Martínez)
33歳 右打者 ベネズエラ出身 ★★★
ホルヘ・ボニファシオ(Jorge Bonifacio)
28歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️ パワーが魅力の右のスラッガー候補。17年にはMLBで打率.255 17本塁打 OPS.752と結果を残した。ただ、禁止薬物使用が発覚して以降、出場機会が減少。今季2Aと3Aで打率.256 17本塁打 OPS.866。DWLには毎年参加していて、中日物件か。
トラビス・デメリット(Travis Demeritte)
27歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️パンチ力が魅力なパワーヒッター。19年・21年に3Aで打率.280 20本塁打 OPS.900をクリアし、持ち前の打棒を発揮した。課題は三振率(21年3A-29.3%)。18年に内野手から外野手に転向し、現在は主にライトを守る。
フィリップ・アービン(Phillip Ervin)
29歳 右打者 アメリカ出身 ★
エイブラハム・アルモンテ(Abraham Almonte)
32歳 両打者 ドミニカ共和国 ★
カアイ・トム(Ka'ai Tom)
27歳 左打者 アメリカ出身 ★
クリスチャン・スチュワート(Christin Stewart)
27歳 左打者 アメリカ出身 ★★
スコット・シェブラー(Scott Schebler)
31歳 左打者 アメリカ出身 ★
アレックス・ゲレーロ(Álex Guerrero)
34歳 右打者 キューバ出身(亡命済)★★★
✍️元中日、巨人のNPB助っ人。来日1年目の2017年に35本塁打を放ち、ホームラン王に輝いたキューバ出身のスラッガー。19年オフに巨人退団後は、情報がなく行方知らずだった。21年に台湾の富邦ガーディアンズが新外国人候補としてゲレーロをリストアップしたが、新型コロナウイルスの影響もあり契約交渉は流れたという。
コリー・ディッカーソン(Corey Dickerson)
32歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★★
✍️パワフルなスイングが魅力の強打者。MLB通算打率.283 128本塁打 OPS.815と素晴らしい成績を残している。近年は長打率がダウンし、MLBの左翼レギュラーとしては寂しい数字。GG賞歴もある守備は問題なし。年俸や契約次第では来日の可能性も。オフにブルージェイズから自由契約に。
アンソニー・サンタンダー(Anthony Santander)
27歳 左打者 ベネズエラ出身 ★★★★
✍️16年オフにルール5ドラフトでインディアンスからオリオールズに移籍。低迷期のオリオールズで、19年からレギュラーを確保しチャンスをものにした。両翼の選手としては打撃能力が物足りなく、選球眼を磨きたいところ。今季MLBで110試合に出場し、打率.241 18本塁打 OPS.720。
ダニー・サンタナ(Danny Santana)
31歳 両打者 ドミニカ共和国出身 ★★
✍️19年にMLBで、打率.283 28本塁打 OPS.857をマークしたユーティリティスイッチヒッター。近年は外野手としての出場が多いが、ショートを中心に内野全てを守れる。ただ、打撃は粗く確実性に欠け、年によって成績の波が激しい。オフのドミニカウィンターリーグには良く参加する。現在、自由契約。
ヘンリー・ウルティア(Henry Urrutia)
34歳 左打者 キューバ出身(亡命済) ★
✍️近年、メキシカンリーグと中南米のウィンターリーグで驚異的な打撃成績を残し続けている巧打者。18年は打率.333 16本塁打 OPS.925、19年は打率.352 42本塁打 OPS1.027、21年は打率.340 16本塁打 OPS929と敵なし状態。2019年オフには、ソフトバンクが同選手を獲得との誤報があった。年俸は安価で済むとみられる。年齢的にもアジアで最後のチャンスとなりそうだ。
ハロルド・ラミレス(Harold Ramírez)
27歳 右打者 コロンビア出身 ★★★
✍️一部でブレイク候補にも挙げられる中距離打者。外野手版ホセ・オスーナ(現ヤクルト)。今季MLBで99試合に出場し、打率.268 7本塁打 OPS.703。センターも守れるが、適正はレフトかライト。オフに金銭トレードでインディアンスからカブスに移籍した。
アダム・ウォーカー(Adam Walker)
30歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️米独立リーグで2年連続MVPに輝いたスラッガー。今季100試合に出場し、打率.320 33本塁打 出塁率.369 OPS1.004と素晴らしい成績を残した。打撃が粗く、空振りの多さには欠点あり。2021年12月6日のスポーツ報知によると、巨人が同選手の獲得に動いているとの情報。15日、読売ジャイアンツが同選手の獲得を発表した。契約内容は1年30万ドル。
ソクラテス・ブリトー(Socrates Brito)
29歳 左打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️走攻守揃った外野手。ただ、マイナーでも目立った打撃成績を残していない点は懸念材料。今季3Aで107試合に出場し、打率.251 9本塁打 出塁率.315 OPS.691。12月1日のサンスポによると、中日ドラゴンズが同選手の獲得に乗り出しているとの情報。18日のドミニカ共和国記事によると、同選手が韓国の球団に入団へとの情報。27日、韓国の起亜タイガースと1年総額60万ドル+出来高30万ドル付きで契約を結んだ。
アレックス・ディッカーソン(Alex Dickerson)
31歳 左打者 アメリカ出身 ★★★★
✍️高打率が期待できる巧打の外野手。メジャー通算5年で326試合に出場し、打率.260 39本塁打 出塁率.330 OPS.799と好成績を残している。守備は平均以下。11月末にメジャー40人枠外になり、自由契約となった。本格的に来日候補になるのは、22年オフ以降か。
マルコ・シモン(Marco Simon)
17歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★
✍️2021年11月12日、ソフトバンクと育成契約を結んだ。
DJ・ピーターズ(DJ Peters)
26歳 右打者 アメリカ出身 ★
✍️荒々しい打撃スタイルが持ち味のパワーヒッター。21年MLBで70試合に出場し、打率.197 13本塁打 OPS.663 三振率34.1%、四球率5%。12月9日、韓国のロッテ・ジャイアンツと1年60万ドルで契約を結んだ。
ヘンリー・ラモス(Henry Ramos)
29歳 両打者 プエルトリコ出身 ★
✍️21年3Aで75試合に出場し、打率.371 12本塁打 OPS1.021と圧巻の成績を残した。12月1日、韓国のKTウィズと1年75万ドル+出来高25万ドル付きで契約を結んだ。
DJ・スチュワート(DJ Stewart)
28歳 左打者 アメリカ出身 ★★
ジョーダン・ルプロー(Jordan Luplow)
28歳 右打者 アメリカ出身 ★★★★
✍️両翼を守れ、平均以上の打力を期待できる貴重な右打者。新外国人の外野手候補に左打者が多く、近い将来NPB球団による争奪戦が勃発する可能性もある。典型的なスラッガータイプではないが、巧打・長打・選球眼のバランスが整った打者という点も高評価。MLB通算打率.225 34本塁打 OPS.780。
ビリー・マッキニー(Billy McKinney)
27歳 左打者 アメリカ出身 ★★
【指名打者】
ヤーミン・メルセデス(Yermín Mercedes)
28歳 右打者 ドミニカ共和国出身 ★★★★★
✍️“話題に尽きない男”だが、打撃センスは本物。秀でたコンタクト能力と平均以上のパワーを兼ね備える。21年MLBで打率.271 7本塁打 OPS.732。今年の8月にはインスタのストーリーに日本の国旗を投稿した。今後も動向に目が離せない。
クリス・デービス(Khris Davis)
33歳 右打者 アメリカ出身 ★★★★★
✍️18年のア・リーグ本塁打王(48本)で、MLB通算221本の真の長距離砲。19年以降極度の不振に陥り、戦力外も経験。3Aでは17試合で10本塁打を放つなど、長打力は健在。獲得の際はポジションがネックとなる。
ヨエニス・セスペデス(Yoenis Céspedes)
35歳 右打者 キューバ出身(亡命済) ★★★★
【大穴】
トレバー・バウアー(Trevor Bauer)
30歳 右投手 アメリカ出身 ★★★★★
✍️2020年のサイ・ヤング賞右腕。そのオフ、FAとなりドジャースと3年総額1億200万ドルの大型契約を結んだ。これまで数々の奇行で話題を呼んだが、21年5月に発覚した女性への暴行疑惑で7月から制限リスト入りとなった。MLBへの復帰時期は不明。20年オフには「日本の球団からのオファーも検討する」とNPBでのプレーの可能性について言及したこともある。
※今後も随時更新予定です。