2020年 03月 21日

WOWOWでMJのThis is itを観ての感想。

MJと一緒に仕事をするというエンターテインメント業界で働く人にとって最高の体験をしてしまった人たちのその後の人生に思いを馳せました。夢をつかんでしまうこと、到達してしまうことは、幸せなことなのかは、それぞれの個人の考え方次第だとは思うけど、そんな経験をした人は、そうでない人たちが見たことのない景色を見てしまったことで、普通の世界に戻って普通の仕事をしたときにどんな風に感じるのだるかとか、「あの人はMJと仕事をした人なんだ」と思われて、「ああ、あの人はきっと今、こうじゃないって思っているに違いない」と勝手に思われたり、全然違う理由で不機嫌になったりしたときに周りの人から「MJと比べないでもらいたいものだ」と思われてしまったり。

そんなことを考えているときにふと思った。
私が大企業で働いていたことについて、もしかしたらそれに似たような感じで思われているのかもしれない。
馬鹿にされているに違いないと決めつけられ、馬鹿にされる前に馬鹿にしてやろうと、心に誓ったのかもしれない。

もう一つ最近思ったこと。

保育士が搾取されてる問題について。
保育士が搾取されている大きな原因の一つが給与以外の価値が大きいと思わされてること。
事務員は比較的等価交換になっているような気がする。給与以外に得ているものが大きいから給与が少なくても仕方がないと、保育士自身が思い込まされている。

もしくは、好きなことを仕事にした人、にも同じことが言えるのかもしれない。

いずれにせよ、搾取して当然だと思っている経営者に共感はできない。能力も努力もなく他人を搾取して当然だと思う人がその報いを受ける世の中だったらいいなと思う。

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