小笠原記念館について④
7.空間について
さてさてさて、僕が小笠原記念館に訪れて以降ずっっっと考えていたこと
「このエモい空間はどこからきたのか」
について書いていきます。
小笠原記念館訪問
僕は日本二十六聖人記念館を訪れて以降、今井建築を求めて色んなところに向かいました。
小笠原記念館を訪れたのは昨年の8月。
今井ファン失格ですが、
正直に言うと「せっかく唐津来てるし、期待値低いけど寄ってくか〜」程度の気持ちでした。
書籍による情報が全く無いことに加え、SNSやブログに取り上げている人ははごく僅か。
勝手に今井建築っぽくない、今井氏にとっても思い入れの少ない作品なのかなと思ってしまった訳です。
いざ訪れてみると、それはもう大感動。
「なんなんやエモい空間は!!!」
意味がわかんなくて一旦思考停止。
あれです、そうです、そうなんです。
室内に入った時の感覚が今井建築なんです。
空間がグワーーっと訴えかけてくる感覚が今井建築そのものなんです。
「今井兼次ぽくない」と思っていた建築が
入った途端に「これは今井兼次だーーー!」
ってなるんです。
おそらく他の作品と共通する"何か"がこの作品にあるのだろうけど、それがわからない。
この疑問をなんやかんやで長らく引きずります。
空間に関する仮設
年末、自分へのプレゼントで何冊か今井氏に関する本を購入しました。
そして『作家論I-私の建築遍歴』のなかでこの写真を見つけた瞬間!ピンときてしまった!
北欧だーーーーー!!!!
この作品の影響かどうかはわからないけど!
小笠原記念館の静けさと居心地の良さは北欧!!
たぶん!!!そんな気がする!!!
この空間には、今井兼次が愛した北欧がルーツとしてあるのではと思います!知らんけど!
実際、北欧文化の影響を大きく受けておりますから!
そう考えると、僕が最初に感じた疑問にも納得がいきます。
そしてなにより、小笠原記念館が今井建築の中で異質の作品ではなく、歴とした今井兼次らしさが詰まった超最高名建築と言えるわけです。
んーーーーーわからんけど!
まだ言葉にはできないけど、そう考えると色々と合点がいくんです。僕の中で!
終わり
一旦これで終わります。
半日で書き殴った文章なので、まとまってないし
見てられない文章で申し訳ないです。
後々、時間を見つけ次第編集していきます。
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