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絵本レビュー 「おしいれのぼうけん」

作:古田足日
:田畑精一
出版社:童心社
発行日: 1974年11月1日

あらすじ

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。


「おしいれのぼうけん」について思うこと

僕は保育園の頃に先生に読んでもらってから記憶に残り続け、一番最初にこの本を書こうと思いました。小さい頃は木の模様が顔に見えたり、動いたように見えたりしますが、「おしいれのぼうけん」も木の模様から冒険が始まります。子供が読むと、とても想像力が掻き立てられ、わくわくする内容です。とても面白い内容なので紹介させていただきます。

「おしいれのぼうけん」をよんだ感想
(ネタバレ注意)

「おしいれのぼうけん」はページがすごく多い本です。ですがその分、内容が凄く詰まっていて大満足できる作品となっています。

先生に怒られて押し入れに入れられたあきらとさとしが、押し入れの中で大冒険するお話です。挫けそうになっても、二人で協力しながら手を繋いでお互い助け合う姿はとても頼もしいです。今読んでも凄く面白いです。是非みなさんも読んでみてください。

古田足日

 父は国文学者の古田拡、東京大学教授を務めた国文学者・古田東朔は兄。早稲田大学第一文学部露文科在学中、早大童話会にて鳥越信らと『少年文学宣言』を草案・発表。その後中退。 児童文学の評論、創作など多様な活動を続けた。

1960年(昭和35年)『現代児童文学論』第9回日本児童文学者協会新人賞。1967年(昭和42年)『宿題ひきうけ株式会社』第7回日本児童文学者協会賞。

田畑 精一

(たばた せいいち、1931年3月30日- 2020年6月7日 )は、日本の絵本作家、挿絵画家。作家の文に挿絵をつけるほか、共作や自作の絵本もある。日本児童出版美術家連盟会員。

「おしいれのぼうけん」

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