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千舌古着礼賛リスペクト新中野物語⑫ #せんべろ古着

タイトルの千舌古着礼賛は、陰翳礼賛(谷崎潤一郎)を引用させていただいている。薄暗い、弱い光りの中の美的感覚、手沢の美学が、せんべろ古着にリンクすると思いついたからだ。

せんべろ古着は、しばしば、ちょっとした汚れや傷がある。薄暗いところで着ていれば、目立つことが無く都合が良い。

せんべろ古着は、しばしば、前オーナーが着倒し、 生地はクタクタになっていて、愛着が残っている。丁寧にメンテナンスされながら着られた服は、磨きがかかっていて、鈍く光り輝いている。つまり手沢がある。

New nakano story を新中野物語と漢字表記したのは、リスペクトをどうしても入れたくて、【漢字+カタカナ+漢字】の並びを体裁が良いと思ったからである。

【千舌古着礼賛リスペクト新中野物語】の記事を書き始めたのは、せんべろ古着フロンティアの方々にリスペクトの気持ちを伝えたかったからである。DMするのはイージー過ぎると思い、わざと遠回りしてnoteを利用してみたが、予想外に早く気づかれてしまい、目標は達成してしまった。   

せんべろ古着という概念を初めて知ったときは、これからあっという間に、流行ってしまうのではと焦りを感じたが、今のところ、そうでもなさそうでちょっと安心している。しばらくは、せんべろ古着カルチャーを少しでも耕すため、フロンティアの方々と交流するため、記事を書き続けたいと思うしだいです。さらに、いつかこのカルチャーが成長を遂げて、世界のアイトミナガにせんべろコーデを披露してもらうという野望も持ったしだいであります。

木下編集長期のポパイ

たまに、過去のファッション雑誌を買って楽しんでいる。木下編集長の時のポパイは、どれもクオリティが高く、面白い。ちょっとでも、この雑誌ポパイのような編集能力を身につけたい。

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