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千舌古着礼賛リスペクト新中野物語60 #せんべろ古着

大工の見習いをしていた頃、親方が 檜は『腐っても鯛』で、腐食した古材でも削れば使い道はいくらでもあると教えてくれて、良質な木造住宅の解体の際に取って保管していた古材である檜の造作部材から、新しい表札を作っていたことをふと思い出した。

最近、1400円でカシミヤ100%のニットを購入した。2カ所ほど穴が空いてタグは取れかかっているが、適当に繕って穴をふさぎ、洗濯した。
多少ボロくても、やはりカシミヤはカシミヤで生地の上質さ、着たときの醸し出すオーラは隠せない。

去年買ったパオロモンドのカシミヤニット 1780円
今年買ったダックスのカシミヤニット 1400円

せんべろ古着のカシミヤニットは、気兼ね無く着れて秋冬の上質な日常着として適している。
『腐っても鯛』は、せんべろ古着を語る上で重要なキーワードだ。

ちぃーぷえでぃたー:きのしたのとまと

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