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コンパクトなパソコン台をつくる。やはり構造用合板が好き。

○24mmの構造用合板の切れ端を持っていた
○私のパソコンスペースを息子に譲った
○三連休で時間があり何か作りたいと思った

そんな条件が整い、小さな座卓のようなパソコン台をつくってみた。会社のノートパソコンを置いて家の空いているスペースでどこでも気楽に作業ができるようにするのがコンセプトで、最小限の大きさでなおかつ使いやすいことを目指した。

完成したパソコン台にノートパソコンを置いてみる
サイズはW465×D335×H245
あぐらをかいて作業する

自分の持っているテーマとして、『いかにコンパクトに暮らすか』がある。昔から大きなものよりコンパクトにまとまっているプロダクトが好きだし、立体最小限住宅、二畳の茶室、ミニマムな暮らしなどは自分の身の丈に適合しているとずっと思っている。

今回のようなちょっとした創作作業を繰り返しながら、生活やデザインの考えなどを改めていきたいと思った。

脚部は床に向かってテーパード
座彫りしてネジの頭は引っ込める
面取りは忘れずにやる
中棚は構造補強を兼ねる
こんな当たり前のデザインのことを手を練りながら確かめていく作業だった。

やはり構造用合板が好きである。本来、下地材として経済的合理的作られているので、節はあるし表面はざらざらしていて、荒いつくりのようであるが、1枚1枚表情は異なっていて、断面は繊維方向を直行させていることで見た目にリズムも生んでいて面白い。やすりで表面を磨き、オイルを少し染み込ませば質感がグンと良くなる。手入れをする楽しさも含んでいる。


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