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楽器の最高到達点を知ろう!

いつも練習お疲れ様です。
皆さんが演奏している楽器について、

  • どこまで高い音・低い音が出るか

  • どこまで早いパッセージが吹けるか

  • どこまで音量が出るか

  • どんなきれいな音が出るか

  • どんな特殊な奏法があるか

などなど、知っていますか?

学生時代に出会った演奏

私は中学の吹奏楽部でトロンボーンを始めました。
当時は、ハイB♭が何とか出るかな程度で、部活で配られた吹奏楽曲を必死に練習している少年でした。
吹奏楽曲のトロンボーンの役割は、主にハーモニーを作ったりやfの力強い部分、そしてマーチの裏打ち(笑)なので、特段速いパッセージが出てきたり、超ハイトーンが出てくることはほとんどありませんでした。

あるとき、CDショップで「クリスティアン・リンドバーグ」という方のトロンボーンソロCDを購入したのですが、トロンボーンで「熊蜂の飛行」や「チャルダッシュ」を軽々と演奏していることにとても衝撃を受けました。

スライドを動かして演奏するトロンボーンなのに、ピストン楽器のような早いパッセージで、また無限にハイトーンを吹き続けており、同じ楽器とは思えない異次元の演奏でした。

※クリスティアン・リンドバーグという方は、実はトロンボーン界のレジェンド中のレジェンドなのですが、当時はよくわからず・・・。

このとき、トロンボーンって実はどんな難しい曲でも演奏できることを知り、また、自分は楽器の持つポテンシャルを少ししか発揮できていないことを痛感したのでした。。

楽器の最高到達点を知ろう!

楽器に限界(上限)はないと思いますが、少なくとも、世界のトッププロの演奏は、現在のその楽器の最高到達点だと思います。

まずは、各楽器の最高到達点を知るために、たくさんのプロの演奏を聴いてみてください!

今は、YoutubeやSNSで、海外のプロの演奏が無料で聴ける素晴らしい時代です。
たくさんのプロの演奏を聴くことで、自分の練習している楽器がここまで演奏できるんだということをまずは知ることが大切です。
また、その演奏と自分の演奏を比較して、自分の現在地を知ることも大事です。
プロの演奏と自分のどこが違うのかを具体的に洗い出してみると、自分の現在の実力を見える化できると思います。

また、複数のプロの演奏を聴き比べしてみることで上達が進みます。違いを聴き分けできるような耳のトレーニングにもなります。
さらに、自分の演奏の好みを具体化でき、自分の目指す演奏が見えてくると思います。

自分の楽器の最高到達点を知り、ぜひ自分の理想となる音色や演奏を見つけてみてください!

#吹奏楽 #トロンボーン #金管楽器 #楽器上達 #trombone #brass

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