非デザイナーが学んだ商業施設のロゴデザインに重要な3つの要素

企業・商品・店舗のロゴをデザインすることは難しいプロセスです。正解のないデザインという範囲においてデザイン初心者のわたしはどのように「これだ」と決定すればいいのか。誰でもできそうに見えて奥深すぎる。わくわくする半面、私なんかが担当させてもらってもいいのか??と不安が募る日々を過ごしていました。

しかし、不安なだけじゃ何もはじまらない!ということで、話を聞いたり勉強したり、そしてとにかく一生懸命取り組むことで、ポイントが見えてきました。

ロゴデザインを考えるのはデザイナーさんですが、プロデューサーの立場として、根本的な考え方を知っておくのはとっても大切。

今回は、デザイナーでない私が、経験を通して、ロゴデザインを開発する際に重要だ、と感じたポイントをご紹介していきます!

ロゴデザイン開発における重要なポイント

①意味を持たせる
施設名を考える際にも取り入れましたが、開発するロゴデザインにも意味を持たせることはとても重要です。そのためには、施設の特徴や意味を理解することが必要。数あるサービスを提供する商業施設で、なにを一番伝えたいのか。メンバー間で話し合い、方向性を定めていく作業こそが最も大変な作業でした。ちなみになのですが日本郵便が手掛ける東京丸の内にある商業施設のKITTEは、「切手のように、人に想いを届ける役目を担いたい」というコンセプト。デザイン自体もコーポレートカラーである赤をポストに見立てているように見えます

②シンプルさ(使いやすさ)
どんなにかっこいいロゴでも複雑すぎるデザインやたくさんの色を使っているロゴは今回は使わないことにしました。これらのロゴは、もちろん使い方によっては活きるものだと思うのですが、今回の施設に関しては「使いまわしがなるべく簡単にできる」「制作物におとした時のコスト」を考慮する必要がありました。例えばラッピングバスで施設の宣伝を行おうとすると、ロゴの複雑性によってお値段がずいぶんかわってきます。宣伝費を大きくかけれない施設にとって、死活問題。笑 ということで、今回のケースでは特にシンプルであり、かつわかりやすい(そして差別化できるものwと欲張り)かを様々な視点で検証することにしました。

③ブランディングできるか
ブランディングに成功している企業・商品は、ファンをつくることができます。ブランドに共感してもらうことで、不当な価格戦争に巻き込まれたりしなくて済みます。ロゴというのは、ブランディングをおこなううえで大切な要素のひとつ。特に、今回は作成したロゴを、看板、サインだけでなくユニフォームやグッズにも展開したいと考えています。このように、ブランドを表現する大きな役割を担うロゴデザインとはとても大切なのです。

ロゴデザインの方向性が決めることがまずは大切!

施設のコンセプト、最も伝えたいメッセージ(何で満足させるのか、キャッチフレーズのようなもの、他店との差別化)が固まれば、具体的にロゴのテイストや方向性を定めていきます。

おしゃれさ、親しみやすさ、力強さ、高級感、手軽さ、可愛さ、男性的、女性的、和風、洋風等どういったテイストで作成していくのかをデザイナーさんと考えていきます。(仕事内容によってここらへんの連携は変わってくると思います)

そういった意味では、ロゴデザインを行ってくれる大切なパートナーは、デザインだけでなく、コンセプトや施設が提供する価値の部分からしっかりとヒアリングして下さる方を選ぶべきだと思います。コミュニケーションの取りやすさも仕事をすすめるうえでとても大切な要素です。

難しさもあるロゴデザインのお仕事ですが、完成した時の喜びはひとしお。。。この記事が少しでもだれかの役に立てることを願っています(^^)

おまけ

非デザイナーでも無料で作れるロゴデザインサービスがあるそう!!(すごい時代)

Cool Text:フリーの画像ジェネレーターで、大変なデザイン作業なしにwebページなどに素敵なロゴを作成することができます。画像かを選びフォームを記入するだけで、独自の画像がリアルタイムに生成されます。 

DesignEvo:フリーのロゴメーカで、7000以上モノテンプレートの中から、オリジナルロゴを作成することができます。

LOGASTER:一部無料のロゴ作成ができるサービス。有料版を使用すると、低価格で結構本格的なロゴを作ることもできます。




























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