情けはひとと自分の幸せのために
こんばんは
昨日おとといと「今日の一章」が投稿できず、すみません。。
他のことで忙しくしていて本が読めませんでした。(_ _)
そこで!その代わりといってはなんですが、
今回丁度本の大きなまとまりを一つ読み終えたので、
今日は、前回、前々回の分に加えて、
これまでに読んだ18章のまとめを書きたいと思います。
ということで、本日は「今日の一章」特集編!!
(結構長くなると思います。タイトルの内容については最後に目立つように囲って書くので、これまでの振り返りがいらない方は飛ばしてください)
この「今日の一章」というコーナーは、筆者が毎日一章ずつ本を読み進め、
その日読んだ内容についての感想と個人的な解釈を紹介するコーナーです。
そして、現在読み進めている(このコーナー1冊目の)本が、
創元社出版 D・カーネギー著「道は開ける」です。
この本は、私たちが生きていく上でぶつかるであろう困難や悩みを、
どのようにして乗り越えていくべきかが書かれた本です。
今回はこの本の第4部「平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法」を読み終えた回なので、これまでの内容を少し振り返りながら、全体的に解釈や印象深い内容を紹介します。
(このコーナー開始前に読んでいたため、未公開だった1部2部3部の内容も含めて書きます。)
目次(印象的なキーワード)
「悩むことと考えることは違う」
「悩みは把握したとき半分解決している」
「悩む価値のあるもの?」
「他人から幸せを受け取れる自分勝手」
(情けはひとと自分の幸せのために)
「悩むことと考えることは違う!」
結論から言うと、悩みとは、
今考えたって考えようのないものに答えを見つけようしてる状態です。
例えば、「昨日~やってしまった」や、「明日~になってしまったらどうしよう」といった、過去や未来のことについて考えたって答えはでません。
しかし、自分が嫌だと想定している状態を回避するために考えて、行動することはできます。
例えば、「昨日迷惑かけたから嫌われるかもしれない」と思うのであれば、
先に謝罪の意を示すためにメールを送ることであったり、
「明日のプレゼン誰も話を聞いてくれないかもしれない」と思うのなら、
それまでにプレゼンの練習や、内容を工夫することはできるでしょう。
このように、「悩んでいる」ことと「考えている」ことは同義ではなくて、
解決したい困難があるなら、現実逃避や言い訳作りのために考えているふりをするのではなく、最悪の事態を想定して行動したほうが有意義だということです。
「悩みは把握したとき半分解決している」
先ほど述べたように、悩みとは問題について考えているようで、
何も考えられていない状態です。
なので、正しく考えられるようになれば何をするべきかが鮮明になり、
悩みは解決するのですが、悩んでいる時に正しい思考に変えるには少しコツが必要です。
ここで、悩みに至る経緯について考えてみると、
何か問題が起き、そのショックで思考が混乱した結果、
なにかヤバい状態なのは分かるけど、どうすればいいか分からない状態、
つまり、悩みに陥るというのが、おおよその流れです。
ここから分かるように、悩みの一番の要因は「混乱」していることです。
つまり、事態を正しく把握できれば、キーワード通り、悩みは半分解決します。
しかし、混乱状態では、感情が高ぶっていて、何をみても悪いイメージをしてしまいがちです。これでは、余計に混乱してしまいます。
なので、自分の主観を疑いながら冷静に事態を把握する意識を持つことがとても大事になります。
ここまでくれば、何に悩んでいるのかが把握でき、その対処として自分にできることを考え実行するだけです。
ちなみに、あまり悩まない人は忙しい日々を送っていると言われることがあります。これは、忙しいから悩みの種がないのではなく、あっても日常的にこのように解決しているので、実行しないといけないことが多く、結果的に忙しいのではないかと思います。(鶏が先か、卵が先か理論)
「悩む価値のあるもの?」
これまで、悩みの解決をテーマに書いてきましたが、
このパートでは、「悩みの絶対数を減らす」という視点で書きます。
先述の通り、悩みの解決には客観性と冷静を持ち合わせることが大切ですが、日頃から「これは悩む価値のある問題なのか?」というある程度の俯瞰性を持つことが大切だと思います。
なぜなら、解決しようもないものや、苦労に見合わないものについて
考えても幸せにならないからです。
例えば、
すっごく些細なこと、起こりそうもないこと、避けられないこと、
過ぎたことです。
当然、これらの悩みを解決したとしても、たいした成果はありません。
(後ろ三つに関しては、そもそも解決できませんし)
それならば、その事実を受け入れ、それを踏まえてなにが出来るかを考えた方がよほど質の高い時間を送れると思いませんか。
「他人から幸せを受け取れる自分勝手」
(情けはひとと自分の幸せのために)
ここで、「悩みのない幸せなひと」ってどんな人なのかについて考えたいと思います。
その答えが、「他人から幸せを受け取れる自分勝手なひと」だとこの本を読んで、私は思いました。
まず「自分勝手」とは、一般的な他人に迷惑をかける自分勝手ではなく、「自分が主人公の物語をいかに幸せな物語にするか」を基準として、
生きているひとのことです。
その特徴は、一言で言うと「なんでもプラスに変えてしまう」ということです。
例えば、
他人に批判や侮辱をされたとしても、その人はそれを自分への参考意見にして、自分を磨くために利用する。
他人との差を認識したって、自分が持っているものに感謝して、自分なりにできることをしようとする。
何かピンチが訪れたって、着実に乗り越え経験にしてしまう。
このように、何に対しても事実を受け止め、「自分なりに」「自分のために」何ができるだろうと考える、ある意味で自分勝手な人は、自分の目標に向かって常に純粋で、悩みを抱えたとしても、その悩みを糧にさらに成長できる人だろう。
そして、「他人から幸せを受け取れる」とは、次のパートで詳しく説明しますが、他人を幸せにすることで幸せを享受するということです。
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情けはひとと自分の幸せのために
(お待たせしました。ここからタイトルの内容です)
よく「人のためなら頑張れる」という言葉を聞きます。
これは、他者のために自己犠牲することが本当に幸せだからではなく、
他者のためにすることで自分も幸せだから頑張れるのだと思います。
例えば、ねぎらいの言葉や、感謝の気持ちをもらって幸せを感じたことはあると思う。しかし、それと同時に、感謝を伝えた側もその喜んだ顔を見て幸せを感じているのです。
そして、このように人を喜ばせることが出来る人の周りでは、幸せが循環し、する・されるが入れ替わりながら幸せな時が流れているです。
これが、この本で説明される他者に与える幸せの正体です。
もちろん、自分が自分に与える幸せも存在しますが、
それにはリミットがあります。
もしもお金を毎日10億円貰ったとすれば、何をしますか?
始めは、食事、買い物、旅行などやりたかったことをし尽くすと思いますが、やりたいことはいずれつきます。
そして、そのあとは、このお金を使って社会のために(他者のために)何かしようという発想になるはずです。
これは、自分の欲求に限りはあるけれど、他者のために何かする喜びには制限がないことを表わしているのではないかと思います。
「情けはひとと自分の幸せのために」
結論、
他者を幸せにすることで結果、自分も幸せになることを自覚し、
その幸せを目指してある意味で自分勝手に生きることが、悩みのない生き方なのではないでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。(≧▽≦)
このコーナーは筆者が日々練習しているペン字の出来映えを勝手に披露する自己満足コーナーです!
今日はスマイル!!