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前向きな毎日を作る手帳術:手帳カスタマイズのすすめ

みなさんは手帳や日記などを使っていますか?
どんな内容を書いていますか?

私はもともと、あまり手帳を活用できていませんでした。
昨年末から、色々模索しているところです。

ある程度お気に入りの手帳のスタイルに落ち着いてきたので、まとめてみようと思います。
みなさんの手帳でも「これ書いているけどいい感じ!」みたいなことがあったら、ぜひ聞かせてください!

手帳を見直したきっかけ

もともとあまり手帳などは活用しきれていない実感があって、日記なども長続きしませんでした。
スケジュール管理は、スマホで最低限やっているくらい。
それで予定は把握できているし、そこまで必要性を感じていなかった頃は特に気にしていなくて、
「私には日記が向いていないんだろうな~」くらいに思っていました。

そんな中で、以下の動画に出会いました。
エマ・ワトソンがバッグの中身を紹介するという動画なのですが、

エマ・ワトソンは毎日手帳に
・楽しかったこと・嬉しかったこと3つ
・親切になれたこと・親切にしてもらったこと3つ
・うまくいったこと・満足できたこと3つ
を書いているのだそうです。

これ、私もやってみよう!と思ったのが、手帳を見直そうと思った最初のきっかけ。
エマ・ワトソンのような世界的に影響力のある人でも、毎日の小さな、身近な出来事を大切にしているんだというのがすごく印象的でした。
それで、これを真似し始めてから、「毎日のことを記録する」というのが楽しくなっていきました。

それでそこから、「こんなことも書きたいかも?」というのが出てきたりして、少しずつ手帳をカスタマイズしてきました。
手帳や日記はずっと書いていなかったのですが、以前からなんというか、知識とか学びとか感じたこととか、そういうことが流れていってしまっている感覚がありました。
引越しをして環境が変わったり、お仕事でもプロジェクトを短期間で転々と移動しているうちに、「自分の中で蓄積できているもの」にきちんと目を向けられていないんじゃないか、と感じるようになった。
前向きに、今日がんばった自分や普通の毎日を大切にしたいと思って、それが叶えられるような手帳を目指して調整をしてきました。

昨年の11月ころから継続してみて、だんだん「自分が前向きになれる手帳」になってきたという感じがあるので、内容をまとめてみようと思います。

9月末になって、書店などの手帳やカレンダーの販売コーナーがどんどん充実してきたと感じます。
日記や手帳で「なんか違うな~」と感じている方、よかったら手帳の内容を見直してみませんか?



以前の手帳の構成で課題に感じていたこと

以前使っていた中で一番しっくり来ていたのは、
「ほぼ日手帳」の「weeks/週間レフト」タイプでした。

スリムですし、最低限で、どこにでも持っていけるのがうれしいところ。

このタイプの特に魅力的だったところは、
「週のページの片面がメモ用ページになっていること」です。

私の場合は以下のような感じで、
weeksのところに遊びに行った記録をし、
隣のメモページに映画や美術館の半券を貼っていました。

友人がスケジュール帳に映画の半券を貼っているのを見て、真似してみたのがきっかけ。

この方法、素敵なチケットなども残せるしすごくよかったのですが、
・週によって情報量に差が出る点
・細かな感想を書くにはスペースが少ない点
が気になっていました。

「遊びに行かなかった週が続くとスカスカ感が出てしまう」ので、
なんというか、「たくさん遊びに行ったな~!いい思い出ある!」よりも、「最近美術館行けてないんだよな…。」みたいな気分になってしまうときがありました。

また、感想などを書く際も、ひとこと添えるくらいです。
「with 〇〇」「これが良かった!」といったメモくらい。
それだけでも思い出を残すのには十分ですし、見返せば思い出すことがたくさんあります。
ただ、私の場合冒頭でも書いた「知識とか学びとか感じたこととか、そういうことが流れていってしまっている」というのを解消しようとすると、もう少し詳しく書きたいかも?というのを感じました。


現在の手帳の構成

さて、色々な手帳を試してみて、
現在は以下のようなタイプに落ち着きました。

gaacalという雑貨屋さんサイト?で見つけて一目ぼれしたカバーです。

A5サイズのルーズリーフを入れ替えできる、システム手帳タイプのものです。
構成は以下にしています。

①週間で「週の目標」「今日の振り返り」を書くページ
②「親切にできたこと」「親切にしてもらったこと」を記録するページ
③読んだ小説を記録するページ
④鑑賞した映画を記録するページ
⑤自由に好きなことを書くページ

①は以下の「見開き週間」のリフィルを使用、

②~⑤では以下のリフィルを使用しています。


手帳の構成で意識したこと

・情報量に差が出ても気にならないこと(書きたくないときは書かなくても大丈夫にすること)
・以前の手帳で良いと感じていたことは続けられること
を大切にした結果、
「自分でカスタマイズできた方が良い」
と思い、システム手帳タイプのものにしました。


読んだ小説を記録するページ/鑑賞した映画を記録するページ

この二つは、以前から手帳の最後のほうのメモページなどに項目を作っていてよかったと感じていたので、ぜひ入れたかった。
感想などを書かず、単純に「鑑賞日」「作品名」を記載していく。
「今月はたくさん映画を見た」「そろそろ小説読もうかな?」みたいな感じで、意識的に作品に触れられるので、気に入っています。

自由に好きなことを書くページ

ここは「思い出ページ」という感じのところ。
以前の「weeks」ページの内容がこれに当たります。
映画や出かけた先のチケットなどを貼り、感想などを自由に書いていくページです。

日付ごとのマスなどがない普通のノートに書いていけばいいので、weeksで気になっていた「スカスカ感」が気にならないのが、私には合っているなと思っています!


「親切にできたこと」「親切にしてもらったこと」を記録するページ

これは冒頭で紹介したエマ・ワトソンの動画の中で挙がっていた一項目です。
動画に出会った当時、フルリモートになってしばらく経っていて、なんとなく「人とのつながり」みたいなことを感じることが少なくなっていた。
それもあって、エマ・ワトソンが紹介していた3項目の中で一番向き合ってみたいと思ったのがこの項目でした。
「全部書かなきゃ」と思うとつらくなってしまったりするので、まずはこれだけ真似してみよう!と思って、この項目を書くようになりました。


週間で「週の目標」「今日の振り返り」を書くページ

これは最後に付け足しました。
「週の目標」みたいなことを意識して過ごしてみようかな、と思ったのがきっかけです。
「週の目標」と「今日の感想」が書けたらいいな、と思ってリフィルを色々と探していたところ、ぴったりのものが見つかったので、それを愛用しています。

目標といってもそんなに立派なものではなくて、
たとえば「今週は早く寝る」とかそういうくらいだったりします。
成し遂げたいこと、というよりも、「自分が健やかに気分よく過ごすために、特に意識したいこと」くらいのニュアンスです!

今日の振り返りについてもルールとして、「良かったこと・嬉しかったことだけを書く」というのを決めています。

例えば「いやだったこと」「失敗してしまったこと」があっても、そのまま書くことは避けます。
失敗してしまったことを残したいときは、「うまくいかなかったことがあったけど、〇〇さんに助けてもらってありがたかった。次は私も役に立ちたい!」とか、そういう書き方にする。
意識的に良かったことばかり書くようにしたら、「今日も私、がんばったなぁ~」と自分をほめられるようになりました!

あとは、日によってちょっとしたイラストを添えたりもしています。
例えば「こんなお料理を食べた」とか、「街中で見かけたこんなワンちゃんがかわいかった」とか。
毎日の振り返りをしつつ、「自分がイメージしたものをちゃんと伝わる絵にする」という練習もできるので、これは続けていきたいです。


手帳の内容を見直すにあたって、参考にしたこと

日記はエマ・ワトソンの真似をするとして、「週の目標」を書いてみる、というのに至るのには少し時間がかかりました。
何か日記だけでなく「手帳」として日々の記録などをできたらいいなと感じていましたが、どんなことを書くのが良いか決めかねていたためです。

そんな中、こちらの「pure life diary」というものを書店で見かけて、興味を持ちました。

私の場合はすでにシステム手帳を使うと決めていたのでこちらをそのままは使えなかったのですが、参考にできないかなと考えていたところ、
「pure life diary」の作者さんが、手帳術の本を出していました。

こちらの内容を参考にしつつ考えて、
目標は「自分が健やかに気分よく過ごすために、特に意識したいこと」
振り返りは「良かったこと・嬉しかったことだけ」を書く
というのを決めました。


まとめ

色々書いてみて改めて自分の手帳について振り返る機会になりました。
「自分をほめるための手帳」という機能は充実してきたと思うので、次は「前向きにがんばるための手帳」みたいな機能も追加できないかな、と考えています。
私も来年に向けて、手帳の機能を見直してみようと思います。

今回はアナログ手帳の話をしましたが、Notionなどのデジタル管理でももちろん良いと思います◎
私の場合、最近友人の結婚式の招待状などで手書き文字を書く機会が増えて、「素敵な文字が書けるようになりたい」と思ったのもあり、手帳を充実させるようになりました。

色々な手帳の形がありますが、とにかく自分に合った形が見つかるのが一番ですね!





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