思い出のニュージーランドトロフィー 1988

ニュージーランドトロフィーは当時は今の安田記念の週に行われていました。
ダービーやオークスに出られない馬たちのレースでした。

この年はクラシック登録が無かった為に皐月賞、ダービーに出られなかったオグリキャップ伝説第一章第4幕。
二番人気トマムが単勝オッズ二桁という圧倒的な一番人気でした。

レースは郷原洋行騎手のアイビートウコウが逃げる展開。オグリキャップは中団にかまえてました。しかしジワジワと上がって行き、4コーナーでは射程圏内でした。
最後の直線でも河内洋騎手の手綱は動きませんでしたが、それでもオグリキャップは先頭に立ちそこからは独壇場。グングンと引き離すと最後までほぼ馬なりで2着の的場均騎手のリンドホシ、3着柴田政人騎手のトマムを7馬身以上突き放す圧勝。このレースはオグリキャップ伝説を代表する圧勝劇と言っても過言ではありません。

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