思い出のダイヤモンドステークス 1989
ダイヤモンドステークスは当初4月開催だったので4月の誕生石からダイヤモンドステークスと名付けられたと聞きました。
私が競馬を始めた時は第一回東京競馬の初日の重賞でした。今は7日目で落ち着いてます。また距離が当初は往年の天皇賞秋と同じ3200メートルでしたが。十数年前から3400メートルになりました。
この年の一番人気は前走ステイヤーズステークス1着のスルーオダイナ。ハンデ戦ですが圧倒的人気でした。
以下マウントニゾン、スマイルオンユー、レイクブラック、ハグロオーザと続きました。
レースは大方の予想通りミホノカザンの逃げ、レイクブラックとスルーオダイナは好位。その後ろにハグロオーザ、後方にマウントニゾン、スマイルオンユーの態勢。
2周目3コーナーからじわっとレイクブラック、その後をぴったりとスルーオダイナが上昇し、一気に混戦モード。
ミホノカザンの逃げは直線途中で終わり、レイクブラックとスルーオダイナが抜け出しますが、今度はレイクブラックが失速、岡部幸雄騎手のスルーオダイナが楽に先頭に立ち、そのまま先頭でゴール。スルーオダイナの後ろから追い込んだ郷原洋行騎手のハグロオーザが2着、柴田政人騎手のマウントニゾンが3着でした。
スルーオダイナは長距離重賞連勝で注目株になりました。次走は阪神大賞典に出走して関西の猛者と一戦交えます。