思い出のエリザベス女王杯 1988

秋華賞ウィークですが、秋華賞以前の牝馬三冠目は当時京都2400mのエリザベス女王杯でした。個人的にはこの条件の方が三冠は難しいと思いますし、三冠目大本命と言われた名牝たちもメジロラモーヌ以外は敗れています。

さて最初に見たエリザベス女王杯は、二番人気の桜花賞馬△アラホウトク、三番人気のオークス2着の○マルシゲアトラスを抑えて一番人気だったのは単枠指定◎シヨノロマン。桜花賞2着とローズステークス1着と武豊人気も手伝いましたか。

レースは逃げたのがキャッチミー(逃げ馬でキャッチミーって、とツッコミ入れてましてね)、マチカネイトハンが二番手、シヨノロマンは好位、アラホウトクとマルシゲアトラスは中団から後方と言った展開。

キャッチミーをキャッチしたマチカネイトハンが最後の直線で先頭に立ったところで並んで来たのはシヨノロマン。アラホウトクやマルシゲアトラスの脚色が良くなく、シヨノロマン待望のG1制覇!
と思ったところに飛んで来た1頭が松田幸春騎手のミヤマポピー。兄がこの年大ブレイクしたタマモクロスと言う事で人気していましたが、実績はローズステークス4着くらいであまりなく、そこからまさかの大本命シヨノロマン差し切りでした。


ミヤマポピーとタマモクロスの生まれた錦野牧場が廃業してからの両馬の快進撃。関係者の方々にはどう映ったでしょうね。

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