終わらないでNakayokuConnect
ピューロランドで行われている常設ショー「NakayokuConnect(ナカヨクコネクト)」が8月27日をもって上演終了となった。
そこで今回は、より多くの方に知ってもらいたいと思い、NakayokuConnect(以下:ナカコネ)の魅力を語って行く。
注目ポイント①斬新な鑑賞スタイル
ピューロランドのショーは劇場内で見るか、知恵の木ステージやその周辺で地べたに座って鑑賞するスタイルが多い。
しかし、ナカコネはピューロビレッジと呼ばれる知恵の木ステージ周辺全体を使い、写真の様に2階ブースに現れるキャラクター達を1階から立って見上げるショーなのだ!
(15分と尺が短いため、立ちっぱなしでもあまり疲れない。ありがたいね!)
ここで注意して欲しいのは登場キャラクターの位置についてだ。キティちゃんは写真のようにゴンドラに乗って現れるのでどこに居ても見やすい。
しかしキティちゃん以外のキャラは、ピューロビレッジを取り囲むように陣取り移動しないので、見たいキャラがどの辺にいるのかをしっかり把握して場所取りしないと失敗する。特にダニエルは知恵の木の上にいるため場所によっては全く見えないので要注意。
初めてショーを見る方や慣れてない方は事前に誰がどこに来るのか調べてから鑑賞するのがオススメだ!
ちなみにキャラとダンサーさんの入退場が見られるドア付近では、その場にいる人しか見られないファンサをしてくれるため競争率が激しいぞ!
注目ポイント②魅力的な衣装
ショーでのお楽しみ要素といえばやはりコスチューム。
どのキャラもビビットな原色カラーを基調したレトロフューチャーなデザインだ。
ここではメルちゃんを例に紹介しよう。
蛍光イエローを主体にビビットピンクの差し色がかわいいワンピース姿。頭にちょこんと乗った帽子にはリボンがかかっており、エレベーターガールの制服を彷彿とさせる衣装となっている。
他キャラの衣装や全体像は公式サイトに掲載されているので要チェック!
注目ポイント③ 華やかな演出
このショーでは、ポップなダンスミュージックに合わせてレーザービームとイルミネーションがピューロビレッジ全体へ大量に降り注ぐのだ。非常に煌びやかでテンションもバイブスもぶち上がること間違いなし!
なおこのレーザーは人体に害の無いものを使用しているため、当たっても問題ない…というか避けられない。しかしレーザーの噴出口を直接カメラで撮影すると故障に繋がるので注意。どういったカメラが対象なのかは、開演前に流れるアナウンスと公式サイトを確認して欲しい。
他にもショー楽曲の歌詞が天井に映し出されるなど屋内ならではの演出が盛りだくさん!
ショーで使用された楽曲はYouTube等で配信中
注目ポイント④ 現実とバーチャルの融合
ナカコネ最大の魅力は、公演と同じ時間にバーチャル空間にてキャラ違いのショーが行われる事。ショー終盤でピューロ側はバーチャル映像が、バーチャル側ではピューロの映像が流れて終了となる。
終わりに
どこにいてもリアルタイムで繋がれるこのシステムは、2020年のコロナ禍真っ最中に生まれた。
2度も長期休館を余儀なくされ、私達が先の見えない不安と寂しさに溢れていた世の中で「ひとりじゃないよ」「離れていても心は繋がっているよ」というメッセージを届けてくれたピューロランド。サンリオが掲げる「みんななかよく」を色濃く反映したショーなのだ。
最近はコロナ前の日々に戻りつつあり、長らく休演していただいたMiracle Gift Paradeも再開された。もしかしたら終了にはちょうどいいタイミングだったのかもしれない。
終了まで残り1ヶ月弱、この機会に是非Nakayoku Connectをよろしくお願いします!