【鳥取・島根旅行コースvol.46】棚田を眺めて自然と共に生きる人々の暮らしを感じよう!(雲南市大東町・山王寺の棚田)
こんにちは!トマシバのごっちゃんです!
この記事では鳥取・島根の滞在をめいっぱい楽しんでいただくため、トマシバ周辺のおもしろスポットをご紹介しています。
今回ご紹介するのは島根県雲南市大東町にある山王寺の棚田です。
山王寺の棚田は大東町の北部標高300mの山腹に位置し、その面積は19ha(東京ドーム約4個分)、棚田数約200枚を有する広大な田園地帯です。
また、平成11年には「日本の棚田百選」に認定されているほど有名です。
昔から山王寺地区は地質が脆く、地すべりの多い土地でした。ですがそれによってできた傾斜地に田んぼを作ることで、このような棚田が形成されたと言われています。
現在は地元の農家さんや貸し出し農園を利用されている方々が棚田の保全活動をすることで、この景観が守られています。
春には水を引き田植えが行われ、夏には青い稲が成長し、秋には金色に実った稲穂とその収穫が行われます。冬は雪が覆い、1面の雪景色になります。
棚田は春夏秋冬それぞれの季節でその役割と姿を持っていて、それははるか昔から常に人々の暮らしと自然が共にあることを今に伝えています。
季節ごとに色々な体験ができるイベントとして「田んぼの学校」が開催され、その中で秋の収穫を祝う棚田祭りも行われるそうです。
また棚田だけでなく、島根県無形文化財に指定された山王寺神楽も伝承されていて、地元の伝統文化も現在に継承されています。
沢山の人々のおかげで古きよき日本の原風景と、人と自然の共生が現在も残っている山王寺の棚田。山陰を訪れた際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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