【鳥取・島根旅行コースvol.53】古道を歩きながら、四方に広がる大山山系の自然を感じよう!(鳥取県大山町・川床道)
こんにちは!トマシバのごっちゃんです!
この記事では鳥取・島根の滞在をめいっぱい楽しんでいただくため、トマシバ周辺のおもしろスポットをご紹介しています。
今回ご紹介するのは鳥取県大山町にある川床道です。
この川床道は大山信仰の中心地である大山寺の参詣道として作られた古道の1つです。約400年前にこの道は作られ、大山寺に参拝するとともに、そこで行われていた牛馬市への道としても利用されていました。
そんな長い歴史をもつ川床道は、現在は大山の豊かな自然を歩きながら体感できる絶好のトレッキングコースとなっています。
川床道を歩くにはまず、県道沿いにある川床駐車場に車を停めます。駐車場は狭いので、ご注意ください。
登山道に入るとすぐ、阿弥陀川という川に架かる橋を渡ります。緑に包まれながら涼しい風と水の音を楽しむことができます。
そこからは西日本有数のブナの森が広がり、その中を歩くと木々の柔らかい匂い、様々な野鳥の声が聞こえてきます。
1時間30分程歩くと登山道に石畳が敷き詰められた場所に差し掛かります。これは約400年前に付近の村人達によって造成されたもので、当時の大山寺への信仰の厚さを歩きながら実感することができます。
そこから30分程歩くと、大休峠という少し開けた場所に着きます。大きな避難小屋が目印です。
ここから真っ直ぐ行くと一向平や有名な大山滝へ続いています。左に逸れて山を進むと矢筈ヶ山や甲ヶ山の縦走コースに。右に行くと野田ヶ山を超えて三鈷峰のユートピア小屋へ繋がります。
このようにここ大休峠は大山周辺への分岐点となっています。
ここをゴールとしても良いですし、その先へと進むことも出来るため、体力と時間と相談しながら様々なトレッキングコースの選択肢が広がる場所です。
遥か古から続く大山信仰が石畳として形になって、今なお山を歩く多くの人にその心を伝えてくれている川床道。そんな道を歩きながら、昔の人々も聞いたであろう鳥の声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。
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