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売春婦かストリートパフォーマーか ★39日目 011022

世界一周39日目🌞ティファナ

アメリカ西海岸サンディエゴから徒歩で国境越えできる町ティファナ。
ここで生まれ育った友人にティファナについて案内してもらっていると興味深い話が聞けた。

街中にも空港にも同じ文字がありました!

・売春婦で有名なこと
・ストリートパフォーマーが多いこと

売春婦とストリートパフォーマー

サンイシドロから歩いてきました

ご覧の通り、ティフアナは国境沿いの町。人口200万人越えの大都市だ。
ここには、国と国を分ける国境の壁がずっしりと建てられている。
まるで進撃の巨人の中の世界。

壁は海まで続く

壁を越えて、海を泳いで、
国境を越えようとした者もたくさんいたそうな。

そう、この町は、
メキシコ全土から、世界一の経済大国アメリカに仕事を求めて人が集まってくるそうだ。
ここまで来たら何とか仕事が見つかるのではないか…と。

もちろん仕事が見つかって、生計が立てられればそれで問題はない。
まさか好んで売春婦になったり、ストリートパフォーマーになったりしない。

立ちんぼの要る通りを歩く

そう、ここにいるのは。それ以外の者たち。

・アメリカに入国できなかった者
・アメリカで仕事が見つからなかった者

・もしくはティフアナで仕事が見つからなかった者

彼らは、地元に戻るわけでもなく、
大きめの都市であるティフアナに残り、なんとか食つなぐ。時にはホームレスになる。

ここで生き延びる手段が
売春とストリートパフォーマーなのだ。

実際にティフアナに来て、話を聞いて、目で見てみないと信じられないが、
そこら中に売春婦とストリートパフォーマーがいる。

売春婦とストリートパフォーマー
これが彼らの生きる道。

フィリピンの大都市マニラにホームレスが大量にいるのも、
貧しい地域の人たちが出稼ぎでマニラに仕事を求めた結果だったはず。

遠く離れたアメリカ大陸でも
同じようなことが起こっている。

僕らはたまたま生れた場所が日本だったから、
こうやって旅をしている立場でいられるが、
もし彼らの立場だったら、僕らは何ができるんでしょう?

売春か?それともストリートパフォーマーか?

赤信号の旅に現れるパフォーマー(ファイヤーダンス)
ナイトクラブ周辺にて


とりあえず、日本に生まれたことに感謝しよう。


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