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日本列島の真裏にある日本:トメアスー日本人移民史料館 ★291日目 080623

世界一周291日目🌞トメアス

トメアスへの日本移民について知りに、
トメアスからクアトロス・ボカスに通ってきました!

トメアスー日本人移民史料館への行き方

パラグアイのイグアス移住地にも、
ブラジルのサンパウロにも
日本人が移住しているところの多くにはこうした移民史料館があります。

トメアスにもあるということでぜひ行ってみたい!


ただネットで検索しても、いまいちヒットしない。
ので、住所や営業時間が分からない…
どうやっていったらいいんや。

↑おかげでクアトロス・ボカスではなく、トメアスに宿をとってしまったし…


トメアスー日本人移民史料館はここにあります。
検索するなら、「ACTA - Associação Cultural e Fomento Agrícola de Tomé-Açu」と検索してください。いわゆるトメアスー文化農業振興協会の2階がトメアスー日本人移住史料館です!



トメアスー日本人移民史料館

入館料の5レアル(140円)を1階の受付で支払います。

VICAボランティアで史料館に配属になった方によると、
この史料館は1999年にできて、展示自体はそのままだそう。

2029年のトメアスー移民100周年に向けて、進化をしていく…だろうとのことでした!

サンパウロの日本人移民史料館は、かなりきれいで映像を使ったり、体験コーナーがあったりしてたなぁ…

移民に使われたであろう鞄
日用品がそのまま展示されている
寄贈された甲冑
アグロフォレストリーの説明もある


トメアスー日本人移民史料館は、
一般的な学校の教室より少し大きいくらいの大きさなので、全部の説明を読んだとしても30分くらいが所要時間でしょうか。

展示されている資料や写真、移民当時を垣間見る用品は、
日本人としては、「生まれる時代が違えば僕も…」と心にくるものがありますね。


史料館を訪れる人は、一週間に何名か…という程度らしいので、
訪れると移民1世2世3世であるスタッフさんから直接の話を聞かせてもらうことができる。

史料よりも、直接聞く話の方が十分に学びになるのである!


・より良い稼ぎを、将来の生活を求めて、トメアスーに来たが、現実は厳しかったこと
・トメアス全体の胡椒の栽培が全滅したこと
・困窮したからこそ混栽農業アグロフォレストリーが生まれたこと
・ブラジル人は、言われたことだけをやるのが常識だということ
・税金の徴収が曖昧であること
・トメアスーには現在およそ300世帯900名ほどの日系人がいること
・トメアスーの盆踊りは、アレンジがされていること
・日本は物で溢れているのに(生活水準が高いのに)様々な事件が起こるのを不思議に思っていること
・トメアスーは、貧しいけど平和であること
・ブラジルは、貧富の差が日本よりも大きいと感じていること
・日系人コミュニティに属さない日系人もいること
・日系人コミュニティは、冠婚葬祭でお金がかかること


などなど、日本人が知らない日本(トメアスーだけど)のお話を知ることができました。史料館の方々、お世話になりました。

明日は、農業に興味があるものは必ず魅かれるであろうアグロフォレストリーを見せてもらいに行ってきます(/・ω・)/



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