
ディズニー映画でお馴染みメキシコ「死者の日」に込められた意味が深かった ★67日目 281022
世界一周67日目🌞☔メキシコシティ
メキシコに来た最大の目的「死者の日」
ディズニー映画「リメンバーミー」でもおなじみ(個人的にはブックオブライフのが好き)。
日本で言うところのお盆だけど、死を明るく捉えて、楽しく盛大に行うのがメキシカンらしい(; ・`д・´)映画でもみんなギター弾いたり歌ったりしてるよね。
死者の日は11月1日2日
メキシコシティでパレードが行われるのは、10月29日
今日はパレードの前日だけど、町はもうお祭り気分ですね🌟


死者の日のための飾りは何のため??
上記写真のような飾り、映画にも大量に出てくるので、
一度は見たことあるかもしれませんね。
でもなんなん、あれ。
調べたら、一つ一つに意味が込められているのね!そういうの好き🤩
Wikiが分かりやすかったので、そのまま引用します。
オフレンダ(Ofrenda)と呼ばれる祭壇には食べ物や飲み物、花、ロウソクなど様々なものが飾られる。オフレンダは住居内の中心や玄関先だけでなく、街の中心部の公園や階段等など人目につくところにも置かれる。人々は1年間かけて準備し、墓地も時期が近づくにつれて念入りに清掃、飾りつけを施す。祭壇には基本的に以下のものが飾られる必要がある。
1. センパスチトル(※マリーゴールドのこと)
メキシコでは農作物が豊富であり、センパスチトルという花が咲く時期でもある。「20枚の花びら」という花言葉を持ち、その芳香と華やかな色で死者の魂がこの世に導くための道しるべとなる、と考えられている。市街地はセンパスチトルの香りに包まれ、公園には露店が立ち並ぶ。
2. パペルピカド(カラフルな飾り切り紙)
死者の日を祝う喜びと、紙を巻き上げる風を表している。
3. カラベリタ(どくろ)
カラベラを模した飾りは祭壇のいたるところに置かれ、多くは着色や装飾された砂糖菓子が使われる。カラベラは死の表象であり、「メメント・モリ」の精神を生きる者に思い出させる。
4. ロウソク
ロウソクの灯は「光」、信仰そして希望を意味するとともに、死者の魂の行き帰りの道を照らす役割を果たす。
5. 水
グラスに注いだ水は、長い道のりを経てこの世に戻ってきた死者たちの喉の渇きを癒すためだと考えられている。
6. 塩とお香
死者の魂が安全に戻ってこられるよう場を浄化する、と考えられている。
7. 死者の日のパン
もてなしの精神と大地の恵を表している。またパンの形は、死者の頭蓋骨や骨を模したものだ。
8. 飾りと玩具
死者の魂を喜ばせ、そして彼らを再びこの世に迎え入れる嬉しさやもてなしの気持ちを表す。
9. 飲食物
故人が生前好きだった食べ物や飲み物を供え、戻ってきた魂を歓迎する。また、死者の魂はその匂いのみを楽しみ、そして生きる人々と再会できる喜びを共有すると考えられている。アルコールを供えることもあり、これは死者の生前の楽しい記憶を思い起こさせるといわれている。
他にも故人の写真や十字架も飾られる。
(注)※の部分は追記しました。
日本のお盆は何のため?
この機会に忘れずに日本のお盆でやっていることも振り返っておきます。
こちらもWikiにまとめられていたのでそちらを。
迎え火
13日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。
送り火
16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。
盆踊り
15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内などに老若男女が集まって踊るのを盆踊りという。これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれる。
故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意することがある
まとめ
観光客としてメキシコに行くと、
死者の日に込められた意味を一切無視して楽しんでしまいそうなので、
これらの意味を知っておくと、楽しみに深みが出てくることでしょう(知らんけど)。
死者の日、本番に向けて、今一度意味を振り返っておこう。
