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身の丈でがんばること

#茨城アストロプラネッツ に所属した #アレン・ハンソン 選手が #北海道日本ハムファイターズ へ移籍しました。

彼にとっても、チームにとっても、大変光栄で嬉しい出来事でした。

真摯に迅速に、そして丁寧にご対応下さいました日本ハム球団の皆様、誠に有難う御座いました。

この場を借りて、深く御礼申し上げます。

ハンソン選手はアメリカ🇺🇸MLBの舞台を知る選手でありながら、大きなリスクを取って、日本🇯🇵の独立リーグへ挑戦してくれました。

遠く高くジャンプするには、大きく膝を曲げなければならないのと同様、
野球界で再び上の世界を目指すには、大きなリスクを取らなければならないことを理解し、実践してくれました。

私にとって彼は「真のリスクテイカー」であります😁

人間、生活水準を上げることは容易ですが、生活水準を下げることは容易ではありません。

いろんな考え方や生活がありますが、我々が生きる資本主義の世界では、皆んながより良い生活や環境を求めて生きております。

そんな中でも、
「人として謙虚にチームへフィットしようとする彼の姿勢」
「野球人として野球界で生き残るために自分の役割を追求する姿」

私には、大変印象的でした。

*茨城アストロプラネッツ提供

一緒に食事に出掛けた時、コチラが気を使ってフォークとナイフを準備すると彼は、「おれは日本でがんばる」と言って、楽しそうに箸の練習をしていました😊

お迎えに行った時、時間通りの時間に待っている姿も、印象的でした。
*日本に比べると時間に寛容な文化で育っている為、こういった事自体が珍しかったりします。

そんな彼から我々が学んだこと、独立リーグの世界から這い上がろうと頑張る選手、そして私自身の気付きを下記にまとめました。

野球界における現在地を知ること

ハンソン選手の移籍を通して、改めて『仲間との時間、今という時間は今しかない』事を、身に染みて実感しました。

今は今しかないのに、日々の小さなことを簡単に諦めてしまったり、考え過ぎた(情報収集し過ぎた)結果、決断することを先延ばしにしてしまったり、

誰にでもあることだと思いますが、その1分1秒の遅れが命取りになる世界でもあります。

今という一瞬一瞬に迷いがあったとしても決断と実行を繰り返し、
自分で決めた道に”挑戦と改善”を通して、自分の人生を創っていく。

そんなことを彼から学びました😄

独立リーガーと話していると、今年が勝負と言ってみたり、あと2~3年と言ってみたり、根拠のない期限を設けている選手に出会います。

その多くの場合、

  1. 野球界のマーケットをマクロの視点で認識すること

  2. 野球界における”自分の現在地”を認識すること

の2点が欠けています。

また年齢や金銭的事由、親との約束といったプライベートな理由を盾にしてしまうケースもあり、私のような第三者が踏み入るのを難しくしてしまう選手もいます。

その時点で思考停止が起こっていると、私は感じます。

そこで思考を停止させてしまうから、この今という一瞬を使いこなせないのです。と思ふのです。

考えずに決断と実行しろとか、考えろとか、読む人によっては矛盾することを言っているように感じるかもしれませんが😆

その矛盾の介在こそが、社会のリアルだと私は思います😄✌︎

正しさだけが常に正しいのではなく、論理的に説明できなきなくても、
時としてやりきらなければならないことは沢山ありますし、やりきれるヤツが世の中で言う成功や結果をだしているのも事実でしょう。

なにはともあれ、今という現実と戦い抜く為、上記2点の「市場の把握と自分の現在地」に気付くキッカケにして欲しいと感じた次第です。

茨城アストロプラネッツの多様性

また茨城アストロプラネッツには、ハンソン選手のように世界最高峰のプロ野球界を経験した選手も居れば、

野球の発展途上国、
”タイ🇹🇭人のノート選手やシンガポール🇸🇬人のウォング選手”も居ます。

アレン・ハンソン選手ととノート選手

我々独立リーグ球団では身の丈以上のことは出来ませんが、身の丈でも十分に沢山の挑戦ができます。

球団として『出来る方法を考え、実行する姿勢』は、球団の細部にまで浸透し、文化として醸成されます。

だからこそ、我々が先頭をきって実践しなければならないのです。

さらに球団として挑戦する以上、一過性の取り組みではなく、永続できる仕組み及び時代に合わせてアップデートしていかなければなりません。

アジア野球の発展に取り組んできた私からすると、こうして両者が交わる機会が出来たこと、皆さまに知って頂ける機会があるだけで感無量でございますが…🙇‍♂️

コレからはアジア各国の野球にとって、日本へ挑戦してくれてる選手にとって、そして弊球団にとってもメリットを創り続けていかなければなりません。

様々な挑戦をし続けている茨城アストロプラネッツで御座いますが、

改めて『2023年に茨城アストロプラネッツがあったから野球界が前進した』

将来、そんなことで子ども達の教科書に載れるよう、今を一生懸命に、もっと、もっと、まだまだ出来る精神で、全力疾走して参ります🏃🏻🏃🏻‍♂️🏃🏻🏃🏻‍♂️💥

Assume Nothing!!

TOMA
*茨城アストロプラネッツ×タイ野球の取り組みは、以下ご参照下さい👇🏻

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