アーセナルVSマンチェスター・ユナイテッド観戦日記

スタメン

アーセナル
GK:ラムズデール
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエル、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ
FW:サカ、エンケティア、マルティネッリ

マンチェスター・ユナイテッド
GK:デヘア
DF:ワンビサカ、ヴァラン、マルティネス、ショー
MF:マクトミネイ、エリクセン、アントニー、フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:ヴェグホルスト

前半


立ち上がり、アーセナルが立て続けにCKを獲得するなど、アーセナルペースで試合が進む。ボールの持ち方がよく、特にトーマスは冷静に捌いている感じのプレーが多かった。

マルティネッリは立ち上がりから縦に仕掛けるも、ワンビサカがスピードのある選手ということもあり、あまりチャンスらしいチャンスを作れていない中で、カットインしてシュートするも大きく枠を外れる。縦にも中にも仕掛けれるのは相手にとって対応が難しくなるので、姿勢を見せられてよかった。

ウーデゴールがブルーノからボール奪取をするシーンが多く、攻撃で目立つ選手が相手のキープレイヤーからボールを奪えているのは、チームにとって士気が高まっていい。


徐々にセカンドボールをユナイテッドが拾い始めたところ、17分にトーマスのパスをカットし、ブルーノ→ラッシュフォードと繋ぎ、ラッシュフォードがトーマスを交わしてシュートを放つ。これがゴールに決まり、アウェイのユナイテッドが先制点を奪う。

サカがボールを持った時、ショーは引いて守り、後ろのスペースを消している感じがした。それもあってペナルティエリアに入ることは意外とできており、相手の引き出し方によってチャンスを作れるかもしれないと思った。

24分 ウーデゴールからジャカに繋ぎ、ジャカが上げたクロスにファーサイドから入ってきたエンケティアがヘディングで合わせ、アーセナルが同点に追いつく。相手のDFの背後から入ってきて、合わせるといういい動きだしからのゴールで、状態の良さを感じさせてくれるプレーであった。

ホワイトのミスが気になるシーンが何回か見られた。サカとの連携が合わず、サカのドリブルコースを消してしまったり、単純なパスミスや迷ってパスというシーンがあり、コンディションがあまりよくないのかなっと思った。対峙するラッシュフォードの調子がいいのもあるかもしれない。

前半はこのまま1-1で終了する。

後半


HT イエローカードをもらっているということもあり、ホワイトに代わって冨安が入る。

後半立ち上がりから攻守に渡って激しい攻防が見られた。お互い勝利に向けてぶつかりあっている感じがして、この試合に懸ける思いが表れていた。

前半にも見られたがウーデゴールからダイレクトでジンチェンコに展開するパスの質が高い。ミスしたら一気に大ピンチになる可能性もあるが、技術に自信があるからこそ、簡単そうにプレーしている感じ。

52分 ウーデゴールのスルーパスに対してジャカが抜け出すも、マルティネスがギリギリでクリアする。攻撃の時はパス精度で技術の高さを見せ、守備では体を張るなど、いい選手であると改めて感じされてくれるプレーであった。

53分 冨安のパスを受けたサカが中にカットインしてミドルシュートを放つ。これが見事に決まり、アーセナルが逆転に成功する。サカと対峙した選手がエリクセンだったこともあり、自分でシュートコースを作って、見事に決めることができた。

55分 ラッシュフォードが冨安を交わして、シュートを放つ。サリバに当たってコースが変わるもラムズデールがセーブする。ラッシュフォードの調子がよく、冨安も手を焼いている印象。

59分 コーナーキックのこぼれ球をマルティネスがヘディングシュート。ガブリエルが弾き出そうとするが、弾ききれず、ユナイテッドが同点に追いつく。冨安とラムズデールがぶつかってしまい、不運な失点であった。

82分 マルティネッリに代えて、今冬新加入となったトロサールを投入する。この交代がアーセナルにとってとても重要なものとなる。

90分 トロサールが仕掛けて相手DFが食いついてきたところで、左にいてジンチェンコにパス。ジンチェンコはダイレクトでクロスを上げる。これをウーデゴールが合わせ、最後はこのボールにエンケティアが触り、アーセナルが勝ち越しに成功する。
この時間帯で勝ち越しゴールを奪うという最高の展開で、スタジアムは一気に盛り上がった。

試合はこのまま終わり、アーセナルが3-2で勝利。先制点を奪われて厳しい展開になることが予測されたが、終わってみれば後半終了間際に勝ち越し、逆転勝利で飾ることができた。上位陣とのゲームでこの形で勝てたのは自信にもなるし、トッテナム戦に引き続きチームの雰囲気が最高であった。

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