リバプールVSアーセナル観戦日記

2022-2023シーズン プレミアリーグ 第30節

リバプール
GK:アリソン
DF:アーノルド、コナテ、ファンダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョーンズ
FW:サラー、ガクポ、ジョタ

アーセナル
GK:ラムズデール
DF:ホワイト、ホールディング、ガブリエル、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ジャカ
FW:サカ、ジェズス、マルティネッリ

前半

6分 アーノルドから左サイドのガクポへパス。ガクポは自分でシュートコースを作ってシュートするも、ゴール右に外れる。

8分 ホワイトからサカへパス。サカは中にドリブルし、左にいたウーデゴールにパス。ウーデゴールはダイレクトでサカにスルーパスを出す。これをファンダイクが触り、こぼれ球をマルティネッリが拾う。マルティネッリは持ち出し、つま先でゴールへ流し込み、アーセナルが先制点を奪う。
苦手なアンフィールドで先制点を奪うことができたのは大きい。ファビーニョをつり出して空いたスペースを利用したことも得点に繋がったポイントだと思う。

17分 ジェズスからサカに展開。サカはためを作ってクロスを上げる。このボールにジェズスがファーサイドでなんとか触るも枠内に飛ばすことができず。自分で展開して、最後は自分がシュートにいくというジェズスらしいプレー。

20分 ジョーンズからファビーニョにパス。ファビーニョはホワイトの背後に動き出していたロバートソンに浮き球のパス。ロバートソンはいいタッチからファーサイドにシュートを放つもゴール右に外れる。ホワイトがジョタを気にしていた隙をついた見事な動き出しであった。

28分 ジンチェンコ、トーマス、ジャカと繋ぎ、ジャカがアーノルドの背後に走り出したマルティネッリはスルーパス。ボールを受けたマルティネッリはコナテを抜き切らずにクロスを上げる。このクロスにジェズスが頭で合わせて、アーセナルが追加点を奪う。この試合はサカもマルティネッリもDFを抜き切らずにクロスを上げることが多かった印象。それもあって、リバプールDFにマークされることなく、フリーでシュートすることも何度かあった。

33分 ホールディングのパスをヘンダーソンがカットし、サラーにスルーパス。サラーはラムズデールを1VS1になり、シュートするもゴール右に外れる。

40分 アーノルドがパスした後に、ジャカがアフターのような形で接触する。これをきっかけに両チームがヒートアップすることとなった。

42分 ガクポがボールを受けて前を向き、左サイドのジョーンズへパス。ジョーンズはドリブルで仕掛け、オーバーラップしてきたジョタにパス。ジョタが中に入れると、ヘンダーソンが右足でコースを変え、ファーサイドにいたサラーが押し込み、リバプールが1点を返す。

48分 サラーのパスをアーノルドがダイレクトでクロスを上げる。このボールにジョタが合わせるもラムズデールがセーブ。こぼれ球をヘンダーソンがシュートするもゴール上に外れる。

前半はアーセナルが1点リードで折り返す。
前半の終盤に起きたジャカとアーノルドの接触から、リバプールに流れが移り始め、1点を返されてしまったことでさらにその流れが加速することとなった。

後半

52分 CKのこぼれ球に対してジョタとホールディングが接触。これがホールディングのファウルとなり、リバプールがPKを獲得する。
このPKをサラーが蹴るも、ゴール左に外し同点とはならず。

57分 ロバートソンが自分でボールを持ち運び、クロスを上げる。ホールディングがクリアしたこぼれ球をサラーが拾い、シュートするもラムズデールがセーブする。

81分 ルーズボールをフィルミーノが触り、こぼれ球をサラーがダイレクトでダルウィンへスルーパス。ボールを受けたダルウィンはボールを運び、ラムズデールと1VS1になるも決めきれず。アーセナルとしてはラムズデールのセーブに何度も救われている。

87分 こぼれ球とサラーが拾い、ヘンダーソンにパス。ヘンダーソンは上がってきたアーノルドにパス。アーノルドはジンチェンコをドリブルで交わしクロスを上げる。このクロスにフィルミーノがヘディングで合わせ、リバプールが同点に追いつく

95分 ヘンダーソン、チアゴ、アーノルド、サラーと繋ぎ、サラーがファーサイドにコントロールシュートするもラムズデールがセーブする。ガブリエルにあたって若干コースが変わっているがラムズデールのナイスセーブで失点を防いだ。

96分 アーノルドの浮き球のパスをダルウィンが折り返し、コナテが胸でシュートするもラムズデールがセーブする。またラムズデールがチームを救った。アーノルドがボールを持つと何か起こりそうで相手としては厄介な選手だなと改めて感じた。

試合はこのまま2-2で両チーム譲らず、勝ち点1を分け与える結果となった。
2点先行していただけに勝ち点3を取りたかった試合ではあったが、前半終盤から試合終了まで、ほぼリバプールがずっと攻めている時間帯が続き、なんとか引き分けられたという感じで試合が終わった。
最後5バックにしたことによりロバートソンやアーノルドにプレスがいけず、ずっと苦しい展開だった。サリバや冨安がいたらなと思ってしまう典型的な展開であった。

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