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Vo.1 世界のホテルマーケティング

始めまして、Hospitality Divの上野と申します!!!
ホスピタリティ業界はこの1年で大きな変化を遂げており、2021年のホテル業界は様々な施策を考え皆様実施してきたかと思います。

しかし、想像を遥かに超えたこの世界状況は誰も予測できないものとなっているかと思います。
こちらの記事では、少しでもホスピタリティ業界に役立つような情報を発信出来ればと思い、世界のホテルマーケティングトレンドを7つ簡単にご紹介させて頂きます!

1.ホテルの衛生と安全への取り組みを伝える

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衛生/安全の取り組みが必ずしも顧客のセールスポイントになるとは限りませんが、現在、衛生面で取り組んでいる内容を動画広告やホームページに写真など織り交ぜながら含めることによってより効果的な宣伝となります。

例えば、以下の「Joy is Near」というタイトルのMarriott Bonvoyの広告では、魔法のスーツケースが3人家族をMarriott Brandのホテルに連れて行くという動画内容になっております。
しかし、動画を見て頂ければ分かりますが、動画内に「衛生」と「安全」の取り組みがビデオで取り入れられております。
タッチレス開錠で客室に入室、マスクを着用したスタッフがご案内など動画内では表現されております。

お客様が衛生面を気にせず旅行を満喫出来ると同時に、安全に楽しむ事が出来るという宣伝になっています!

2.ネイバーフッドマーケティング

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ネイバーフッドマーケティングは、海外のお客様ではなく、国内のお客様にアプローチする事です。ビジネスだけではなく、レジャー、ファミリー、一人旅行などの多くのお客様にも当てはまります。

ワクチン接種を受けた人々は徐々に以前の生活に戻る為、すぐに飛行機に乗って海外旅行に行こうとはなりません。
まずは、地元、周辺他府県、国内、海外と徐々に枠を広げたマーケテイングが重要となります。

3.バーチャルツアー動画

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バーチャルツアーの動画をSNSやHPで紹介する事は、予約前のゲストにとって、写真よりもより多くの情報を得られるため必須項目となってきています。

単なるお部屋紹介の動画だけではなく、より具体的にこのホテルに滞在すればどのような体験が経験が出来るのか?を周辺観光スポット、飲食店を含めた滞在全体の体験内容を動画で紹介する事が効果的です。
お客様の行きたい、やりたい、食べたいをより掻き立てると良いです。

4.自然

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COVID-19により自宅過ごす時間が増え、多くの人は自然を求める傾向があります。

最近ではキャンプが流行していたりと、自宅環境とは反対の環境を求めていることがわかります。
つまり大事なのは自然です。街では見えない壮大な景色、庭園など、自然とのタッチポイントが大事になります。

5.口コミスコア

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アメリカホテルアンドロッジングアソシエーションのレポートによると、ホテルの客室収益は2021年に2019年の合計の65%に達すると予想されています。

また、以前までのホテル需要はなくなり、大きく変化していきます。その変化をして行く中でお客様がホテルを選ぶ際に今後重要とされるのは口コミスコアです。
口コミスコアは、お客様がホテルに対しての信頼、評価に相当します。

集まった口コミをより効果的に宣伝に活用し、より多くの口コミ、良い評価を得ることで客室収益を上げる決め手となるでしょう。

6.シニア層

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New York Timesでは、「年配の旅行者が新しい旅行予約の波をリードしており予防接種を優先的に接種していた65歳以上のアメリカ人は、他の世代よりも旅行に対してより好意的になった」と報告しております。

日本でも、65歳以上の方からのワクチン接種を行っており、すでに2回目まで接種完了している方が他の世代より多いです。
今後、緊急事態宣言が国内全体で解け自由な行動ができるようになった時、ワクチン接種をしている方が日本でも重要なターゲットとなるかもしれしれません。

7.自社予約

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Hospitality Netのレポートによると、「2020年11月に実施された最新のMarket Trends調査によると、ホテル予約は2019年の同時期の50%強の予約があり。一方、Expediaは23%強、但し、自社予約は比較して60%近くに上る」とあります。
また、Business Travel Newsは、2021年のホテルのマーケティング動向にも力を入れており、2020年は自社予約の年でありすぐにこのトレンドが低下する事はないようだと述べています。

このトレンドからわかるように自社予約システムへの投資は、一番効果的で速い収益を生むかもしれません。

あと書き

いかがだったでしょうか?
この記事ではあくまでも海外の記事を参照している為、日本のマーケテイングに必ずしも当てはまるわけではございません。
しかしながら、アメリカでは国内旅行が増加傾向にあり、より活発になってきていることがわかります。

今できること、今後やるべきことを具体的に理解し、何を取り組むのかの選択が重要になります。
弊社では、安全対策はもちろんのこと地域を巻き込んだ魅力を発信し、お客様とのコミュニケーションを大事にし宿泊前アンケート、宿泊後のアンケートを実施しより、お客様の満足度向上に取り組んでおります。

参照
http://ahla.com/sites/default/files/2021_state_of_the_industry_0.pdf
参照
https://asksuite.com/blog/hospitality-trends/
参照
https://www.nytimes.com/2021/02/17/travel/seniors-covid-vaccine-travel.html
参照
https://www.hospitalitynet.org/opinion/4102637.html

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