コロコロカービィ Any% チャートまとめ
※本記事の内容は2024年10月01日時点で筆者が採用しているチャートです。
以前K-STAR2024に採用されたときにAny%のチャートをまとめた記事を公開しましたが、あれからチャートが細かく変わったり印象が変わったところがあるので、RTA in Japanに応募したこのタイミングで怜和最新版のチャート解説記事を書いてみようと思います。
新しくRTAを覚えたい方も参考にしてください。
前提
動画はこちら
多分動画を見ながらのほうがわかりやすいです。本記事と二窓がおすすめです。
現時点の自己ベストを載せておきます。
プレイ環境について
筆者はNintendo Switchのプロコンでプレイしているのでその前提で話を進めます。
Nintendo Switch Onlineの加入者特典のゲームボーイで遊べます。追加パックじゃなくても遊べます。
ゲームキューブと違い、傾けとボタン操作を同時にやりやすく、どこでもセーブと巻き戻し機能のおかげで、通常プレイはもちろんRTAの練習もしやすいのでオススメです。
注意点としては、僅かにですが遅延があるので先読みでボタンを押す場面があります。
また、本体の機能でボタンの割り当てを変更できます。
これは人によって好みが分かれる所かと思いますが、筆者は主にソフトリセット(後述)のやりやすさと、うっかり中断メニューを開かないことが目的です。(暇なときにボタンカチャカチャやってると押しちゃうんです…)
筆者の腕前について
筆者は本記事執筆時点で世界2位(日本1位)の記録を持っているので、十分参考になると思ってます。
理論値ではない
最速とされているやり方が出来ない箇所があり妥協している部分もあるため、本記事はコロコロカービィのRTAを触るきっかけにしていただきつつ、他のやり方が気になったりもっと極めたい時は他の方の記録動画やTAS動画を漁ってください。
前半・後半
本記事では中間ポイントを取る前までを「前半」、中間ポイントを取った後を「後半」と表現します。
必要な知識・テクニック
必要になる場面が複数ある知識やテクニックをここにまとめます。本RTAにおける総論です。
カテゴリールールを読もう
まずはSpeedrun.comでカテゴリールールを確認しましょう。すべてのRTAにおいて大事です。
ファイル1を使おう
ソフトリセット(後述)により、しばしばセーブファイルを選択する画面に戻ってきます。
この時、必ずファイル1にカーソルが合わせられるため、ファイル2や3を使用しているとカーソルを動かす手間が発生してしまいます。
RTAを走る場合は必ずファイル1を使用しましょう。連打で済みます。
試しにファイル2でL1-1クリア後にソフトリセットしてファイル選択画面を開いたときの画面を載せておきます。
感度が高い
プレイしたことがある方ならわかるかと思いますが、ジャイロの感度がかなり高めです。おそらく実機向けの感度のまま移植されたと思われます。(傾けすぎると画面が見えづらくなってしまうため)
令和最新のイカしたゲームと違いジャイロ感度も設定できないため、思うように動かせないことは多々あるでしょう。
ぱっと思いつくのはこれくらいでしょうか。
こればっかりは慣れです。通常プレイ等を通して練習しましょう。
ジャイロの水平調整
SELECTボタン(スイッチでは-ボタン)を押すと水平の再設定が可能です。
プレイ中に「なんかいつもと違うな…」と思ったときに試してみてください。
傾き方向は(たぶん)16方向
体感ではありますが、このゲームの傾き方向は16方向(+水平)と思われます。
方角を16方位に分けたときのような感じです。
星パネルと時間パネル
コースの地面には星が描かれたパネルがあります。このパネルは跳ね上げ入力があると時間パネルに切り替わります。
星パネルは取得すると星が増えスコアも獲得できますが、場所によってはわずかに処理落ちが発生します。
余裕があれば、跳ね上げで時間パネルに切り替えておきましょう。
ただし、残り時間が3秒増えるため、後述するタイム精算に影響がある場合は控えるのが理想です。
テキストはBボタンでスキップ
ところどころにある看板にはチュートリアルのようにテキストが仕込まれています。一部のハテナ穴にも仕込まれています。
RTA走者にとっては余計なお世話なわけですが、このテキストはBボタンを押すと最後まで読まずにスキップできます。
もし当たってしまったときはBボタンを押してすぐ復帰しましょう。
カメラをずらして周期もずらす
敵の動きやステージギミックの周期はカメラに映ったあたりから始まります。(厳密には違うかもしれませんが、RTAではだいたい転がりっぱなしなのでそう認識しても問題ありません。)
そこで、カメラをずらすことで敵の動きやステージギミックの周期をお好みのものに近づけることができます。
カメラをずらす操作は十字ボタン(または左スティック)に割り当てられています。押したほうをよく見る感じです。
風船は最小限
本作はシリーズでは珍しく自力でホバリングできません。
代わりに「G」と書かれた風船を取ることで15秒間ホバリングできます。
RTAではこの風船を取りすぎると下記理由からタイムロスになってしまいます。
L1-2、L8-3は風船必須のステージです。どこで取るか覚えておきましょう。
3回飛んだら無敵
ステージギミックで3回連続でジャンプすると少しの間無敵になります。
無敵キャンディーを取った時より時間は短いですが、跳ね上げている間は無敵時間が消費されません。
無敵になると処理落ちが起きることもあるので連発はしませんが、Any%では1か所だけ活躍します。
前に跳ぶ
コントローラーを跳ね上げることでカービィちゃんを跳ね上げさせることができます。
通常は手前にクイッと動かして手前に跳ぶかと思いますが、前に傾けたままコントローラを一瞬上に振ることで、前への傾けを維持しつつ跳ね上げさせるため、前に跳ぶことができます。
跳ね上げてから前に傾けるよりもロスがないので、知っておくと便利です。
レッドスター、ブルースターは取らないで
Any%ではあまり見ることはないとは思いますが、道中にはレッドスターとブルースターが各ステージに1つずつ隠されています。
レッドスターは収集要素です。全ステージで集めると完全クリアとなります。
ゲットすると動きを止めて「ヤッター」と喜んでしまうので、若干のタイムロスです。
ブルースターはゲットした時の喜びだけでなく、ゴールしたあとにミニゲームが始まってしまいます。
ミニゲームを終わらせないとセーブもされない(=ステージをクリアしたことになってない)ため、特大のタイムロスになります。
万が一取ってしまったときはその時点で即ソフトリセットが一番マシな対処法です。最速でミニゲームを初めてポーズから「やめる」が一番マシな対処法です。
いずれもAny%では取りに行かないといけないようなところにしかありませんが、見つけても取らないようにしましょう。今回はAny%なので集める必要はありません。
ゴールへの着地
ゴール着地地点が中心に近いほどスコアが高くなります。また、中央にゆっくり転がる演出があるため、ゴールの中心に近いほどRTA的には速くなります。
しかし、本当にど真ん中だと残機が1増えるのですが、このときに「ヤッター」とボイスが流れてしまいます。ボイスの長さの分だけタイムロスです。狙ってもなかなかできるものではありませんが…
ベストな動きは6400点を出す程度の近さです。(高いスコアを取ることではなく、中心との距離に意味があります。)
余談ですが、ゲームクリア時に残機が1つ1000点で精算されるため、スコアを狙う場合でも6400点がベストです。
ソフトリセット
A+B+START+SELECTの同時押しでゲームを再起動することができます。
通常プレイではあまり使われない機能ですが、RTAでは使う頻度が多いので覚えておきましょう。
カービィダンスはスキップ
ステージクリア後はセーブが行われますが、音楽が流れ始めたあたりでセーブは完了しています。
そのため、音楽が流れ始めたらソフトリセットしてしまっても次のステージに進めます。
利用する状況は、主にボス戦が終わった後です。そのままでいるとカービィダンスが始まってしまいます。
これをソフトリセットによってスキップできます。速すぎるとやり直しになるので気をつけましょう。
鍵の場所は固定
ときどき鍵を取らないと先に進めない場面がありますが、鍵が隠されている場所は固定です。やって覚えましょう。
ボス戦では残り時間に注意
各レベルの4ステージ目は最後にボス戦があります。
ボス撃破後はゴールするとタイムの精算が始まります。マリオのように残り時間がスコアに変換されます。
残り時間1秒につき1F(=1/60秒)かかるため、仮にカンストした状態(999秒)で精算が始まると16.65秒待たされます。
この待ち時間を減らすため、RTAでは自滅やソフトリセットで増えすぎた残り時間を減らす必要があります。
あらかじめどこで残り時間を減らすかはチャートに組み込んでおく必要があるので、各レベルごとに覚えましょう。
メガイターを倒したら
このRTAで戦うボスはラスボスのデデデを除けばメガイターしかいません。
メガイターを倒したときはカメラを左にずらしましょう。
動けるようになるのは目玉が画面外に行ったときなのですが、カメラをずらすことで目玉の退場を速めることができます。目玉4回転くらい待たされるところを1回転くらいで済みます。
サイコロ
このカテゴリーには若干のお祈りポイントが存在します。それはサイコロです。
跳ね上げでサイコロを振り、赤い目が出たら赤い門が開き、青い目が出たら青い門が開くというギミックです。
赤か青が出ると進むルートを変えられないため、進むルートを自力で決められません。遅い方・難しい方のルートを進むことになるとタイムロスです。
また、白い出目が出ることもあります。この場合はどちらの門も開かず振り直しが確定するため、どのステージにおいてもタイムロスです。
ここで、バグの紹介。
サイコロを振っているときに門が映ると、なぜかその門が開きっぱなしになります。
上手くいけば乱数を無視して速いルートを進めます。詳しくはL2-2で。
水切りジャンプ
おそらくゲーム内で説明されない操作ですが、水面についた瞬間にAボタンを押すと水切りジャンプができます。
ボタンを押すのが遅れてしまうとジャンプできなくなってしまうので、テンポよく押しましょう。
Any%ではL3-1、L6-1で使います。
レベルのワープがある
L3-1、L6-1にはウィスピーウッズがいます。今作は話しかけるとワープさせてくれるいいやつです。
おかげでAny%は15分ほどで終わります。
ワープさせてもらうとき、Aボタンを連打していると「しない」にカーソルがあっているので冷やかしになってしまいます。
↓を入力してからAボタンです。
各ステージごとに解説
ここからはどう進んでいくのかを各ステージごとに解説していきます。
L1-1
特筆すべきことはありませんが、最初のステージということもありチュートリアルがところどころにあります。読む必要はないので避けましょう。
L1-2
風船のチュートリアルステージ。
風船が入ったハテナ穴からは跳ね上げで風船を出せます。
前半は最初・2つめのハテナ穴から風船を取りましょう。3つ目のハテナ穴からは取らなくてOKです。
後半は最初の風船を取ったらすぐに左前へ進みます。
すると、残り5秒くらいでハテナ穴のある島が見えてきます。
跳ね上げで風船を補給したら、このステージではもう風船を取りません。
あとはゴールへ向かって前進あるのみ。
L1-3
開幕の雲に乗るところはジャンプ穴ではなく跳ね上げで直接乗ります。
右へ傾けすぎると雲が近づいてこないのでほどほどに。北北東へ弱めに傾けるくらいでいいです。
乗れたら右前に傾けて次の島に乗れます。
次の雲に乗れたら中間ポイント。ここでカメラを下にずらしながら前に転がしましょう。
すると、雲の周期を待たずに進めます。
傾けはまっすぐ前だけではなくて、中間ポイントの右側1マスに軸を合わせておきましょう。
雲に乗れたらすぐに上にカメラをずらしておきましょう。この後の雲の待ち時間を少しでも抑えるためです。
このステージではゴールの中心を狙いません。雲を待たずにサクッとゴールしちゃいます。
ここでチャート分岐があります。
世界記録ではL1-4のボス部屋で自滅していますが、非常に難しいので、筆者はL1-3終了後のセーブが終わったらソフトリセットします。
妥協ですがこれでも残り時間はそこそこ減らせます。
L1-4
鍵は右上にあります。ノボットがハテナ穴を塞いでるのでどいてもらいましょう。
後半はジャンプ穴が大量にあるエリアがありますが、それぞれの穴を仕切っている黄色いブロックに乗れるので、ブロックをつたって最後まで行けたら速いです。
これはかなり難しいので、できなければ素直にジャンプ穴で跳んで行ったほうがいいです。
L1-4 ボス戦
メガイターはジャンプ穴でジャンピングアタックを仕掛けることで倒せます。
ただ、最後は動きが速いため、決まった動きをして誘導します。
外周がダッシュプレートなので難しいですが、これ以外の方法を知らないので…
まず左奥のジャンプ穴から一発目。反撃で追いかけまわしてくるので、時計周りで外周を1周ほど。
二発目は右奥のジャンプ穴から。メガイターへの攻撃はワンバウンドでもOKです。
二発目がヒットした後に上に飛ばされた場合と下に飛ばされた場合で、誘導が少し変わるので両方覚えておくといいです。
上に飛ばされた場合はダッシュプレートに流されるので、また時計回りで外周を1周ほどしたら、右上または右下のジャンプ穴を使って迎え撃ちます。
最後跳んだあとに右に傾けてます。ゴールに近い位置で仕留めているので若干速くなります。
下に飛ばされた場合、上に傾けてメガイターが真横に移動するように誘導します。
ダッシュプレートに流されて時計回りで外周を1周したら、右上のジャンプ穴を使って迎え撃ちます。
この場合はメガイターの無敵時間が終わるタイミングが違うため、ゴール地点で倒すことができる分ちょっと速いです。
三発目が当たったらカメラずらしを忘れずに。
ちなみに、外周のハテナ穴にはまってもそこから飛び出して攻撃できます。
リカバリー案としてどうぞ。
テキストが仕込まれているハテナ穴なので、Bボタンのスキップを忘れずに。
ゴールしたらセーブが完了したタイミングでソフトリセットします。カービィダンスはカット。
L2-1
特筆すべきことはありません。強いて言うならマイクを取らないように注意するくらいでしょうか。
L2-2
前半は実力勝負、後半はお祈りポイントです。
開幕カメラを上にずらしっぱなしにします。リフトの待ち時間を少しでも減らすためです。二つ目のリフトまでずらしっぱなしです。
ここで難しいアプローチがあります。
二つ目のリフトがあるところでハテナ穴に入って左前に傾けながら待機します。
リフトの下の辺が黄色いブロックの上の辺に到達するくらいでAボタンを押して飛び出すと、ギリギリリフトに乗れます。
また、ジャンプ後の着地隙?(ぺうーっていうあれ、跳ね上げで跳べなかったり、地上のギミックを受け付けない時間があります)がリフトに着地した場合はないので、すぐに跳ね上げで跳べます。
これを利用して前に跳んで穴を飛び越えます。
結構シビアですが、できると2秒ほど速くなるので、攻めたいときはやってみてください。
出来なければ普通にリフトに乗りましょう。ある程度進んだら跳ね上げで穴を飛び越えましょう。リフトが対岸にたどり着くのを待つより速いです。
2つ目のリフトを超えたら左右に道が分かれていますが、ここは左へ進みます。
ここから後半ですが、サイコロがあります。
赤が出れば当たり、速いほうのルートです。
一方青ルートははずれです。リフトを待つ必要があるためテクニックによる介入ができず、必ず6秒ほど遅くなります。
最近はバグで赤い門を開ける頻度が高くなってきたので、そちらを紹介します。
雲に乗った時の★が背景の雲と重なったタイミングで飛び出します。
崖の1マスにピッタリ着地できるので、そのタイミングで跳ね上げを入力しつつ前進しています。
必ずではありませんが、バグ開けの成功率はけっこういい感じだと思います。
一応昔のやり方も残しておきます。運ゲー寄りではありますが…
中間ポイントをくぐらずに手前のスペースで跳ね上げてサイコロを振ります。
この時、中間ポイントの手前でサイコロを振っておくことでリフトの周期が始まるのを遅らせることができます。
成功すればリフトを待つことなく先に進めます。
動画では手前に跳んでますが、斜めの壁に擦るように跳ね上げると事故りにくくていいです。
L2-3
開幕からカメラを右下にずらしながら進みます。
前へ傾けて目の前のジャンプ穴に入ったらすぐに飛び出しながら右前の傾けにします。
雲に乗れたらふたたび前への傾け。
すぐ雲が来るので、ジャンプ+右前の傾け。
これで2つ目の雲までスムーズに乗れるはずです。
ここまで来ればカメラずらしは一旦しなくて大丈夫です。やりやすいように調整しましょう。
後半はゴルドー越えの連続が待っています。
3つ目のゴルドーを跳び越える猶予が少ないため、通常プレイでは難所ですが、カメラずらしを駆使して安定させます。傾けは常に前です。
雲に乗ったら上にずらしっぱなしにして、1つ目のゴルドーを越えたら下にずらしっぱなしにします。
2つ目のゴルドーを越えるときに、Aボタンを押すと同時に十字ボタンから一旦手を離します。
すぐに3つ目のゴルドーが見えるので、Aボタン連打で跳び越えます。
残りのゴルドーは上にずらしっぱなしで出現を速めます。
L2-4
後半には前に跳ぶとショートカットできるポイントがあります。
たぶんここのショートカットがRTAテクニックの中で一番簡単な気がします。
気軽に真似してください。
L2-4 ボス戦
ここまでノーミスなら残り時間が999秒になっています。すぐに手前に転がって自滅しましょう。
レベル2のメガイターは反撃方法が急降下に変わっています。
本来は2、3回急降下するのですが、急降下のタイミングで跳ね上げを入力すると2回目以降がキャンセルされるのでタイム短縮になります。
ジャンプ穴に入っていれば跳ね上げてもカービィちゃんの位置は変わりません。
倒したらカメラを左にずらすのを忘れずに。
L3-1
このステージは最初に右奥に行くとウィスピーウッズがいるので、水切りジャンプで跳んでいきましょう。
話しかけるとレベル6にワープさせてくれます。
L6-1
途中で左右の分かれ道があります。
右ルートは落下する場所が少ないけど遅くなりがち。
筆者は左ルートを採用しています。落下しそうな場所はすこし多いけど速めです。キャピィに当たらないように注意。
後半は桟橋地帯を水切りジャンプで左奥に進むと、ワープスターに乗ってボーナス部屋に行けます。
ボーナス部屋にはウィスピーウッズがいるので、レベル8にワープさせてもらいましょう。
L8-1
黄色バンパーだらけの細い道を進むステージです。
難しいステージですが、RTAテクニックはなく純粋に操作精度が問われるガチンコ勝負ステージです。
跳ね上げで飛び越えればある程度誤魔化せます。
L8-2
前半は2回サイコロがあります。
1回目のサイコロはバグも使えないガチの運ゲーです。
赤ルートは落ちやすく危険な上に遠回りのはずれルートです。
もし引いてしまった場合は、右の突き当りから2回飛んでショートカットを狙います。デカブーに浮かされたらたぶん落ちます。
2回目のサイコロは、慣れてくるとタイムに差がなくなってきて「とりあえずどっちか出して」になります。
赤ルートは沼りやすいイライラ棒的な構造です。落ちにくいのはマシかもしれませんが沼りやすいです。
慣れるまでは最初のカブーを跳ね上げで倒して、そのカブーがいた空間を経由してショートカットします。まっすぐ転がす意識を持ちましょう。
慣れてきたら跳ね上げで倒すのを待たずにショートカットで突っ込みます。
ここから後半。鍵は右側中段にあります。
鍵を開けたらバンパー二つと大き目の穴がありますが、ここは左側の道に進みます。
速いやり方として、左の崖ギリギリで跳ね上げて進む方法があります。
最初は赤バンパーなので、跳ね上げると当たっても跳ねない青バンパーになってしまいます。そのためギリギリを攻める必要があります。
左に跳ね返されると一発で左の道に進めます。
慣れるまでは一度跳ね上げて事前に青バンパーにするのがおすすめです。
跳ね上げで左前へ跳ぶと赤バンパーになるはずです。赤バンパーは当たると上に跳ねるので落ちません。少々時間がかかりますが確実です。
左に進めたらハテナ穴に入ってる無敵キャンディーを取ります。余裕があれば、取ったあと宙に浮いてるタイミングで跳ね上げて星パネルを時間パネルにしておくと処理落ちが減ります。
無敵状態だとひび割れブロックに当たっても跳ね返されず突き進むことができます。
気分爽快ですが、最後に用意されたジャンプ穴には要注意です。
本来であればジャンプ穴→赤バンパーに跳ねられる→赤バンパーに跳ねられるという具合に穴を渡っていくのですが、無敵状態ではバンパーに当たっても吹っ飛ばないので落ちてしまいます。
ジャンプ穴の隣をスッと通って、穴は跳ね上げで飛び越えましょう。
もしジャンプ穴に入ってしまった場合、方向転換できないので無敵が切れるのを待ちましょう。一応赤バンパーになっていることを確認してください。
L8-3
本作唯一の強制スクロールステージ。前半はジャンプ穴を乗り継いでボーナス部屋を通ります。普通に進むより速いです。(確か10秒くらい?)
後半は風船必須ですが、自分はゴルドーに吹っ飛ばされて大ジャンプするチャートを採用しています。
正直安定しないので文字に起こさなくてもいい気がしますが…
最初の風船を取るタイミングを固定(スクロールでやむを得ず取る感じ)、2個目の風船を取るタイミングを調整(カウントを目印に)、いい感じにゴルドーに当たり続けるように傾けて開放、という感じです。
正直無理にやらなくてもいいと思います。落ちたら40秒ロスするので。
大ジャンプしない場合は3つ目の風船をハテナ穴から補充しましょう。なるべく早く補充できるように前の方を陣取りましょう。
ゴールしたらソフトリセットで残り時間を減らします。
世界記録ではL8-4のボス部屋で自滅しているのですが、これもまた難しいので妥協です。
L8-4
ここでステージギミックを使って無敵になります。
Aボタンで飛び出たり引っ込んだりするここで2回ジャンプ、青いマスで1回跳ねると無敵になれます。
無敵時間を延長するために跳ね上げを入れながら進みますが、ノボットにたどり着く前に2回跳ね上げていればOKです。(やりすぎるとむしろやりずらくなるかもしれません。)
そして3回目の跳ね上げあたりでノボットに無敵タックル!
成功すれば道を塞ぐノボットを吹っ飛ばして先に進めるので、スイッチを押す必要がなくなって簡単ですし、なにより速いです。
雲に乗ったら左のトゲに当たりながら進みます。雲を乗り継ぐより速いです。
このときなぜかカメラを左にずらすと処理落ちを軽減できます。雲の描画って思ったより負荷が高いんですかね?
後半はまず鍵。右端のノボットです。
鍵を開ける前にカメラを下にずらしておくとバンパーが飛び出るタイミングを遅らせることができ、スムーズに進めます。
トゲゾーンに来たら上にずらしておけば雲の周期を少し早めることができます。
そして最後の難関、3連ジャンプ穴です。
今更ですが、このゲームにはおそらく先行入力の仕組みがありません。最速で飛び出したいならAボタンをちょうどいいタイミングで押さないといけません。ビタ押しです。
しかも遅延があるので、ほんの少しだけ速めに押さないといけません。
にもかかわらずここのジャンプ穴は(2つ目以外は)飛び出す方向の切り替わりが非常に速いので、少しでもAボタンが遅れると斜めに跳んでしまいます。
それが3回もあるんです。さらにカービィを落としてやるという意思を感じる溝状の穴。
こんな地形を最終盤に置くな。
ですが、対策はとれます。
コントローラーを水平ポジションにして、傾けが入らないようにします。この状態なら斜めに跳んでしまってもギリギリ修正が効きます。
前に傾けてると斜めに跳んでしまったときのリカバリーが効きません。
斜めに跳んだらとりあえずジャンプ穴に入りましょう。ゆっくり、確実に前に跳んで仕切り直しです。
最近は慣れてきて跳ね上げで前に進みつつ最後のジャンプ穴に入って即脱出もできるようになりました。
L8-4 ラスボス戦
さあデデデ戦です。RTA的には最後の関門です。約10秒の短縮をかけてハメ技を使います。
(画像は左端にスタンバイしていますが、中央に陣取っているつもりで読んでください。)
大砲に入ってデデデがほんの少し左に移動するくらいの位置にスタンバイ。この位置ならギリギリ突進は当たりません。
※慣れないうちは左端でスタンバイがおすすめです。
このとき北北東に傾けを入れます。大砲が動かない程度の微妙な傾けです。デデデの体力を削り切るまでそのままです。
戻ってくるところで跳ね上げを入れるとデデデがその場でジャンプします。
すぐに発射します。うまくいけば事前に入れていた傾けのお陰で背中に飛んでいき無敵を解除できます。
背中にヒットしたあとは跳ね返りで大砲に戻ります。
すぐさま跳ね上げでデデデの動きを止めたら発射してデデデにダメージを与えつつ、跳ね返りで大砲へ戻っていきます。
ここからは跳ね上げなくて大丈夫です。大砲とデデデの往復が始まります。
倒せたらメガイターのときのようなタイム短縮テクニックがあります。下記①②を同時にやってください。
①デデデから見て右側(カービィから見て左側)に陣取れるように傾けておく
理想は下の画像の位置。ここまで歩く演出があるので、その距離を抑えます。最初から歩いて。
②カメラを下にずらす
最後に画面上部へ退場していくので、その時間を抑えます。これはメガイターのときと似てますね。
これで全ステージ終了、完走です。おつかれさまでした。
おわりに
普段文字を書くような人間ではないので上手く伝えられているかわかりませんが、ゲーム画面だけでは伝わらないところが伝わったらいいなと思っています。
もし誤りや質問したい点があれば気軽に連絡とってください。最近はよくゲームすきーというMisskeyのインスタンスにいます。
これで君もコロコロカービィ走者だ!