【朝読書】ペンとアップルは、合わせるとアポーペンになる
今回は、ジェームス・W・ヤングさんが書かれた「アイデアのつくり方」という本を読んだので紹介します。
「アイデアのつくり方」というかなりシンプルなタイトルと100ページ程度の薄い本に「なんだこの本は?」と興味を持ったので読んでみました。
アイデア ≒ 料理
この本の中でアイデアは一体どういったものなのかを簡単に言ってくれています。
それは、
「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせである」
確かにそうだなと思うことが自分の周りを見てもそう思いました。
スマホ = 電話 × パソコン
インスタグラム = 写真 × SNS
Twitter = 文字 × SNS
Kindle = 本 × 電子データ
など周りの商品などをよく観察していると既存の要素の組み合わせであることがわかります。
この組み合わせという言葉で僕の中で一番印象にあるのが、前に流行ったピコ太郎のギャグです。
それがあったので、タイトルをペンとアップルにしました。笑
それはともかくとして、この組み合わせやアイデアという言葉で僕の中で一番身近なものは「料理」だなと本を読みながら思いました。
なぜなら、料理というというのはいろんなものを掛け合わせてミックスすると出来上がるからです。
フライドポテトは、「じゃがいも×油で揚げる」がミックスされています。
おそらく、初めて作った人はそれまではじゃがいもは茹でて食べていただけかもしれません。
そこである人が、このじゃがいもを加熱した油に入れてみるとどうなるのだろうと実験したところ、美味しくなり、料理として誕生したのかと思っています。
ここは、僕の推測になりますので、間違えていたらすいません。
ただ、ここで言いたいのは新しいアイデアというのは、料理と似ているということです。
何かをアイデアを作る時には、料理をイメージすると良いかもしれません。
アイデアには手順がある
アイデアのつくり方という本であるように、「手順」があります。
本では少し難しい表現を使っているのですが、翻訳の方がさらにわかりすくしてくれています。
データや資料集め
データの咀嚼(そしゃく)
データの組み合わせ
アイデアのユーカレ(発見)
アイデアのチェック
この5段階です。
先ほどのフライドポテトを勝手に作り方に置き換えてみると
じゃがいもの料理や性質のデータと油についてのデータを集める
集めてきたじゃがいもと油のデータの関係性を探る
じゃがいもと油のデータを組み合わせる
温めた油にじゃがいもを入れる=フライドポテト
このフライドポテトは美味しいのかをみんなに確認する
というような感じですかね。
この中では、1や2は意識的に行う活動で、3や4は無意識的な活動と書かれています。
つまり、無意識的な活動とは、じゃがいもと油について何も考えていない時(風呂の中や寝る前に)の活動のことです。
普段、よくあることですが、夜寝る前などにこんな商品やこんなイベントがあったらいいなと思うことがあると思います。
その翌朝には忘れてしまっているのですが…
そういった活動のことを無意識的な活動と書かれています。
確かに良いアイデアが思い浮かぶ時ってそのこと自体を考えていないことが多いんですよね。
僕の場合は、夜寝る前とかが多いので、最近は寝る前にはノートとペンを自分の近くに置くようにしています。
この本のすごいと思ったところ
結局、この本の何がすごいかという、アイデアが生まれる過程を言葉に表現していることだと思います。
しかもかなり端的にそして、短い本の中でそれを実現しています。
僕は、普段は電子書籍が多いのですが、この本の電子版がなかったのでわざわざ本を買って読みました。
まだまだそこまで読み込めてませんが、これからも読み込んでいきたいと思います。
何か新しい発見がありましたら、noteで書きたいと思います。
以上、読んでいただきありがとうございます。