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Liella! 2ndLoveLive!~What a Wonderful Dream~ 横浜公演Day2 感想

 2ndライブに行きました。Liella!の圧倒的なクオリティとそれを存分に発揮させるセットリスト含む流れ、完璧だったと思います。恐れ入りました。以下、お気持ち表明交じりの感想文です。お時間あればお付き合いください。

※アーカイブ見ていない状態なので記憶違いがあるかもしれません       

※ネタバレ注意です        


00. オープニング

 day1の情報遮断していたのでStarlight Prologueが流れ始めた瞬間「始まった!」と思って立ったら周り誰も立ってなくて恥ずかしかったです。5色のラインを開幕前に作らせるのは憎い演出ですね。自然に気持ちが高まりました。4階L列だったので幕?を正面から見られなかったのですが、5人のシルエットを映す演出も良かった。好物です。

01. GOING UP!/Liella!

 驚きました。アウトロが「夢を、見ようよ」なので、この2ndライブのテーマにぴったりなんですね。Starlinesで伊達さゆりが一人で歌い上げた曲を、今度は5人で歌うというのは個人的に感慨深いです。

02. Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!/Liella!

 いいっすねやっぱ。盛り上がります。1番の締めはさゆりんでしたね。ありがとうございます。

03. What a Wonderful Dream!!/Liella!

 意外と早く来ましたね!MV含めすごく好きです。僕はこの曲、というよりこの2ndライブを「Starlinesからの次なる一歩目であると捉えています。もっと忌憚のない言い方をすれば、Starlinesを神格化させないための一手であると言えるかもしれません。(僕の勝手な認識です)              

 激動の10都市22公演は、本当に凄まじいものでした。きっちり3時間強のライブをほぼ毎週3ヶ月もやり続けたというのは、普通じゃありません。後世に語り継がれるべきライブツアーだったと思います。         

 そんな伝説的なライブツアーを経て世に出されたこの曲は、「この先何が待ってる!?」というフレーズから始まり、Liella!の今後を想起させるワードが多い歌詞になっています。未来への希望について歌っていますね。その中で、一番に「色づく街こえて」という歌詞が出てきます。僕はこの「色づく街」は、Liella!がStarlinesで足を踏み入れた街を指すのではないか、と捉えました。そこを「超えて」と言う訳です。「Starlinesで沢山の思い出を作ったけど、そこに留まるつもりはないよ」、『What a Wonderful Dream!!』から、そんな意思表示を僕は感じ取りました。今回『この街でいまキミと』がセットリストに入っていないことも、そういうことなのかなと感じさせます。   Starlinesが伝説的であったからこそ、早々と次を示す。停滞を許さない。この姿勢は非常に好感が持てます。追いかけ甲斐がありますね。

 『What a Wonderful Dream!!』、グループの文脈に沿い、十分すぎるほどに意味を持った一曲だと思います。パフォーマンスも素晴らしかったです。

04. 1.2.3!/澁谷かのん・平安名すみれ・葉月恋

 Starlinesからさゆりん以外組み換え。サビの振り付けが好きです。

05. 水色のSunday/唐可可(Liyuu)

 こんなに可愛い生物が存在してていいんですかね??Liyuuさんマジでずっと可愛かったです。傘って。なんかずっと可愛かったですね。終始驚いてました。可愛さに。

 この曲、「~だろうね?」っていうサビのフレーズが印象的なんですけど、可可ちゃんに「~だろうね?」って言わせるのめちゃめちゃ良くないですか?あまり可可ちゃんからもリーちゃんからも出ない口調なので。スクールアイドル唐可可でしか聞けない限定感が良いです。歌ってそれが許されるから面白いですね。この歌詞を澁谷かのんが書いたと妄想すると興奮します。

 あと今回の気付きなんですけど、配信には無い現地の良さの一つに、「キャストの下半身」がありますね。配信ではやはり顔を中心とした上半身が映ることが多いので。その点現地では見ようと思えばずっと下半身を見ていられます。「水色のSunday」は足の振り付けがすごく可愛かったです。オタク、キャストの下半身を見ろ。

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 落ちサビ前にこのポーズしてくれたの良かったです。

06. Flyer’s High/嵐千砂都(岬なこ)

 なこ!!

 嵐千砂都の躍動感を表す一曲ですよね。衣装!あの大会の衣装じゃないですか~いいですね~パンツスタイルっぽいのにスカートなのが好きです。

 「まんまる」って歌詞のところでアレンジがあったと思うんですけど、割と岬なこさんってそれをよくやる印象があります。パフォーマンスに余裕があるんでしょうね。Liellaのダンスリーダーであるプレッシャーもなかなかだと思うんですけど、実力で示してくれますねいつも。なこちゃんがいないLiellaは、Liellaじゃないですからね。

07. だから僕らは鳴らすんだ!/Liella!

 この2ndライブ、「キャストのお着替えの時間も無駄にしない!」という、エンタメ性抜群のライブでした。もう一個ありましたが、ここもすごく楽しかったです。序盤の盛り上げ曲として毎度セトリに入って来そうですねこの曲。声を出さなくても楽しめるというのが凄いです。

 

 「…私のこと好きな人?」


 君は俺を狂わせるために生まれてきたんだね

08. HOT PASSION!!/Sunny Passion 

 生サニパ!初でした。曲が良い!絶対盛り上がるじゃないですか。お二人ともステージ慣れてる感じ。楽しかったです。

09. 常夏☆サンシャイン/澁谷かのん・唐可可・嵐千砂都・平安名すみれ

 ここらへんから「このライブやべえな…」ってなってました。ここ絶対に『Till Sunrise』が来ると思っていたので。キャストも客も休ませる気無しかと。

 『常夏☆サンシャイン』、4人曲なので今後厳しいかと思っていたけど見れて良かった~。大好きなので。なこちゃんのロングトーンもばっちり決まってましたね。世界が岬なこだけを見る時間が好きです。本当に好きですこの曲。最強のぶち上がりソングですね。EFFY~~~~!!!

 

 余談ですが、僕はこの曲マジで踊れます。

10. Till Sunrise/Sunny Passion

 きたー!すごい曲ですよね。楽しくて仕方がないです。「最高ハッピーな~」の部分のリズムがあまりにも好きです。あとアウトロもめちゃめちゃ好きで、アウトロの好みではラブライブシリーズで三本の指に入ります。曲でしっかりと強くなっていくライバルグループ、いいですね。

11. 青空を待ってる/澁谷かのん(伊達さゆり)

 後述

12. 微熱のワルツ/葉月恋(青山なぎさ)

 この曲、葉月恋を変える一曲になると思います。なって欲しい。この上なく優雅で素敵な曲であり、それに見合うパフォーマンスでした。葉月恋だからこそ生まれた曲で、青山なぎさだからできるパフォーマンス。美しさとは?優雅とは?その答えがあのステージにありました。どんな賛辞でも足りないぐらい素敵な4分強でした。

 ラブライブって、基本キャラクターがベースにあると思うんですけど、キャストがキャラクターに価値を付加することも起こりますよね。青山なぎささんは全力でそれをやっていると思います。どちらかというと仮面を被っている印象がありますが、彼女が葉月恋に懸けているものが見え隠れする瞬間が僕は好きです。

13. Tiny Stars/クーカー(澁谷かのん・唐可可)

 原点なるクーカー。宮城で大きな意味を持ちましたね。今後もきっと強い存在であり続けると思います。

 そして僕はクーカーの、『Tiny Stars』のその先が見たい。

14. みてろ!/平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)

 火花出た時「うっっわ!!!」て声出ちゃいましたけども。音でかすぎてびっくりしました。

 『みてろ!』、平安名すみれの心情を最高に正しく表現した曲ですよね。ロック調にするセンスが良いです。ここで寝かせに寝かせたノンフィクション衣装を公開するのずるいですね~。この衣装は私のものよと言わんばかり。

 平安名すみれが憑依した時のペイトン尚未があまりにも好きです。相変わらずのパフォーマンスレベルでした。とんでもない実力者ですよね。それが自己評価と全く釣り合ってないのがまた面白いです。平安名すみれのベースは「悔しさ」だと思うんですけど、それが強力なパワーになる瞬間が見ていてたまらないです。


EX. ダンスバトルパート

 なにこれ!!聞いてないこんなの!!ここでも幕間として休ませる気無しですよ!ライブの構成が凄すぎてちょっと引いてました。

 このパート、Liellaが「実力派スター集団」って位置付けだからこそできることだなと感じました。千砂都・恋・すみれの三人というメンツにも完璧にハマっていました。ペイちゃんがずっと平安名すみれのままだったのも良かったです。Liellaのライブに来てるんだなあという気になれたので。

 『Tiny Stars』の章で「Tiny Starsのその先が見たい」などと宣いましたが、もしLiella!がユニット展開をするのなら、クーカーとこの3人で見てみたいです。クーカーが『Tiny Stars』の次にどんな曲を出すのか見てみたいし、ダンスバトルの三人で行うライブも興味がそそられます。ただの願望ですけどね。

15. ノンフィクション!!/Liella!

 ダンスバトルパートで流れていたイケてる音楽の流れから始まるノンフィクション!!、も~~~!!来るとは分かっていましたけども!このあたりはもう凄すぎて笑ってましたね。この曲に下手な感想はいらないと思います。Liella!の武器なので。L列側からはチャールストーンがよく見えたので良かったです。伊達チャールストーンは栄養満点。

16. Day1/Liella!

 あ~~~~!!!!はいはい!分かってましたけども!ノンフィクション→Day1ね!誰も勝てないですよこの流れには。武器その2。つえ~

17. 私のSymphony/Liella!

 前の映像からの流れが素晴らしかったです。5人それぞれが「ちっぽけな昨日までの私」だった頃のことを語っていて、「夢を叶え始めた」と歌っていました。ラブライブ!スーパースター!!の真髄ですね。泣きました。

 この曲、本当に不思議ですよね。ナンバリングシングルでもなく単体でCD化すらされていなく、サブスクリプションにも乗らない。にもかかわらず(が故にと言ってもいいのかもしれませんが)、Liellaにとって相当に大きな意味を持っていますよね。ある意味ジョーカー的なポジションに立っている気がします。この先もここぞという時に現れて感情をめちゃくちゃにしていくんだろうなあ。一つのアーティストを追う面白さってこういうところにもありますね。

18. Wish Song/Liella!

 好き。イントロが好きな曲の中でトップクラスに入ります。振付も大好きです。横から見てると手の動きが美しいんですよね。

 余談ですが、こちらも踊れます。

19. Dream Rainbow/Liella!

 「夢」がキーワードのライブなので。アンコール前に締めるのに相応しかったですね。Bメロの恋ちゃん(なぎちゃん)の伸びが好きです。

EN1. START!! True dreams/Liella!

 和やかに進む生首ドラマが、最後に五角形になってこの曲を匂わす演出がすごく良かった。曲に関してはもう、この先何度も見ることになるので。この曲と一緒に大きくなるLiellaが楽しみですね。

EN2. Dreaming Energy/Liella!

 間奏で隣の人間に会釈する振りがめちゃくちゃ好きです。

EN3. ユニゾン/Liella!

 約束されたラスト。何の文句もつけようもないくらい、締めにぴったりの曲ですね。細かく一言一句までは覚えてないですが、伊達さゆりさんの最後の曲に繋げる一言がいつも素晴らしいですよね。あの人の言葉のセンスが好きです。

個人的なお話

 去年の7月8日だったらしいです。「ラブライブ新しいのやってるんだなあ見てみるか」ぐらいのノリでラブライブ!スーパースター!!第一話を見始めました。久々にラブライブ!を見て、「そうそうこんな感じでキャラが可愛く動いて楽しいのがラブライブだったなあ」と懐かしくなりました。

 「そうだ一話って必ず歌で終わるんだった」と思い出したのが、終盤、可可ちゃんに背を向けて歩き出した後に、澁谷かのんが諦めきれず振り返って走り出すシーンでした。ここまで十分に楽しんだのに、まだあるのかと、「こんなに楽しいコンテンツだったんだな」と。約5年ぶりにラブライブに触れて、そんな気分になったことを鮮明に覚えています。この日が今の人生の始まりでした。

 多分、自分にとっては「こんなに楽しいコンテンツだったんだな」が結構重くて、その時湧いた感情は懐かしさやワクワクだけでなく、ずっとラブライブを追えなかったことに対する悔しさや嫉妬など、混じり気のあるものでした。

 『青空を待ってる』の間奏で、伊達さゆりさんがセンターステージへ向けて駆け出す姿が、唐可可に向かって走り出すあの澁谷かのんの姿と、完全に被って見えました。別にそれを意識した演出という訳ではなかったと思います。ただ、僕にはそう見えて、一話を見た時の気持ちを全て思い出してしまい、この日一番泣きました。あの時の伊達さゆりは、澁谷かのんでした。

 推しは誰と聞かれたら、必ず澁谷かのんと答えます。しかし2ndライブの少し前から、澁谷かのんのどこが好きなのか、言語化できない感覚を覚えていました。

 2ndライブを経て確信しました。僕は理屈じゃない部分で澁谷かのんが好きです。澁谷かのんこそが僕の人生を変え、色を付けてくれました。ラブライブ!に再会してから生きていて心の底から楽しいです。澁谷かのんが諦めないで、大好きを叫んで、青空をぎゅっと握りしめて、夢を叶え始めてくれたからこそ、今の自分が存在しています。曲がった前髪とかツリ目とか人たらしなところとか潜在的に自分の歌声に自信を持っているところとかも大好きですけど、僕は存在として澁谷かのんを崇めているんだと思います。だから上手いこと言語化できなかったんですよね。正直今もできている気はしないですが。少なくとも僕の目が黒いうちは、この存在に全てを懸けたいと思います。澁谷かのんに出会えて良かった。

 伊達さゆりとマリーゴールドの光だけが存在していたあの時間は、夢のようでした。『未来予報ハレルヤ!』で初めて歌声を聞いた時からずっと、僕はこの人に惚れています。いつだって、歌っていて欲しい。

 そんなことを感じた『青空を待ってる』であり、この2ndライブでした。

おわりに

 Starlinesはアニメをなぞるライブでしたが、このWhat a Wonderful Dream!!は、Liella!が自分たちのアーティスト性を示すライブでしたね。歌もダンスも高レベルで、エンタメ性抜群に構成されたライブ、痺れました。最高に楽しかったです!

 ライブには今まで一人で参加していましたが、今回は人と触れ合うことができ、それがこの感想を書くきっかけにもなりました。声をかけてくれたネッチさんはじめ、お会いしていただいた方々、本当にありがとうございました!またどこかでご縁があればよろしくお願いします。

 最後のMCで、5人が夢について語ってくれました。彼女たちの未来がこの上なく明るくなることを願わんばかりです。まだ匂わせている段階ですが、Liella!には行きたい場所があるのでしょうね。きっとそれがLiella!にとっての夢なんだと思います。僕もその場所に行きたいです。6万人と一緒にLiella!が見たいです。僕はそれを夢にします。

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