また冷え込んだので憧れの人を語らせて欲しいのです。

見に来てくれてありがとう。

今回は自分の憧れの人をただただつらつら語るお話。本当に素敵な・・・いや、すてきんぐなひとでw 

今回語るはこの人、

ARIA 水無灯里(みずなしあかり)

でございます。今回は作品について、ではなくて彼女について語らせて欲しいのです。なので、作品自体の詳しいことは漫画やアニメを見ていただきたいと思います。本当に、心の底から素敵な作品なのでご存じない、作品に触れたことがないよって方は是非検索して触れて欲しい。絶対に後悔はさせません。と、自分は思うのです。

ということで、大変申し訳ないながら自分の足りない語彙力と頭で語るには作品を知っている前提で聞いていただかなければという事を先に置かせてください。なんならこんな自分の駄文読まずに作品に触れる時間にしていただきたいまである。これもまた正直な気持ちで。

さて、今回語ります彼女なんですけど、作品のキャラクターということもあり、実在する人物ではないわけでして。だからという訳ではないと思うのだけど、自分は彼女のような人に会ったことはないし、きっと実在することはないんだろうなって思っています。もしかしたらいるのかもしれないけれど、自分は出会える気がしません。少なくとも今自分が見ている現実世界の日本という場所で彼女が実在したら彼女が彼女でなくなってしまう気がする。いや、それすらも超越してこんな場所でも彼女は彼女のままでいられるんだろうか。いられるかもしれない。

彼女を語るうえで、ARIAという作品の世界は本当に素敵であふれていて。作品の世界の外側から見ている自分には本当に輝いて、眩しくて直視できない程素敵な世界で。でも、そんな世界もこちらの世界と変わらない悩みや嫌なことも辛いことも、なんなら正直ちょっと嫌というか、気分を害してしまうようなタイプの人もいて。実はこちらの世界と変わらない世界で。

そんな世界の中で水無灯里という存在は、本当に特別というか言ってしまえば特殊な存在で。先に書いた実在することはないんだろうなっていう自分の考えは彼女にしか当てはまらなくて。他のキャラクターたちは実際にいてもおかしくないなって思うんですよ。もちろん別人だけど、似たタイプの近しい存在というか。

ARIAという作品は基本彼女の目線で物語が進んでいきます(もちろん違う場合もあるけれど)主人公なのでね。彼女の見ている世界を俯瞰で追いかけているような感じで描かれているのです。

彼女の思考や行動は自分のない語彙力で表現してしまえば「きれいごと」を偽りなく、純粋に自然とやっているようなものなんですよ。
なんか悔しいな。本当にうまい表現が見つからない。こんな陳腐なものじゃないんだ。なんて表現したらいいんだろう。言葉としてなんていっていいかわかんないや。うーん・・・。

好きなものや人を素直に好きと言い、嫌なこと、嫌だと感じることをされても否定しない。受け入れるというか、受け取って返す言葉に嘘はなくて本音なのに傷つけるようなこともないし、言葉や行動に棘がない。起こったことをありのままに感じて、受け入れて、楽しんで。それが周りに伝染していくんですよ。怒っている人も、落ち込んでいる人も、どんな人も彼女と関われば笑顔に、穏やかになっていくっていう。

傷つかない、悩まない、怒らない、みたいな完璧超人っていうわけでは決してないんですよ。等身大に悩みも傷つきも怒ったりもする。だけど、誰かを不快にするようなことはほぼ全くと言っていいほどないんじゃないかな。

彼女の見ている、いや、彼女の体感している、彼女の生きている世界は本当に素敵なもので。キラキラしていてまぶしくて、あったかくて、せつなくて、胸が痛くなって、とてもじゃないけど自分には到底同じ目線や視点では見る事の出来ない世界で。

少し横道。自分、あんまりにも生きるのが苦しかったときに、彼女の生き方、考え方が大好きすぎて、真似しようとしたことがあるんですよ。普段の生活とか、仕事してるときの接客の仕方とか。今もそれは残っていて、自分に馴染んだ部分もあってそこに救われている部分もあるんですけど、とてもじゃないけど到底届かないというか敵わないって実感して。
当たり前なんですよ。彼女は彼女でしかないし、自分は自分でしかないんだから自分は彼女にはなれるわけない。だから、本当に羨ましくて。

純粋に、嘘偽りなく、素直な気持ちで生きている世界が素敵なもので、
その世界を作っているのが彼女であることが本当に羨ましくて。

自分はそうはなれないんですよ。彼女の考え方や生き方が好きっていうのを自分に落とし込んで実行したって、あんなに真っすぐに純粋にはできないわけで。本当に、本当にまぶしくて。大好きで。そして、悔しい。劣等感とはまた違うんだけど、出来ることなら彼女と全く同じ目線で世界を見れるようになりたい。素敵であふれているこの世界を見たいって思うのです。

だから、大好きで、推しでもあって。でもそうじゃなくて。
なれないけど、なれるのならなりたい人。
憧れの人。唯一の憧れる存在。

憧れって子供とか、若い時ってあんな風になりたい!って追いかけるじゃないですか。その頃って自分もあんな風になれるって疑いなく信じて追いかけられるんですよね。それってすごく素敵なことで。
こういってはなんですけど、ある程度歳を重ねるとやっぱり現実を知ったり、諦めたりするじゃないですか。これは悲しいことだけど悲観することでもなくて。諦めるって悪い意味で使われちゃうことが多いけど、実は明らかにするっていう意味もあって。これは良い意味じゃないですか。

明らかになって、追いかけるのではなくて、その考え方や生き方が好きだから自分が出来る・・・違うな。素直な気持ちでしたいって思ったことを彼女のようにしたいなって思うのです。それは彼女から教わった、憧れからもらった自分の考え方や生き方だから。

長くなりました、彼女の魅力は正直現代社会の日本ではものすごく生きづらいものなんですよ。でもきっと彼女はこんな世界でもそうは思わないのでしょうね。自分が勝手にそんな風に思っているだけだから。

いつか、彼女の漕ぐゴンドラに乗ってネオベネツィアの街を観光したいのです。すてきんぐな世界を、彼女の言葉と共に。

では今回はこの辺りで。読んでくれたあなたにもすてきんぐな日々が訪れますように、感謝を添えて。それでは、また。


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