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【検証】 泊まれる演劇、一人でも楽しめるの?

泊まれる演劇に寄せられる不安の声や質問に対して、テーマごとに検証していく公式note企画。前回『泊まれる演劇、興味あるけど泊まりってのがハードル高いんだよなぁ』に続き第二回をお届けいたします。今回のテーマはこちら。

一人焼肉、一人カラオケ、一人テーマパーク…。世の中には様々な「一人◯◯」があります。わざわざ「一人◯◯」と表現されるからには、複数人で体験することを前提に作られたコンテンツなのかもしれません。それでは泊まれる演劇はどうなのでしょうか?


(1) 全組の30%はシングルルームでの参加!

一般的な観光型ホテルでのシングルルーム比率は全体の10〜15%、なかには2人以上での宿泊しか受け付けていない、または1人でも2人でも同料金なことも。一方、泊まれる演劇では全体室数の3〜4割をシングルルームとして販売。また値段設定もシングルルームとツインルームで明確に分かれています。シングルルームで参加されている方は比率的にもかなり多いのです!

(例)
シングルルームの一室あたりの値段:28,000円
ツインルームの一室あたりの値段:46,000円

泊まれる演劇『QUEEN'S MOTEL』 平日レートの場合
表示価格は消費税込み。

またシングルルームではベッドがダブルサイズだったり(ツインルームではシングルベッドが2つ)、シャワーやトイレ、客室空間を一人で自由気ままに利用できるメリットも。実際に、ペアでご来場されるお客様のなかにもシングルルームを一部屋ずつご予約される方もいらっしゃいます。

(2) 劇中では一人行動を推奨。あなただけのイマーシブ体験を楽しんで。

泊まれる演劇ではペア参加・一人参加関わらず、劇中本編では一人行動を強く推奨しています。3フロアあるホテルの各所で同時多発的に演劇が繰り広げられるイマーシブシアターの特性、一部出入り口が狭い箇所があるなど導線上の事情、限られた人数しか入ることのできないお部屋など理由はさまざまですが、体験されるほとんどのお客様も一人行動をされています。

また最近の作品では、物語の冒頭からランダムにグループ分けがなされ、もし同伴者がいらっしゃる場合でも、自然と別々の体験となるようなシーンもございます。その流れのなかで他の参加者と簡単なアクティブティに挑戦したり会話をしたり、「そもそも一人参加ってなんだっけ?」となるくらい、ペア参加・一人参加の違いで生まれる物語体験の差はゼロと言っても良いでしょう!

(3) 相席札にゲストノート、写真撮影もお手伝いします!

本編が終わった後も物語の世界が続くのが泊まれる演劇の魅力の一つ。他の参加者と感想を話し合ったり、美しく幻想的な美術空間で記念撮影をしたり、お部屋でゆっくり余韻を楽しんだり。チェックアウトまでお客様のお好みのスタイルでお過ごしいただけるよう、泊まれる演劇では様々なサービスやアイテムをご用意しています。

お客様同士の会話の一助に「相席札」。それでも話しかけづらい方がいらっしゃいましたらコンシェルジュやホテルスタッフに遠慮なくお声がけを。お席のご用意やエスコートをお手伝いさせていただきます。

お部屋でじっくり誰かの感想を覗き見できる「ゲストノート」。3時間半を超えるイマーシブ体験でお腹いっぱいになった方は、そのままお部屋でお寛ぎいただけます。ドレスを脱いでシャワーも浴びて、あとはもう寝るだけ!
・・・でもなんだかちょっぴり寂しい?寝るのが勿体ない?そんな方にお勧めの過ごし方がございます。

また他にも、ゲスト様同士のプライバシーを守るのにも一役買う「お名前カード」や、ひとり様用のアラカルトでのフード販売、またロビーや美術空間での記念撮影もお手伝いさせていただきます。

※フードメニューに[Takeout OK]のマークがある商品はお部屋へのお持ち帰りも可能です。
※写真撮影などのお手伝いに関しましては、タイミングによってお待ちいただく場合がございます。

(4) 大人だって夢がみたい。夜7時半からはじまる、貴方だけのファンタジー。

日本にも沢山のイマーシブエンターテイメントがありますが、泊まれる演劇の大きな特徴の一つが「大人が楽しむファンタジー」。今年2024年に上演している二作品『Moonlit Academy』『QUEEN’S MOTEL』も空想上のモチーフが多く登場するファンタジー演劇です。

ファンタジーと聞くと、どこか幼い子供向けのエンターテイメント作品のように感じられる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、だからこそ大人のあなたにも、日常のしがらみを忘れて没入できる夢のような時間が必要なのかもしれません。

それはつまり、夢をみないと生きられない世界を、私たちは日々懸命に生きているということ。吐き出したい言葉があってもどうにか飲み込んで、何食わぬ顔を装いながら、毎日必死に頑張っている大人の貴方。一晩だけでもその”大人の仮面”を外せるお手伝いができるのなら、泊まれる演劇にとってこれほど幸せなことはありません。

その仮面を、ご友人や恋人と一緒に居た方が外しやすい方もいれば、一人きりでいた方が外しやすい人もいらっしゃるかと思います。
どうかあなたに合ったやり方で、素顔を見せに来てください。


【ご予約受付中】
泊まれる演劇『QUEEN'S MOTEL』

寝ても覚めても、奇奇怪怪!
🐰 2024.05.17 - 08.31
🃏 in HOTEL SHE, KYOTO(京都府京都市)

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