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メキシコ

いつもアウトプットのために教育系や自己啓発系の本の感想文ばかり書いていますが、たまには他のことも書こうと思います。

プロフィールにも書いていますが、旅が趣味です。旅行ではなく、旅。

20代のころ、オーストラリアに住んでいた時に本格的にバックパッカーを始めて、現在に至るまで世界中を旅しました。鉄道で西ヨーロッパ(+ハンガリー)を一周したり、グレイハウンド(アメリカの長距離バス)でアメリカ横断したり、なんだかんだで34か国に行きました。

一方で日本のすばらしさを知るために、47都道府県をバイクや車で巡ってコンプリートしました。当たり前ですが、世界もいいが日本も相当いいです。

今は家族がいるので、昔のようにバックパックを背負ってぶらっと海外へというのは難しいですが、職業柄(学校で国際教育の責任者)毎年数回仕事で海外に行っています。去年は仕事で5回(アメリカに2回、カナダに3回)、プライベートで2回(台湾、マレーシア)、計7回行きましたが、今年はコロナのせいで2月にアメリカとカナダに行ったきり、海外には行けていません。(それでも夏に沖縄と北陸に家族で旅行に行きました)

アメリカは毎回カリフォルニアに行っているのですが、サンフランシスコとサンディエゴにそれぞれ違う目的で行っており、今年の2月はサンディエゴに行きました。

サンディエゴにはHigh Tech Highという世界的にも著名な高校があり、そこにも訪れたことがあります。

仕事で行くと言っても、ほぼ必ず滞在中にオフの日があり、その日を楽しみに現地での仕事を頑張っている部分もあります(笑)

今回(といっても2月の話ですが)オフの日に一人でメキシコに行くことに決めていました。世界中を旅したと言っても、南米と中米には行ったことがなく、メキシコに行くのは悲願(言い過ぎかな)でした。

とはいってもたった一日のオフですし(そもそも仕事で来てますし)、「ザ・メキシコ」というようなメキシコシティーやカンクンなどに行けるわけもなく、サンディエゴからトラムに乗って国境まで行き、歩いて国境を越えてティファナという町まで行きました。

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国境を歩いて越えるのはフィンランドからスウェーデンにいったとき以来でしたが、アメリカからメキシコに行くのはチェックも超緩く、あっけなくメキシコに入国できました(フィンランドからスウェーデンに歩いて行ったときは看板が一つあるだけで、人一人いませんでしたが)。

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国境を越えてからティファナまでは歩いて30分くらいですが、タクシーだと間違いなくぼられそうだったので、治安を気にしながらも歩いて行きました(しかも雨降ってきて、傘ないし😓)

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ティファナは映画Traffic(2000年)の舞台にもなった麻薬のカルテルが暗躍した街らしく、それなりに覚悟はしていきました。ちなみに日本の外務省が出している危険度はレベル2で、「用がないなら行かん方がええよ」というもの(最高はレベル3で、「絶対やめた方がええよ」という感じ)。ただ、着いてみたら全然平和な雰囲気で一安心でした。

メインストリートのRevolucion Avn.を一通り歩いてみて探索終了。いやー、予想はしてたけど、やはりいろんな人に声をかけられる。そもそも日本人はおろか、アジア人が全くいない中で私の姿は超珍しいらしく、タクシーの運ちゃんやお土産屋の親父などがスペイン語や中国語、そして変な日本語でやたら声をかけてくる(こんなに声をかけられたのはモロッコ以来だ)。中には「あなた日本人!川崎麻世!」って言ってきた親父がいて、「なぜ川崎麻世を知ってる?」と聞いたが、スペイン語を理解できないため結局理由はわからず。

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今回の旅の大きな目的はHotel Caesarsというホテル内にあるレストランでシーザーサラダを食べること。実はシーザーサラダはここ発祥なんです。自分の目の前で作ってくれるというサービス付なのに加えて、味も今まで食べたどのシーザーサラダよりも美味しく、一緒に食べたMexican Combinationというステーキとエンチェラダのセットも美味で、満足しました。

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アジア人が全くおらず(白人もほとんどいない)、英語も通じない全くの異国の地に来て、昔バックパッカーだった頃の血が騒ぎワクワクしました。

危険は感じませんでしたが、やはり貧しさはところどころで感じましたね。物乞いや路上で物を売ってる人の多さは少し驚いたし、スーパーマーケットに入ったら係の兄ちゃんに止められて、バックを外で預かってもらってからまた来いと言われたました。最初意味がわかんなかったんだけど、後で万引き防止のためだとわかりました。

そんな感じで初メキシコを楽しみました。久しぶりに行ったことない国に行き、さらに未踏の地に行きたくなりました。世界は広い。次のターゲットは東欧で、すでに妻の許可も得ているので(笑)来年あたり実現したいです。

今回は珍しく、旅をテーマに書いてみました。コロナが収まり、海外に行けるようになったらまた書きたいと思います。