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どうしたら、小説家になれるのか。

最近、作家石田衣良さんのラジオ動画を聴いています。どうしたら小説家になれるか、とか、小説の意味とは、とかみんなからの質問に答えてくれるものです。私も知りたいです。どうやったら、小説家になれるの?

小説には種類があって、純文学、エンタメ、またはラノベに分かれます。自分に合ったところに投稿すべきは当たり前なんですけど、その前に、とにかく書くが必須となります。ノイズを遮断して書き続けることです。誰かに書いたものを読んでもらう、そして評価を受ける。逃げない、こと。

けど、最初の一年はだいたいの人が無報酬で書くことになるそうです。賞をいただいた賞金のみ。それで数年暮らせるわけがないので、賞をとったら小説家デビューではありません。そこからスタートで、次回作を書くけど何本も没にします。もちろん、没原稿の原稿料はもらえません。採用されたものの原稿料は支払われますが、本にするにあたって、一本書き下ろしとなれば追加分は印税のみ。タダなのか? って思いますよね。結構、労力に見合ってないところもあるようです。そこで耐えられるのかが勝負どころ。石田衣良さんも最初は兼業だったそうですよ。

てことは、私は賞をとれば副業になると思っていましたが、最初は副業になることすら怪しいですね。編集者がすぐに仕事辞めないでね、っていうのはそういうことですね。今、私は仕事をしている中で全く時間が取れないと思っていますが、やはり平日に淡々と書けるようにしておかないと、先でやっていけないわけですよ。小説書くためにパートになっても、お金ないから結局、他の仕事も探すことになります。その中で小説を書くのは至難の技です。だったら、今ある仕事をなんとかこなしながら、3年は耐えられないと安定しません。

賞をもらって一番デカいのが編集者がつく、ということです。確かに、自分の小説を読んでくれる人って重要ですね。採用してくれたら金になるわけです。

作家に憧れる人は近年増加傾向にあるようです。家でできる仕事ってやっぱり、憧れますよね。でも、ビジネスの観点からみて、お金になるかどうかはギャンブル。それでも作家がいい、書きたいのか自分の中で決めてかからないと、迷うことになります。作家になりたい、と言いながら書けない人、ダイエットしたいといいながら食べてしまう人、こういった人たちは潜在意識の中で作家になることへのデメリットを考えてないか確認します。ダイエットしたらどうなるのか、痩せた方がいいと漠然と考えてるけど、実際はガリガリの痩せた両親をみていて、太っていた方がら健康的といった考えがあれば邪魔をします。この潜在意識のせいで結果が出ないことが自己肯定感を下げるわけです。そういうのないでしょうか。これはラジオ動画ではなく、別の動画で言っていたのですが、私は作家になりたいと言いながら作品を継続できないのは、どうしてか考えました。

きっと、作品を書くことで自分に才能がないことを知るのが怖いのです。石田衣良さんも作家になることに大事なのが、ネタを絞り出し続けることができる人、才能とおっしゃってました。やっぱり、才能は必要なんです。

書いて書いて、書きまくって投稿して、才能がないってわかるのが怖い。過去に数点、投稿しただけでその境地に陥ってます。もしや、才能がないのではないか。今書いてるこれも結局、面白くないし、何も浮かばないし。だめだ、私はと作家を諦めることが怖い。そのとき、私には何も残らないんです。特にしたいこともない。執着してることなんて、ほとんどありません。幸せな結婚もしてみたいし、子供も産んでみたいです。でも、作家ほどではありません。私が作家になりたい動機はお金目当てでないことは確かです。

これがはっきり、したならば今の仕事を頑張りつつ作家を目指すのがやはりベストなんです。ネタを絞り出しこともできます。だって、数年前からネタが無尽蔵ではなくなってしまったから。

作家になるには。

私はエンタメ小説が好きでよく読んでます。その辺りを目指します。転生もの、なろう系は最近はアニメを観てますが、書いてみたいものではありません。なろうと純文学って、少し似てるかもしれませんね。今までにない、新しい作品が求められる、センスが必要なんです。

ネタを絞り出し続ける。プロの作家はネタにあふれているわけではないことを理解し、考え続けることが重要です。

怖さを克服する。ノイズを遮断し、逃げないこと。才能がないって、書く前から判断しないこと。70代でデビューして、死ぬまで作品を書き続けた方もいらっしゃるようです。かっこいい生き様!

〜理想の逆算〜

41才→デビューから3年たって仕事を辞めること。デビュー作以降の作品が軌道にのる。

38才→投稿し、賞をもらってデビューする。ここから編集者の方と更に修行。

来年37才→仕事続けながら作品を投稿し続ける。来年は昇進試験。受けるしかない。

10月〜→平日に書けるよう、残業しないで仕事がんばる。体力づくり。年末まで駆け抜ける。

この間にウィルスも消えているので結婚とかライフステージも変わるときは乗ります(笑)そして、才能がない判断はきっと、ずっと先でいい。

これからもネタを絞り出し続けます。才能がないから枯渇し始めたんだと思ってました。プロの作家はみんなそうなんです、の言葉に安心しました。

本気でやらないのは潜在意識の私のせい。本気になれないのは何故かって疑問に思ってました。やり続けたら、挫折しそうで怖いし、タイムリミットを決めていたからです。仕事辞めたいのに、デビューできないから仕事をし続けなきゃいけないとか勝手に思い込んでいました。仕事辞められるのは賞をとって三年先ーー。

賞すらとってない(投稿もまともにできてない)私は今しばらく辞めれそうにありません。作家、津村紀久子さんも毎日小説を触ることです、そしたらうまくなるとおっしゃっていました。週末に触っているだけではなかなか上達は早くなりそうにないですよね。私みたいな不器用な人は毎日触ること。平日に書くことをおすすめしておられました。

最近、朝活が無理なのでやはり、津村紀久子さん流の細切れ作業法が有効かもしれません。彼女は兼業時代に仕事を終えてから、喫茶店で執筆、帰宅後風呂とかご飯、睡眠をとって、夜中に起きて朝5時くらいまで作業、そして再び起床時間まで寝て会社に行く生活をしておられました。しんどいかなぁ、と思うのですが書けない生活をし続けるより、睡眠と執筆確保できる時間をルーティーン化できたら最強です。

とまぁ、秋の夜更けに考えてることをまとめてみました。一緒にがんばりましょう。











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ミツモト烏兎
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