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『当たり前を疑え!』
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「亀田の柿の種」はあなたもご存知でしょう。
国民のだれもが大好きなお菓子であることはまちがいないです。
パッケージにも「THE No.1 Rice Snack in JAPAN」とあります。
昨年10月1日〜11月27日に亀田製菓は「当たり前を疑え!国民投票」を実施しました。その結果を受けて柿の種とピーナッツの比率を“新黄金バランス”に変えました。
私たちも亀田製菓のように当たり前を疑ってみませんか?
もうすぐ日本はお盆になります。コロナウイルスの感染状況から、あなたは帰省するかしないか•••どうしますか?
お盆といえば仏教の行事のように思われていますが、仏教を説いた釈迦は全く関わりがありません。
釈迦は、6年間難行苦行を行い、悟りを開いてその教えを展開していきました。教えのテーマは「苦しみからの解放」です。この世のすべては必ず変化して、消滅していくものである。それらに執着を起こさないようにすれば、苦しみも起こらない。それを単に頭での理解ではなくて、瞑想によって身につけていくようにと人々へわかりやすく指導していきました。
釈迦の教えはシンプルです。実に現実に適応したものです。ですが釈迦は決して、死後の世界やこの世を離れた世界にいる仏や神を説いてはいないのです。
「仏陀」とは悟りを開いた人という意味です。「ブッダ」という古代インド語が、中国へ渡り、その音をそのまま漢字に当てはめたものです。仏教のお経のほとんどが釈迦の言葉ではない事実が、明治以降、明らかになっています。
人々は自分の家族、親族、先祖が天国にいると信じています。しかし、一方でこのようにも信じています。
「お盆になれば地獄の釜の蓋が開く」
「故人の霊魂がこの世とあの世を行き来する」
「天国」にも「地獄」にも故人たちはいて、お盆の時期になるとこの世に来る•••。「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりを足の速い馬に見立てて、あの世から早く家に戻ってくるようにとつくるのです。
この機会に、あまりにも矛盾していることが当たり前になっていることを疑いましょう!
釈迦は、聖書が言う創造主を説いてはいません。つまり、人間を超越した存在(神)による救いはいっさい述べていないのです。釈迦は罪によってのろわれた人生を受け入れて、そこから逃れようとしてもがき苦しむのではなく、静かに滅びを受け入れることにより、平安のある人生を送るようにと教えたのです。
では聖書にはどのように書かれているでしょう。
「あなたが妻の声に聞き従い、
食べてはならないと
わたしが命じておいた木から食べたので、
大地は、あなたのゆえにのろわれる。
あなたは一生の間、
苦しんでそこから食を得ることになる。
大地は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、
あなたは野の草を食べる。
あなたは、顔に汗を流して糧を得、
ついにはその大地に帰る。
あなたはそこから取られたのだから。
あなたは土のちりだから、
土のちりに帰るのだ。」
神に逆らい、エデンの園から追放され、人間が住むことになった「のろわれた地」のあり方と、釈迦の教えは共通しています。
あなたはこう考えないでしょうか?静かに滅びを受け入れなさいと説いた釈迦の教えでは、人生があまりにむなしい。自分の人生は、苦しんで死に向かってただ歩んでいるものなのか?と•••。
聖書はここで話が終わってはいません。それどころか、そこから話が始まっているのです!
神は、人間がのろわれた土地での生活を受け入れ、静かに死んでいくことを望みませんでした。神の子(救い主)イエス・キリストをこののろわれた土地に送り、人間の罪の身代わりの十字架によって、のろいから救いへの道を与えられたことが書かれているのです。
『あなたの神、主は、あなたのただ中にあって
救いの勇士だ。
主はあなたのことを大いに喜び、
その愛によってあなたに安らぎを与え、
高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる」
〈聖書〉
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イエス・キリストはすべての人の救い主です。
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