同じ今日という日
9年前の今日のFacebook投稿
7年前の今日のFacebook投稿
3年前の今日のFacebook投稿
2年前の今日のFacebook投稿
同じく2年前の今日のFacebook投稿
そして、今日
今日は、2022年2月27日。今月に入ってから、僕の個人的な創作活動の履歴をまとめようと思って。バックアップ用のハードディスクを掘り返しつつ、なんとなくの時系列で古いものからまとめて、noteに記事を書いている。
現在、13本の記事を公開。文字数にすると、4万8千を超えたところ。このペースで行くと、完成する頃には10万字くらいになっていると思う。
10代の頃から、「〇〇歳の足跡」というタイトルで、日記のような創作散文のような、とにかく何かを書き続けていた。自分の体験や感じたこと、考えたことの「アーカイブ化」というような行為だと思う。文章にすると、自分の中でもすっきりと整理されるように思う。
たまに、そういうアーカイブを見返しつつ、インデックスを振って分類し、ひとつのコンテンツにする。大学を卒業する23歳の頃は、ギャラリーの壁面いっぱいに作品を展示したことをきっかけにして、それらの作品を「ポートフォリオ」という形にまとめた。29歳ころにも、ウェブサイトという形式で作品や写真、文章などの記録を一気にまとめた。一部をインターネット上で公開し、完全版はDVD-Rに記録した。この投稿の冒頭にある、1万点の待ち受け画像作品をまとめてUSBメモリに収めて販売したのも、アーカイブ化の一環であると言える。ここ最近は、普段の創作活動や執筆活動などをこまめに小さめの外付けハードディスクに入れて管理しておいて、年末頃に一気に母艦ともいえる大きなハードディスクに入れることで、データのバックアップを行っている。ヤドカリがだんだん背負う家を大きくするように、そのハードディスクも年々大きくなっていき、現在は7TBのものにひたすらデータを投げ込んでいる。
そして今回、そのバックアップデータの巨大な塊をほぐしつつ、新たに「脳内回顧展」用のフォルダを区切った中に、自分のこれまでの25年以上の創作活動履歴を見返しつつ、このnoteのマガジンに記事を書いているというわけだ。
手元にある大量のUSBメモリやmicroSD/SDカード、容量様々な外付けHDD
のデータなどはいったん母艦のHDDに取り込んだ。さらに、外付けのDVDドライブを購入して昨日届いたので、手元のCD-RやDVD-Rにバックアップしていたデータも取り込んでいるところ。
今、これを書いている僕のノートPCの隣では、懐かしいこのDVDドライブの音がうねりをあげている。
この投稿の冒頭に、Facebookの「思い出」にあがってきた、今日という日の過去の投稿を貼り付けてみた。ちょうど今、データを見返しているのが、2000年から2012年頃までつくり続けた待ち受け画像作品。ちょうど9年前に、それまでつくったデータを取りまとめて、「1万点」の作品集を作成した。これは、このあとアート展やアートフリマなどで販売したが、ほとんど売れなかった。1万点の作品を1万円で販売したから。1点1円なのにも関わらず、買う人は高いと思ったんだろうね。デジタルコンテンツはネット上で無料でゲットできるものだから。このUSBメモリに収録されているデータも、ほぼ全て僕のサイトで公開されているものだから。
今回改めて、当時の待ち受け画像作品を復活させて、80近いモバイルサイトをサーバーにアップして公開した。新たにアップしたフォルダ数だけでも2千を超え、アップロードしたファイル数は3万4千以上もあった。
今日振り返る7年前の今日
7年前の今日は、Esin Creative Workshopに参加していた。tomatoの共同創設者を講師に迎え、10日間でクリエイティブとは何かについて、様々な実践的課題の制作を通じて学ぶというもの。これはもう、中身の濃さも学んだ内容も、本当にまさに奇跡のワークショップ体験だった。講師を務めたtomatoの共同創設者であるジョン・ワーウィッカーさんとジョエル・バウマンのお二人がそもそも現在は大学の教授としてそれぞれ教鞭をとっていらっしゃてて、そもそも教えるのが上手い。さらに、過去にtomatoワークショップとして同様の企画を何度も行っているので、ワークショップの組み立て方も素晴らしい。さらに、そのtomatoワークショップの過去に受講し、現在はクリエイティブディレクターとして活躍中の吉川徹さんも講師に加わり、3名の講師とみっちり朝から夕方まで一緒に過ごしながら、2週間にわたってアイデアだしから企画の進め方、作品の制作とその見せ方に至るまで、目黒のデジタルファブリケーション施設で学び続けた。その後の自分の人生を大きく変えるような、まさに奇跡なような体験でした。
これについては、またあとで記事化しますが。一番大きかったのは、自分のささやかな趣味の「日曜アーティスト」の活動を肯定できるようになったこと。「作り続けてよいんだ!クリエイティブに生きていて良いんだ!」という自己肯定につながったこと。ただただ、つくりたいと思ったからつくってきた。それが楽しいから、つくり続けてきた。そして、究極の目標として死ぬまでつくり続けたいと思ってきた。ありのままの自分を見てもらって、自己肯定につながったのが、そのワークショップで得た一番大きなものです。
今日振り返る3年前の今日
3年前の今日の投稿は、チェコ大使館の講堂で開催されるイベントへの登壇依頼について。参加予定だった人が急に都合がつかなくなり、急遽私の方に依頼が回ってきた、と。既にこの時点で僕は、「チェコ親善アンバサダー」としてチェコの魅力を広める活動をしていて、チェコ政府観光局の方とも親しかった。なので、この話が回ってきた、と。
会社員として働きながら日曜アーティストとして活動しているので、極端に短い制作時間しかなくてもなんとかアウトプットとして形をつくるというのは慣れている。待ち受け画像職人として活動していた頃からそうだし、前述のクリエイティブワークショップでもその自分の特性は活かされた。なので、前日の夜に登壇の依頼が来ても全く問題ない。1時間でプレゼン資料をつくって送信し、翌日は無事にチェコ大使館でのプレゼンテーションも成功させた。飛び込むときのスピード感は、とても大事である。
今日振り返る2年前の今日
2年前の投稿、1つ目は「アーカイブ」と「場/空間」に関する気づきについて書かれている。これはまさに、今自分がやっている活動ともつながっている。活動記録としてのアーカイブ。自分がいま作っているもの。そして、「場/空間」についても、これまでにも3331や中銀カプセルタワービル、そして優美堂などに「居場所」をつくって、そこで活動をするというのをやってきた。その場所だからこそ生まれるものであったり、人とのつながりがあったりするのだ。これについては、この後書いていく予定。
「人が集まる劇場づくり」のワークショップを神楽坂の劇場で開催したのが2020年の3月。というわけで、2年前のこの日は、このイベントの告知用にいくつかのビジュアルを作成、と。リアルな場でのワークショップイベントは、この後すべてオンラインにシフトしていったので、自分にとってはとても思い入れのある回でした。
というわけで、こういう風に串刺しで自分の活動を並べて振り返ってみると、それぞれのつながりや意味などが見えてきて面白いです。この、脳内回顧展の企画も、だいたい半分くらい進んだと思う。残り半分、まだまだ書きたいことがたくさんある。
ここから先は
日曜アーティストの脳内回顧展(仮)
日曜アーティストとして、今まで展示した作品や、開催したワークショップなどをまとめていきます。
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「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。