奥野ビルでの展示が終わりました

ひとつのチャレンジが終わると、そこでの学びや気づきをもとに、次のチャレンジへ。一歩一歩登っていく、登山のような感じですかね。スキルや、知識や、人とのつながりなど。どれもみんな大事にしたい。

奥野ビル306号室で、中銀カプセルタワービルをテーマにした作品展が終わったところ。今回もまた、小さな卓上プレス機でつくった、名刺サイズの版画作品を主に出展。

これまでも、北千住のアートカフェBUoYでの滞在制作のプロジェクトや、3331 Arts Chiyodaでの最後の個展など、この手法でつくった作品でいろんな遊びの活動をしてきました。

今回も、Awagami Factoryさんの和紙を使ったり、水彩画用紙を使っていますが、ちょっと実験的に着物の生地も使ってみました。いぜん、横浜のアップサイクルをテーマにしたくるり工房さんで購入した、真っ白な反物。この記事に転写してみたら、けっこう綺麗に移りました。柄も、良い感じ。

実物は、光の角度によってパターンが反射してもっときれいです。作品展の会期の途中で実験的にいくつかの作品をつくったのみですが、なかなか良い感じにできたので、今後もっといろいろとチャレンジしてみようと思います。

イベント中は、たくさんの人が遊びに来てくれました。60点くらい作品を制作し、36点が購入されました。なるべくたくさんの方に作品を届けたかったので、とてもうれしいです。

奥野ビルも、中銀カプセルタワービルも、両方とも僕が大好きで個人的な思い出や思い入れもある場所なので、この二つがつながるプロジェクトに参加できて本当によかったなと思います。