メンヘラバスターズ!(プロローグ)
この世にいるメンヘラをどのように駆逐していくか。
それは遥か太古の時代から人類の至上命題とされてきました。
メンヘラ達はいつでも闇に紛れ、自分の幸せを叶えてくれる人を狙っているのです。
ほら、あなたの後ろにも…
とあるメンヘラエクソシストの話
え?メンヘラの見極め方ですか?
そうですねぇ、まずメンヘラって言っても程度があるんですよ。
どのくらいヘラっているかの段階というか。
人が1人死ぬレベルなのか、それとも10人死ぬレベルなのかっていうね。
あぁ、中にはファッションメンヘラもいますよ。
最近は手軽に個性を発信できる時代ですから、
「私メンヘラなんですよ~」とか
謙遜なんだかよく分からんことを気軽に宣う輩が増えていますが、
ガチのメンヘラはまずそんなもんじゃありません。
あれは病気というか、悪霊に憑かれた別の何かなんですよ。
相手をしたら最後、こちらに非がなくても奈落の底まで連れていかれちゃいますよ。
え?見極め方?あぁ、そうだった。
まずね、メンヘラは"性欲が強い"です。
これは大原則です。
ここで大抵のファッションメンヘラは尻尾を出しますね。
本当のメンヘラは欲望に忠実なので、自身の性欲を隠そうとしませんし、生理中であることは必ず報告してきます。
そこを魅力と勘違いした多くの男性が犠牲になっているわけですね。
メンヘラは可愛い娘が多いので、ホイホイ飛び込んじゃうんですよね。
ウツボカズラみたいなもんですよw食虫植物と一緒のやり口ですw
え?他の特徴ですか?そうですねぇ……
あ、ゴメンなさい退治の依頼入っちゃった。
急がないと犠牲者が出ちゃうんで、ちょっと出てきますね。
不思議なことに、童貞じゃない男の方が被害が多いという統計があります。
自分は大丈夫、なんて根拠のない自信で安易に手を出すんでしょうね。
そんな覚悟じゃ到底メンヘラは制御できないですよ。
すみません、では話の続きはまた今度。