殺ゾン事件
刑事、「山田山、山男だな?」
山田「違うよ。山田、山山男だよ」
刑事「どっちでもいい、お前を殺ゾン容疑で逮捕する」
山田「俺は人なんて殺しちゃいないよ」
刑事「殺人じゃなくて殺ゾンだ」
山田「殺ゾン?」
刑事「ゾンビを殺しただろう」
山田「ゾンビ殺しちゃいけないのかよ?」
刑事「当たり前だ。ゾンビにも人権があるんだ」
山田「そんな事、いつ決まったんだよ」
刑事「先週の金曜日だ!」
山田「誰が決めたんだよ」
刑事「ゾンビだ」
山田「ゾンビがそんな事決めれる訳ないだろ」
刑事「ゾンビを馬鹿にするな!今じゃゾンビの方が頭いいんだ。新しい総理大臣にもゾンビが選ばれたの、知らないのか?」
山田「それは本当なのか?」
刑事「嘘に決まってるだろうが」
山田「じゃあ何なんだよ」
刑事「とにかくゾンビをいじめちゃいけないんだ」
山田「誰がそんな事言ってんだよ。まさか将軍様じゃないよな」
刑事「将軍様だ」
山田「えーっ、ここってあの国だったの?」
刑事「いや、五代将軍綱吉様がゾンビ哀れみの令を出されたのだ。頭が高い!」
山田「ははーっ」