高級寿司店
金持「今日寿司食いに行こうや」
貧野「金が無いからいい」
金持「おごってやるから」
貧野「おごってもらうのは嫌だ」
金持「じゃあ金を貸してやるから」
貧野「借りるのはもっと嫌だ」
金持「じゃあ回転寿司に行こう」
貧野「どうせ食べるなら三星の店がいい」
金持「それならいい店を知ってる」
貧野「美味いのか?」
金持「味も値段も超一流さ。でも金が無いって言ってたな」
貧野「寿司をつまむ位は持ってる」
金持「じゃあ行こう」
貧野「この店か、なかなか高そうだな」
金持「おごってやるよ」
貧野「いや、自分で払う」
店主「いらっしゃい!」
金持「それじゃあ大トロをサビ抜きで」
貧野「まだワサビ食えねえのかよ」
金持「いいだろ、お前も何か頼めよ」
貧野「そうだな、じゃあ俺も大トロ」
金持「何だよ金持ってんじゃねーか」
貧野「ネタ抜きで」
店主「へい、大トロのネタ抜き一丁」
金持「で、その心は?」
貧野「やっぱりおごって」
金持「はいはい」
店主「へい、大トロのネタ抜きお待ち!」
二人「あるのかよ!」