【潜在意識】アファメーションの繰り返しで社員の「肚」に落とせ!
こんにちは!
今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
書籍から引用しつつお話します。
シリーズものですが、ここからでもお読みいただけます。
唱和によるアファメーションで社員の肚(はら)に落とす。
経営理念の浸透のために私がおすすめしているのは、
ことあるごとに理念を唱和するという極めて単純な方法です。
当社では、朝礼、経営会議、部門会議など様々な場面で最初に経営理念を社員全員で唱和します。
地道な作業ですが、急がば回れで、結局これが一番確実な方法だと思います。
会社によっては経営理念を丸暗記させているところもあります。
しかし、丸暗記はできても実際に浸透していないということがほとんどです。
記憶は頭の中に言葉として棲みつくだけ。ただの念仏、空念仏になってしまうからです。
形式的なことだから社員に響かないのではないかと思うかもしれません。
しかしそんなことありません。
自分で声を出して、それを自分の耳で聞いて、相手と同じように声を出すから
その声も一緒に聞いて、
その行為を繰り返しているうちに自然に言葉の内容が体の深部に分け入ってきます。
そしてやがて腹の底の方でしっかりと定着するのです。
昔どこかの料亭で鮎の塩焼きを使い回したっていう件がありましたけど
例えばそこが、お客様に美味しいものを食べていただくというような理念の内容で、毎日のように唱和してたらそんなことにならなかったんじゃないかと思うんです。
唱和⇒自分が理念に沿った行動をする⇒良い結果を生む
と考えています。
ルー・タイスという人が提唱したアファメーションという
自己コーチング理論をご存知でしょうか?
ポジティブで自己肯定的な言葉を繰り返し口に出すということです。
それが現実のものになっていく効果を得るということです。
これは超科学的なオカルト効果でなく、実際に自分がポジティブな言葉を声に出して言うことによって、その人が積極的に目的や目標のため具体的な行動がとれるようになるという心理的な効果です。
自分自身に対するマインドコントロールとも言えるでしょう。
日本にも言霊という言い方があります。
言葉を口に出すということは、私達が思っている以上に自分自身に影響を与えるということを注意しなければなりません。
マイナスな言葉を口にすると、その言葉を自分で聞いてマイナス感情を大きくしていることに気づくべきなのです。
逆にポジティブな言葉を口にする癖をつけていると明るくなり、勇気が湧き、
人が好きになり、自分も好きになってくるのです。
うちの社長も新入社員が入ったときに、この理念の話を徹底的にしています。
やっぱりそれは社員の心に入ってもらいたいから、
これが必ず幸せになる方法だからということです。
採用時も経営理念について納得いただけない方は難しいと思います。
社長が年中見ているわけではないですから、社長が見ていない時でも理念に沿った行動をするということ。
これが重要かなと。いうふうに思います。
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