ソーシャルVR国勢調査の個人的考察
バーチャル美少女ねむさんから、ソーシャルVR国勢調査2021のレポートが公開されました。
ほぼバーチャルキャストしか使っていない一バーチャル美少女の視点から、このレポートを考察していきたいと思います。
(統計の知識とか全くないので、一ユーザーとしての感覚的な考察です。ご了承ください)
※画像は『レポート「ソーシャルVR国勢調査2021」』からの引用です。
プラットフォームとしてのバーチャルキャスト
バーチャルキャスト利用者、予想通り少ないですね…しかし、海外での利用者の比率が比較的高いのは予想外。(海外ユーザーはサンプル数が少ないので、それによるばらつきかもしれませんが)
そんなバーチャルキャストですが…
やっぱり、配信目的での利用が8割以上。もともとは配信特化のプラットフォームだけあって、配信する上で便利な機能が手軽に使えますからね。
あとは、イベントへの参加、が5割ってのもポイントですね。他のプラットフォームに比べれば少ないですが、MIKU LANDなんかがあったのでそれ目的で利用する人もそれなりに居るのではないでしょうか?
他のプラットフォームに目を向けてみても、それぞれのプラットフォームの出自を引きずっていることが分かる、面白いグラフだと思います。
バーチャルキャストユーザーの年齢
圧倒的30代率…
サンプル数が少ないことによるばらつきなのかもしれませんが、30代が過半数、20代以下は全体の4分の1、と、VRCに比べて圧倒的に年齢層が高い結果になっています。
このあたり、何が影響しているのか気になるところです。ニコニコ生放送との親和性が高いので、歴戦のニコ生配信者がバーチャルキャストに流れてきたとか?
バーチャルキャストユーザーとフルトラッキング
※この調査でのフルトラッキングは「6点以上のトラッキング」なので、バーチャルキャストでのフルトラッキング(10点)とは異なります。
圧倒的…!!
(バーチャルキャスト側のサンプル数が少ないので有意差があるのかは気になりますが…)
この差が生まれた理由としては、バーチャルキャストは配信メインの人が多い分、他人に見られることを意識して足まで動かしたい人が多いってことかなと思います。
あとは、年齢層の違い? 年齢層が高めな分、トラッカー等の追加デバイスを購入する余裕があるのかもしれません。バーチャルキャストユーザー、Vive Pro Eye持ちとか多いですし…
バーチャルキャストユーザーとファントムセンス
バーチャルキャストユーザーの半分くらいは感じるみたいですね。
みんな、過剰なお触りはダメだぞ!!
バーチャルキャストユーザーがファントムセンスを感じやすいのは、バーチャルキャストユーザーの特性によるところも大きいのかなと思います。
バーチャルキャストには、「モニターカメラ」という配信プレビュー兼自分たちの姿を映す鏡、みたいなモニターがあるのですが、バーチャルキャストユーザーは何故か、配信していないときでもモニターカメラの前に集まるんですよね。
たいてい自分の姿がモニターカメラに写っているので、そっちを向けば自分の姿がすぐ目に入るわけです。
そして、触覚のファントムセンスは視覚的に触られていることを認識したときに感じることが多いので、モニターカメラで自分の姿を目にしやすいバーチャルキャストユーザーはファントムセンスを感じることが多いんじゃないかと思います。
まとめ
以上、バーチャルキャストユーザーから見たソーシャルVR国勢調査の考察でした。あ、ボクはお砂糖経験ないのでお砂糖絡みの考察は無しで!!
統計とかの知識が全くない上、VR Chat以外のプラットフォームのサンプル数が少なすぎるので、それぞれのグラフから何が読み取れるか分からないのが残念。是非、統計の専門家に結果を分析してもらいたいものです。
あと、みんなもっとバーチャルキャストに遊びに来て!!
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