【モンハンライズ】野良マルチにはドラマがある【サンブレイク】
メイン武器を大剣から狩猟笛に持ち替えてからというもの、野良マルチの沼に落ちてしまった。
個人的に狩猟笛はマルチ最強SS武器だと思ってるんだがそれは置いといて、とにかく野良マルチが楽しい。過去作では身内とのローカル通信マルチを時々やるくらいで、ほぼソロ狩りハンターだったのに。
画期的なのは、やっぱり参加要請システムだと思う。
なので野良マルチに沼ってるとは言っても、部屋を作ったり入ったりはしてません。参加要請を出すか飛び込むか。でも9割以上は飛び込む側かな。それもランダム参戦が多い。
MR(マスターランク)に入ってからは、集会所の上位クエストにランダムで飛び込みばっかしてます。
なんで上位にランダムで入ってるかと言うと、
・上位素材がボチボチ足りてなかった
・ランダムゆえのワクワク感が楽しい
・お助け報酬で貰える卵が意外とオイシイ
・クエスト選択に時間をかけたくない←これが1番でかい
って感じで、あとは自分が上位を進めてる時に結構しんどいクエストがちょいちょいあったので、無事にMRに入った後で「盟勇システムは上位から使わせてほしかった…」と思ったから。ってのもある。
実際、上位の後半(★6~★7)あたりのクエストとか、飛び込んでみると失敗率がそこそこ高かったりもするので、初心者の壁になってるかもなぁとも思う。メンバー全員が自分の体力管理できるハンターばかりで、慎重に狩りを進められるなら問題ないけど、そうでもないならMR防具のお手伝いハンターが1人くらい混じってた方が安定する。当たり前だけど。
そんなこんなでライズ集会所の上位クエストに、ランダム参加要請で200回くらい飛び込んだけど、色々と見えてきたものも有ったりして面白かった。よく当たるクエストとか、失敗しやすい要因とか。
特によく当たるクエストは、ジンオウガ or ナルガクルガの単体クエストです。どちらも★6のセレクト対象。
これはきっちりカウントしたのだけど、最初の100回でどちらも6回ずつ引いたので確率としてはどっちも6%、合わせて考えるなら上位クエにランダムで飛び込めば1割強の確率でジンオウガかナルガクルガと戦うことになりますね。なんならジンオウガは3連続で引いた。
次に多いのがトビカガチの単体クエスト。これも★6セレクト。あと★7セレクトのオロミドロ、★5緊急のジュラトドス、★7緊急のヤツカダキも多い。ここら辺で苦戦してる人が多いんだろうな~ってのはすごくよく分かるというか、私も当時は苦戦した覚えがあるので…集会所の上位は後半に入ると、グッと難易度が上がる印象がある。
んで、これらの中でぶっちぎりに3乙失敗する確率が高いのが、ジンオウガの単体クエストなんだよなって思ってる。これは厳密にカウントしたわけじゃないので体感だけど。
たぶん攻撃モーションの優秀さと、コンボ終わりの分かりづらさと、雷やられの厄介さのせいかなと思ってるんだけども…ちなみに★7セレクトのマガイマガドや★6緊急のタマミツネも乙率が比較的高めだと感じるんだが、タマミツネはともかくマガイマガドはランダムで引けること自体があまり無い。たぶんクエスト自体の人気が高いから、メンバー4人の枠がすぐ埋まってるんだと思われる。
あと参加要請にランダム参戦しまくるようになる前、ランダムでも百竜夜行に放り込まれることがあるのは知っていたので、下手したら百竜夜行のオンパレードになるのでは…?って懸念は有った。
んだけど、いざ始めてみたら「青いヌシ」か「風神」に当たる確率って思ったより低くて、カウントした100回中にこれらを引いたのは合わせて8回、つまり1割以下だった。しかも参戦時点でクライマックス(=もう既にヌシアシラかマキヒコが出てきてる)状態になってることが大半で、最初から入ってバリスタ撃てたのは2回か3回くらいじゃないかな…
百竜夜行は嫌いじゃないんだが得意でもないので、私を引いちゃったホストさんに対して逆に申し訳ねえ…と当初は思ってたんだが、4人もいれば手慣れてるハンターが1人か2人いてくれるので全然問題なかったですね。上手い人に設備設置を任せて、ひたすらバリスタ撃ちまくる百竜夜行も楽しいです。
前置きが長くなった。野良マルチにはドラマがある、って話。
参加要請にランダムで飛び込んだ時には、まず「クエスト開始から経過した時間」「乙の残り回数」「メンバーリスト」は確認するようにしてるんだけど、これだけでもうドラマが見えてくることが有って、それがものすごく面白い。
特に印象に残ってるのが、弓の入れ替え技を解放できる「鍛えよ!弓の型」に当たった時。これはトビカガチ2頭を大社跡で討伐するクエスト。
私が入った時点でホストさん1人しかいなくて、そしてクエスト開始から20分以上が経過。ターゲットは1頭が既に討伐済だけど、力尽きた回数は2回…つまり後1乙でクエスト失敗。
つまりこのホストさんは、誰かが後から来てくれることを信じてトビカガチと20分以上も死闘を繰り広げ、2乙しながらも1頭をなんとか倒したものの、崖っぷちで残りの1頭と戦ってる真っ最中だと!?
もう後にも先にもガルクをここまで酷使したことないってくらい、ダッシュ連打で現場に急行しました。
さすがに20分以上も戦ってくれてたお陰でトビカガチも弱ってたので(そりゃそうだよ…)2人でフルボッコして速攻クリアしましたが、ここまで熱い展開に飛び込めることはランダム参戦しまくっててもそうそう無いですマジで。
個人的には2乙からの逆転クリアが1番テンション上がる瞬間かもしれない。
2乙からの逆転クリアといえば★6緊急のタマミツネ戦ではよく有るんですけど(あのミツネは★5防具で戦わされるの割とキツい相手だと思う…)私がランダム参戦を始めて間もない頃、ホストさんと2人で戦ってたら、そのホストさんが早々に2乙してしまって。
そしたら直後に3人目で入ってきたハンターさんが、乙回数を見て状況を察したのか「キャンプでいいよ!」ってチャットを送ったんだよね。デフォルトの定型文には無いテキストだから、自分で作って用意してあったんだと思う。
それだけで「お手伝いに慣れてるハンターさんだ!」と分かったし、なるほどなあ…と感心して、以降は私も「後は任せて!」ってテキストを作って極たまに使うようになった。これもキャリーの1種にはなるから賛否両論かもしれんけど、双方納得の上でならアリなんじゃ無いかなあ、と個人的には思ってる。
この時は結局、ホストさんも少し迷ってたみたいだけど終盤には戻ってきて、3人で無事に討伐できました。人によってはどうしても苦手なモンスとか、自分のメイン武器とは相性の悪いモンスとかもいるから、そこで詰んでゲームが嫌になっちゃうくらいなら誰かに手伝ってもらってもいいような気がしている。まぁこの辺は個人個人で色んな考え方があるだろうけど。
この↑後で私も、★7セレクトのオロミドロ戦で開幕早々に2乙しちゃったホストさんをキャリーしたりしたのだけど、オロミドロは大半の近接武器だと結構つらい印象があるからなあ…
(なお狩猟笛なら割と戦いやすい相手ではある。基本的に弾かれ無効の状態で戦うからクソ肉質でもゴリ押せるという意味で)
2乙からの逆転クリアでもう1つ印象に残ってるのが、これは上位じゃなくMRなんだけど、ライゼクスの単体クエスト。
私が参加要請から飛び込んだ時にはホストさん1人しかいなくて、開始から5分経過の1乙。で、私が現場へ着くと同時に、ホストさんが2乙目をしてしまった。
この時点でうっすら「このひと抜けてしまうかもしれない…」と思った。というのも、1乙 or 2乙したハンターがその直後にクエスト離脱するっていう、いわゆる「萎え落ち」という現象にはそこそこの頻度で遭遇する。上位でランダム参戦100回しながらカウントしてた時には4回あった。つまり25回に1回は見る。 乙ってキャンプに戻り、そのままいなくなってしまうハンターを。
個人的には、コレされると結構、がっかりする。クエストを人任せにして放置するキャンパーと、味方を大タル小タルで吹き飛ばしまくる爆弾魔も嫌だが、その次くらいに苦手なのが萎え落ちしてしまうハンターだったりする。
まぁ乙から抜けてしまう人にしてみれば、色んな思いはあるのだと思う。自分の防御力あるいはPS(プレイヤースキル)がクエストに対して足りてないと思った、とか。さらなる1乙は避けられない気がするから迷惑かける前に抜けたい、だとか。
萎え落ちや乙に対する考え方も様々で、「乙ってもいいから最後まで一緒に戦ってほしい」という人もいれば「でも1人で3乙されると流石にイラっとする」という人もいて、どっちの気持ちも分かる。そして、頻繁に乙ってしまう人にしてみれば、じゃあどないすればいいねんって話だとも思う。
ただ、私みたいにランダム参加要請から入った側にしてみれば、たまたま引いたクエストはどうしてもやりたい、またはやらなきゃいけないクエストってわけじゃないので、ホストに抜けられちゃうと私は何しに来たんだっけ?状態になるのも本音でして…
そんなこんなで「乙ったから抜けます」現象をしばしば見てきた身としては、このライゼクス戦でも、2乙した時点でホストは抜けてしまうかもしれない、とは思った。
だけど、ホストは戻ってきた。
こ、こいつの目はまだ死んでない…!!(嬉しい)
というわけでエリア移動したライゼクスを追いかける前に、鬼神の粉塵&硬化の粉塵をまきまきしてから第2ラウンドへ。数分後に追加参戦ハンターも2人駆けつけてくれたし、やばそうな場面では生命の粉塵もまいて、どうにかこうにかクリア!
討伐後にホストさんが「ありがとう!」の一言を送ってきてくれたのは嬉しかったな…これだから野良マルチはやめらんねえぜ…
ちなみに。
キャンパーと爆弾魔の話をしたけど、どっちも遭遇率は低いです。キャンパーは野良マルチに300回くらい潜った中で1度しか見たことがない。爆弾魔はもうちょい多くて3回は遭遇してるかな。
いわゆる「小タル大剣」と呼ばれる、敵のダウン時に小タル爆弾を置いてカウンター技を発動させる(そして頭を殴りに来た味方を吹っ飛ばす)大剣使いには1回だけ吹き飛ばされて、それは笑って許せちゃった私だけども、生粋の爆弾魔だけは本当に苦手。
ここで言う「生粋の爆弾魔」とはモンスのダウン時やら怯み時やらに大タル爆弾を置きに行くハンターです。睡眠時に大タル置くのはいいんです。私もたまにやりますし、あれは味方に迷惑かけるわけじゃないので。
だけどダウン時に所構わず置くな…ダウンしたモンスを殴りに行った味方ハンターをぶっ飛ばすんじゃないよ、たかだか350程度のダメージ稼ぐために…
これもランダムで飛び込んだ上位アンジャナフ戦で、戦闘中に適当な場所に爆弾を置きまくってこっちを吹き飛ばしてきた挙句、瀕死のアンジャナフがエリア移動してるところを追いかけて通路でむりやりジャンプ斬りをかまし、クソ狭い通路での戦闘スタートに持ち込んだお馬鹿ちゃんと遭遇した時には本当にどうしようかと思いましたよ。私と、もう1人たぶんお手伝いで飛び込んだんだろうMRハンターはそれ見て呆然としてたけど、馬鹿の戦闘に巻き込まれた上位ハンターさんは乙ってしまって、そのまま討伐しちゃったから剥ぎ取りにも戻ってこられなくてね…もうよっぽど、そのお馬鹿ちゃんハンターを討伐してやりたい気持ちになった。
私は1人に2乙されようが小タル大剣で吹き飛ばされようがグッドを押すけども、キャンパーと爆弾魔にだけは押しません。まあ、極たまにしか見かけないのが幸い。
…とまあ、クソみたいな喜劇もあるにはあるけど、基本的には楽しいドラマの方が圧倒的に多いです。
やたらノリのいい人と遭遇して、スタンプ送り合いながら楽しく狩ったり。
エリア移動の際にギルドカードが送られてきて、そのまま交換できたり。
思いがけないところで粉塵の回復が飛んできて、人の暖かさを実感したり。
逆に、ラスボス戦で苦戦するホストを救うため、他3人と共に粉塵まきまくったり。
サンブレイクで盟勇を連れて擬似マルチ気分で狩るのも楽しいけど、やっぱり生身の人間とAIとでは出来ることが違うんだなあ、と思う。優秀なAI(盟勇)との狩りはストレスが無くて、すごく快適。反面、他人との野良マルチではストレスを感じることも時にはあるけど、その50倍以上の楽しさと高揚感がある。そして、毎回毎回ちがうドラマも。
野良マルチの沼は深いので、今夜もその底を這いずりながら狩猟してきます。
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