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スタバ、どんどん増えてますね


〈登場人物紹介〉
飯田橋博士 無類の読書とスポーツ観戦好き。猫を飼っていて、奥さんがちょっと怖い。
トウマ 博士のもとでお手伝いのようなことをしている大学生。


スタバ2000店舗!拡大のワケ

トウマ「ふぅ〜、やっぱりスタバのコーヒーはうまいなぁ」

博士「おぉ、スタバとは贅沢じゃのう」

トウマ「最近、近所にも新しい店舗ができたんですよ。どんどん増えてますよね」

博士「それもそのはず。スタバは日本上陸30年目で2000店舗に到達したんじゃ」

トウマ「2000店舗!?すごい数ですね」

博士「他のカフェチェーンと比べても圧倒的じゃ。ドトールやコメダが1000店舗ほどじゃからな」

トウマ「でも、最近コーヒーの値段上がってません?」

博士「そうじゃな。ここ3年で連続値上げして、ドリップコーヒーのトールサイズは420円じゃ」

トウマ「それでもお客さん減ってないんですか?」

博士「むしろ増えておる。混みすぎてクレームが出るほどじゃ」


スタバが強い理由

トウマ「でも、なんでそんなに人気なんですか?」

博士「まず、ブランド戦略が巧みじゃ。コーヒーの品質や店の居心地の良さを追求し、付加価値を高めとる」

トウマ「確かに、長居しやすいですよね」

博士「さらに、サイドメニューの充実度も大きい。コーヒーだけでなくフード類も豊富じゃから、様々なシーンで使えるんじゃ」

トウマ「カフェって、場所によって微妙に雰囲気違いません?」

博士「そこもスタバの戦略じゃ。地域ごとに最適なデザインやサービスを導入しとる」

トウマ「なるほど…あれ?でも最近、都市部で価格が違うって聞いたんですけど」

博士「鋭いのう。最近、スタバは『立地別価格』を導入し、都市部や空港では4〜6%値上げしたんじゃ」

トウマ「えっ、それってズルくないですか?」

博士「需要に応じた価格設定じゃ。交通の便が良い場所では多少高くても客は入る。それに対応した戦略というわけじゃな」


他の飲食チェーンとの違い

トウマ「でも、他の飲食店は違う戦略なんですか?」

博士「そうじゃ。例えばロイヤルホストは店舗を減らし、既存店の質を高める方針じゃ」

トウマ「縮小する戦略もあるんですね」

博士「建築費や人件費の高騰で、無闇に出店すると経営が苦しくなるからのう」

トウマ「スタバはその逆で、強気の出店なんですね」

博士「そうじゃ。コスト増の中でも、スタバは年間100店舗ペースで出店し続けるつもりじゃ」

トウマ「なんでそんなに自信があるんですか?」

博士「それがブランド力とロイヤルティの強さじゃな。『スタバのコーヒーなら多少高くても飲みたい』という層をしっかりつかんでおる」

トウマ「うーん、結局スタバって最強ってことですか?」

博士「ま、ワシは家で淹れるコーヒーの方が好きじゃがな」

トウマ「それ言っちゃダメなやつでは…」


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!博士とトウマくんに話してもらいたいテーマがあれば、ぜひコメントでお知らせ下さいね。

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とうま
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