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寿命22分が消える?驚きのタバコ研究

〈登場人物紹介〉
飯田橋博士 無類の読書とスポーツ観戦好き。猫を飼っていて、奥さんがちょっと怖い。
トウマ 博士のもとでお手伝いのようなことをしている大学生。


トウマ「博士、タバコ1本吸うと寿命が22分縮むって聞いたんですけど、それ本当ですか」

博士「本当じゃ。最近の研究で、イギリスの喫煙者データを分析した結果、タバコ1本で最大22分も寿命が減る可能性があると分かったんじゃ」

トウマ「1本で22分?なんか、ゲームのライフポイントが減るみたいですね」

博士「そうじゃな。しかも1日1箱吸うと、20本x22分=440分、つまり7時間ほどにもなるんじゃ」

トウマ「ええっ、7時間ですか。それは長い…」

博士「猫の1日の活動時間よりはだいぶ短いがのう」

トウマ「そういう問題じゃないです」

禁煙の効果、こんなにすごい


トウマ「でも、タバコをやめたら寿命はどうなるんですか?」

博士「研究では、時間を取り戻せるらしいぞ。20代や30代で禁煙すれば、喫煙経験がない人と同じくらい寿命が戻ることが多い」

トウマ「じゃあ、今吸ってる人もすぐにやめれば大丈夫なんですね」

博士「早ければ早いほどいいと思うぞ。例えば1日10本吸っている人が禁煙を始めると、1週間で寿命が1日分守られる計算になるんじゃ」

トウマ「博士、それってすごいお得な感じしますね。喫煙習慣がある人は、なるべく早く禁煙を始めたほうがいいですね」

博士「まさにその通りじゃよ」

喫煙の「時間」を考える


トウマ「でも、タバコを吸うことで失うのって、寿命だけじゃないですよね」

博士「鋭い質問じゃな。なにか思うところがあるのか?」

トウマ「時間がもったいないなと感じます」

博士「珍しく良いことを言うな。そうじゃな、大切な人と過ごす時間や健康的な中・高年期も失う可能性がある」

トウマ「じゃあ、タバコ1本で失うのは22分じゃなくて、それ以上のデメリットがあるってことですね」

博士「そうじゃ。時間だけはいくらお金を払っても買えんからのう。それに喫煙者の健康状態は、非喫煙者より10歳以上早く衰えるとも言われておる」

トウマ「10年ですか。それは怖いですね。実年齢よりかなり上には見られたくないし…僕も気をつけます」

博士「お前はそもそもタバコを吸っておらんじゃろう」

トウマ「あ、そうでした。まあ、今後も吸わない覚悟を決めました!」

免疫系にも影響が?

トウマ「ところで、タバコって体にも影響があるってよく言われますよね」

博士「その通りじゃ。感染症やがん、自己免疫疾患への耐性を弱めると言われておる」

トウマ「禁煙すると、その影響もリセットされるんですか」

博士「その通り。パスツール研究所の研究によると、禁煙を始めると免疫系も回復し始めるそうじゃ」

トウマ「禁煙って本当に体にも、自分の未来にもいいこと尽くしですね」

博士「じゃから、禁煙を勧める記事を書こうと思ったんじゃよ」

トウマ「博士、人類愛ですね!」

博士「ほっほっほ」


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!博士とトウマくんに話してもらいたいテーマがあれば、ぜひコメントでお知らせ下さいね。

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とうま
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