JAZZとの出会い
初めてJAZZを認識したのはテレビのCMでした。
専門誌がJAZZの特集を組む的なCMのBGMで流れていたと記憶しています。
突如としてテレビから出てきた濃縮された藍色のトランペットの音が私の身体を包み込み、そのまま優しく空中に持ち上げられるような感覚を覚えました。
どこか気怠い雰囲気がある落ち着いたメロディーラインとは正反対の、燃え滾るような情熱的な音の粒を感じていると、テレビには創刊号として特集される「黒人男性が俯きがちにトランペットを吹いているジャケット」が映されていました。
モダン・ジャズの帝王と称されるMiles Davisがリーダーとしてレコーディングの指揮を執った、JAZZ史上最高傑作と言われるアルバム"Kind of Blue"の1曲目"So What"、クールだけどホットな音、この音をもっと知りたいと思いました。
ここからJAZZを積極的に聴くようになり、「感性を磨く」ということを意識し始めました。
余談ですが、今日はJANUARY22 → JA22 → "JAZZの日"らしいです。