ミャンマーで過ごすGW vol1.
お久しぶりです。
前のNoteから1ヶ月空いてしまいました。。。
1ヶ月間何してたの、って?
悩んでましたね。いろいろと。
自分の仕事のこと、プライベートのこと、仲のいい友達の人生のこれからのこと、会社のこれからのこと(自分が悩んでもどうなるものでもないけどw)、後輩の仕事のこと、後輩2の仕事のこと、後輩3の仕事のこと、後輩の仕事で悩んだのすごく多い!!
結果1ヶ月の間で、自分の人生の大きな岐路においてこれからの行く末を決め旅立つ人の送別会をしたり、これからも一緒に頑張ろうねって励ましたり、ゆっくり時間かけて一緒に考えようねってことに決めたり、ってもうホントに、自分じゃなくて他人のことばっか先に進んで、自分の立ち位置ぜんぜん変わってない。。。
そんな私はGWにミャンマーに来ました。
なぜか?
溜まったマイルを使ってGW中に短期間で行ける外国がミャンマーだったから。
まだまだ日本人には不人気、というか知られてない?、けど、最近は日系企業の進出や不動産投資の熱が高まっている国です。
どれだけ馴染みがなくても、アウン・サン・スー・チーさんのことは知ってるよね?長きに渡る軍事政権からたくさんの紆余曲折を経て民主化へと進んでいる国です。
降り立って感じたのは、「経済成長の真っ只中」であることと「日本が社会基盤作りに大いに貢献している」ことと、「仏教への信仰が厚い」こと。
空港からタクシーに乗ってヤンゴン市内に行けば、雰囲気はインドと同じ感じ。現在国全体が約6.5%、ヤンゴンは8.5%の成長率を肌で感じさせてくれるのが、実はクラクションの音とタクシーの車線破りっぷり。
誰しもが我先にと前へ行こうとする。自分の存在を誇示する。新しめのショッピングモールに若者が集まる。そこで働く若者は英語が話せる。20代が牽引する経済成長なんだなって思いました。
確かにここ、「アジア最後の経済未開拓市場」す。
さて街中を落ち着いて見てみると、走っているのは日本車が多い。
トヨタ、ホンダの乗用車だけでなく、三菱ふそうや日野の古くなったトラックとか、日本のどっかの会社名が塗装されっぱなしのバスや冷凍車がたくさん。街の電気店にはエアコンを"Air-Con"って書いてあるし、新しいバスにも"Air-Con"の文字が。エアコン効くバスだってわざわざ示してるのね。
ちょっと調べたら、アメリカの手前経済的交流は少ないけど、純粋な国際間交流という意味ではもう60年くらいずっといい関係でいるんだって。軍事政権を世界のどの先進国よりもイチ早く認めた、とか。
圧巻は、ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダを訪れたとき。
昼も夜もたくさんの、本当にたくさんの人がここを訪れ、パゴダ内に無数にある堂で経を唱えたり、夜になるとパゴダの周囲にある様々な仏像の、皆思い思いの仏像の前に座り込み、像を見つめたり、祈ったり、ただ眼を閉じて考えごとしたり。
ここはある人には心の安らぎを、ある人には明日への希望を、ある人には人生の厳しさを与えてくれる場所なのでしょう。
自分がどんな気持ちで、どんな1日を過ごして、どんな願いを持ってここを訪れるかで、受けるパワーも、教えも、変わるんだなと思いました。
それは同時に、生半可な「神頼み」くらいの気持ちでここで願い事はしてはいけないし、自分の悩み・苦しみにも正直に向き合わないと行けない場所であることを感じさせてくれました。
私は昼にシュエダゴン・パゴダを訪れ、自分の中途半端さを痛感し、夜までに気持ちを固めて再度訪れました。
昼は足元の熱さ(参道の入り口から裸足になるので昼間は太陽で熱くなった石の上を歩きながらでないとパゴダは見れないのです)も含めて、「お前は何しにここへ来たんだ?」という場所でしたが、夜はいつまでもそこにいたい、私を優しく包み込んでくれる大きな存在になりました。
不思議ですよね。。。
そんな私がシュエダゴン・パゴダで想ったことは、次回書こうと思います。
まずは飛行機に乗って日本へ帰ります。