短大(JUCO)にバスケコーチ留学という選択
こんにちは
現在、ミシシッピ州の短大(以下JUCOもしくはコミカレ)にバスケコーチ留学しているものです。
自己紹介については以下のnoteに書いてますので、是非お読みください。
今回はなぜ短大にコーチ留学したのかを書いていきます。
留学の選択肢
自分は日本の大学を卒業しており、すでに1つ学位を持っている状態でした。
大学卒業後の留学の選択肢というと、
などがあると思います。
英語系の大学に行っていたため、英語をメインに学ぶ語学留学ではなく、
「英語でバスケットボールと何かの分野について勉強する」を目的に考え、
第二学士取得のために四年制大学編入
短大、コミカレ
この2つに選択を絞り、TOEFLの勉強を開始しました。
最終的にTOEFLは良いスコアが取れず、Duolingo で四年制大学に出願できるスコアを取得しました。
大学選び
学費の安いNCAAディビジョン2の大学、短大をリストアップし、それらをスポーツ留学を専門とするエージェントに送り、入部交渉をしていただきました。エージェントについてはまた詳しく書きます。
コンタクトがあった大学はD2が2校、コミカレが4〜5校だったと思います。
最終的に、ミーティングを行ったのが
アーカンソー州にあるD2の大学と今在籍しているコミュニティカレッジ(JUCO D1)です。
実際にzoomで大学のコーチと話をして、入部の許可は頂きました。(確か4月の終わり頃)
なぜJUCOにしたのか
1. 金銭面
アメリカにバスケコーチ留学というと、D1,D2というイメージが強いかと思います。
自分もそうでしたし、行きたいと思ってました。ですが、やはり金銭的に厳しい(+円安)のが現実であり、断念しました。
その中で、今いるカレッジのコーチが少額だけど、スカラシップ(バスケの)を出せると言ってくれ、それが決め手の1つとなり、学費の安いコミカレに決めました。ありがたいことに今スカラシップを頂いています。
2. 可能性
ヘッドコーチが学生の時に、マネージャーをしていてそこからコーチになったという経験から、すごく気にかけてもらえていて、他の大学に行くより、バスケを学ぶチャンスが沢山あるのではと感じました。
さらにビデオコーディネーターやスキルコーチなどがいる訳でないので、実力が認められれば何か役割を得られるチャンスがあるのでは(簡単な話ではないですが)というのも理由の1つです。
3. 英語力
英語を勉強しているとは言え、全てが理解できるレベルでは無いので、コミカレで英語力をさらに上げ、仮にD1のチームに入れるようになった時に問題なくバスケが勉強できるように、その先の大学院であったり、選択肢を広げる為にもコミカレを選びました。
最後に
短大と聞くと、日本の方は富永啓生選手のranger college が頭に浮かぶかと思います。(自分の大学はレンジャーカレッジと同じカテゴリーの大学です)
短大(JUCO)はNCAAの大学に比べると、規模や施設の充実さは劣るかもしれませんが、d1に行けるレベルの選手がいます。実際にD2とJUCO D1は同じくらいのレベルだとコーチも言っていました。
D1、2のコーチが練習や試合を見に来たり、NCAAのコーチが多数観にくるショウケースに参加したりなど。たくさんの機会があることを知ってもらいたいです。
NetflixにLast chance U というロサンゼルスにあるJUCOのチームのドキュメンタリーがあります。短大のチーム全てがあういう形ではないと思いますが(州によって違う)、JUCOがどういう所なのかがわかると思うので、気になる方は是非みてみてください。
自分も今は学生マネージャーですし、コーチとは言えるには程遠いので、選手たちと一緒に上を目指すという気持ちを持ち、日々過ごしています。
参考になったかは分かりませんが、アメリカでバスケを学びたい方の少しでもきっかけになっていれば嬉しいです!
お読み頂きありがとうございました。