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2歳の長女と1ヶ月、二人三脚で暮らして思ったこと

私の2回目の育児休業は、次女が生まれた日から始まりました。妻は里帰り出産を選択し、次女とともに約1ヶ月間実家で過ごす予定でした。その間、私は2歳の長女と二人三脚の生活を送ることになり、保育施設への送り迎えや家事全般を担当しました。この経験は、パートナーが働き、自分が育休を取って子どもの面倒を見ることになる方々にとって、有益な情報となるのではないかと思います。

長女との深い理解と絆の形成

この1ヶ月間で、長女の好みや行動パターンを深く理解することができました。彼女はバスやショベルカーなどの大型車両や電車が大好きで、「見に行こう」と誘うと、近所のバスターミナルや駅で大喜びしました。一方で、お風呂が苦手で、自分の思い通りにならないと癇癪を起こすこともありました。これらの傾向を把握することで、適切な対策を講じ、彼女の感情に振り回されることなく対応できるようになりました。また、保育施設の先生から聞く長女の様子と家庭での姿を比較することで、彼女の現在の状態をより正確に理解し、受け止めることができました。「ママがいい!」と泣き出すこともありましたが、その際はビデオ通話を活用し、彼女の不安を和らげることができました。

意外と何とかなる日常のリズム

初めは不安もありましたが、実際にやってみると意外と何とかなるものです。朝は早く起きて長女の登園準備をし、保育施設に送り届けます。その後、帰宅して洗濯や掃除、昼食・夕食の準備を行い、余った時間で自身のスキルアップのための勉強を進めました。午後には長女を迎えに行き、一緒に遊んでから帰宅し、夕食、お風呂、就寝の流れをこなします。長女が寝た後は、再び勉強の時間に充てました。最初のうちは試行錯誤の連続でしたが、1週間も経つとリズムができ、慣れてきました。確かに動きっぱなしで大変ではありましたが、破綻するほどの負担ではありませんでした。

育児への責任感の深化

この期間、育児に対する責任感が一層深まりました。長女が癇癪を起こしても、助けてくれる人はおらず、自分自身で対処する必要がありました。感情に任せて怒っても、彼女には伝わらず、逆効果であることを痛感しました。むしろ、そのような態度は、彼女に「こういう言葉遣いで怒ってもいいんだ」という誤った認識を与えてしまいます。そのため、感情に流されず、長女の将来を見据えた振る舞いを心掛けるようになりました。

まとめ

この1ヶ月間の長女との二人三脚の生活を通じて、もちろん妻(母親)の偉大さを嫌というほど感じましたが、彼女との絆が深まり、育児に対する責任感も一層強まりました。最初は不安もありましたが、実際にやってみると意外と何とかなるものです。パートナーが働き、自分が育休を取って子どもの面倒を1人で見ることを検討している方々にとって、この経験が参考になれば幸いです。

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