子どもは毎朝が冒険!✨ 2歳児との朝時間に学んだこと
毎朝、決まった流れで行動するのは、大人にとってはごく自然なことです。目覚めたら朝食をとり、歯を磨いて着替え、家を出る。これらはルーティン化され、ほとんど無意識で進む作業になっています。ですが、2歳の子どもにとっては、この当たり前の流れがまるで新しい冒険のようだと気づかされました。
2歳児の「毎朝がリセット」問題
我が家では、毎朝こんなやり取りが繰り広げられます。
• 「今日は行きたくない!」
• 「ごはん食べたくない!」
• 「着替えたくない!」
• 「何もしない!」
どれか一つは必ず言われます。日によってはすべてのコンボが決まることも。これにより、大人が理想とするスムーズな朝の流れは、いつもどこかで崩壊します。
ただ、この現象をよく観察していると、「2歳児にとって朝は、昨日までの延長ではなく、ゼロから始まる新しい1日」なのだと理解するようになりました。昨日上手にできたことも、今日はまた違う視点や気持ちで取り組む。子どもにとって、日常は退屈な繰り返しではなく、常に新しい経験なのです。
子どものペースに合わせる大切さ
こうした毎朝の「冒険」に付き合う中で学んだことは、我が家で実践しているモンテッソーリ教育と絡めると、具体的な実践ポイントとして「親としての心の余裕」と「時間の余裕」が大切だということがわかりました。
1. 子どもの気持ちをしっかり聞く
「なぜ行きたくないの?」と聞けば、「遊びたいから!」とか「おもちゃがいい!」といった本音がポロリと出てきます。まず子どもの気持ちを丁寧に受け止めることで、意外と簡単に子どもの気持ちが切り替わることも。
2. 焦らず、ゆとりを持つ
朝の準備時間を多めに確保することで、大人も子どもも気持ちにゆとりが生まれます。「急いで!」と急かすよりも、少し待ってあげるだけで子どものモチベーションが変わることもあります。
まとめ
子どもと過ごす朝は、大人にとっての「効率」とは真逆の世界です。ですが、その中には多くの発見や学びがあります。毎朝、リセットされた新鮮な気持ちで一日を迎える子どもたちの姿から、「新しい一日を楽しむ気持ち」を思い出すことができるのです。
少し時間をかけて子どもと向き合うことで、大人もまた新しい朝を冒険する気持ちを持てるかもしれません。そんな朝時間を大切にしていきたいものです😊