自ら銀行開拓することも大切
賃貸経営を始める際に必要となるのが銀行融資。
しかし普通の会社員の僕らは、給与口座くらいでしか銀行との付き合いが無く、自ら銀行を開拓する方法がわからない。
そのため、アパートローンは、物件購入を斡旋する不動産業者とその業者が繋いでくれる銀行から、融資を受けることが多い。ほぼお任せ状態。
それはそれで良いと思う。
日頃から銀行とやり取りしている不動産業者は、僕らよりも断然詳しく、効率的に僕らに合った銀行を選んでくれる。
素人が闇雲に銀行開拓するより効率的だ。
とはいえ、僕は自らも銀行開拓した方が良いと思う。
主な理由は次の3つ。
1.単純にチャンネルが増えることで、より良い条件で融資を受けられる可能性が増える。
2.人任せにしないことで、賃貸経営について自分でよく考える機会になる。
3.直接やり取りすることで、銀行が好む条件がわかり、物件選定も向上し、結果融資を受けやすくなる。
僕はとくに2.の意味が大きいと思う。
自らが銀行開拓を行う場合、銀行員にプレゼンする資料を準備することになる。面談では、賃貸経営について自分の言葉で銀行員に説明しないといけない。
当事者となることで、勝手に賃貸経営の理解が深まる。結果、不動産投資で失敗しにくくなると思う。
不動産投資で失敗する人も多いが、ほとんどが知識や判断力不足によるものだと思う。そうしたスキルを磨くためにも自ら銀行開拓する意味があると思う。