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中小企業診断士試験で使った教材

■はじめに

中小企業診断士の1次試験まで、あと半年を切りました。
そうこうしているうちに、だんだん勉強できる期間は短くなっていきます。
この記事では、みなさんが勉強をスタートするときの参考になればと、私が使った教材群を紹介したいと思います。また、私は使わなかったですが、周りの受験生の方が使っているであろう、教材についても触れています。
参考にしていただいて、計画を立て早めのスタートを切ってください!

■自身の初期状態

ご参考までに、自身の初期状態をお伝えしておきます。
ベースの知識の内容や、自分が向いている科目・苦手な科目の前提知識で勉強内容が大きく変わると思うからです。
・経営情報システムは”得点源”(第一種情報処理技術者※今の応用相当)
・運営管理は本業で近い業務を行っているのでノー勉で60点取れた。
・覚え科目が決定的に苦手。
・「経済学」には最後まで苦しめられた。うーんよくわからん・・・

■私が使った教材群

中小企業診断士試験に合格するために、私が使った通信講座や本をこの記事でご紹介します。
自分の場合、1次試験にやたら時間を費やし、2次試験は1発!という、なかなか珍しい人種かもしれないと思っています。

【1次試験対策】
スタディング(通信講座) 中小企業診断士
 →一次ではフル活用(というかこれだけ)しました。
  他の参考書も買うことなく、この講座一辺倒でした。
  なんにも、参考書買いませんでした。
  講義+スマート問題集+過去問をひたすら回す感じ。

【2次試験対策】
・スタディング(通信講座) 中小企業診断士
二次試験対策の講座は存在しています。ロジックマップ(マインドマップ)を書いて解答を設計するもの。
解答はロジカルでないといけないという点については、全然間違ったことではなく、正しいことを指導してくれていると思います。ただ、ここでの指導内容は、「自分はこの方法では試験時間にとても時間が間に合わない」と判断、簡単に講座内容を通読したにとどまりました。
考え方だけでも、とりあえず吸収した感じでしょうか。

※これでは、
「とてもとても試験時間80分の中ではできない。」
と思ってしまいました。

上記の感触があったため、至急自分に合いそうな勉強方法となる教材を探すのが急務となりました。
前提としては、以下が必要でした。
・事例I~Ⅲを乗り切るための教材
・事例Ⅳの計算問題を乗り切るための教材
他をあたり、利用するものは以下2冊+過去問に絞り込み。


・中小企業診断士2次試験 解き方の黄金手順
 →与件文の読み方手順確認と、記述に必要な1次試験の知識確認に使用。
 →→事例I、Ⅱ、Ⅲ対策として自分の感覚にピッタリフィットした。

・中小企業診断士 第2次試験 事例IVの解き方(TAC計算問題集)
(旧:集中特訓 財務・会計 計算問題集)
 →1次試験後に購入、とりあえず3周は回した。

過去問(直近5年分の事例1~Ⅳを2セット)
※4科目5事例(20事例)×2セット=40事例?か・・・

1次試験終了⇒2次試験の間は上記資料のみで解法をマスターすることに集中しました。

■私はマイナー!?メジャー教材集

中小企業診断士の教材として、多くの受験者の方が使っているメジャーなものは以下かと思っています。

・ふぞろいシリーズ
二次試験の合格者の方々の「再現答案」を使った参考書。
どんなものを書けば合格するかを測るのによいのかも。

・まとめシート
こちらは1次試験勉強用のシート。私も作者の方のYoutube動画をよく拝見していたので、間接的にはお世話になったといえるかも。

・全知全能
事例Ⅳで出てくる知識やノウハウを整理した参考書。
自身には「オーバースペック!?」と思ってしまいました。でも、これを理解できるぐらいになれば、事例Ⅳは点を稼ぐ科目に間違いなくできるかも。

・30日完成
こちらも事例Ⅳ対策の有名どころ。これも完全にマスターすれば、事例Ⅳを得点源にすることができるのかも。

・全ノウハウ
こちらは・・・・すみません、私コメントできるほど情報を持ち合わせていません。。。('◇')ゞ

インターネットやYouTubeを見れば、大体上記のものが登場しますよね。
自分のやったことを振り返ってみると、2次試験の参考書として王道の教材・資料を私、ほぼ使っていないじゃないですかw
こんなのでよく合格できたな。

これを見ても、全く私の体験談が当てはまらない(マイノリティ)ことが分かっていただけると思います。
でも、一番大事だと思っていて、ここでお話ししておきたいのは、
「みんなが使うものをやる」ではなく、
「自分に合うものを見つけてやる」
ということだと思います。

■勉強時間は?

トータルで、1,500時間以上は多分やったんだろうなと思っています。
隙間時間とかで、スマホ勉強とかもかなりやりました。私は要領が悪い部類の人だと思うので、1,800時間とかやってるかもです。
※50代からの記憶力低下に打ち勝つのはなかなか厳しかった・・・

2次試験は、1次試験終了後から本格的にやりました。
約80日間を、自分の中では結構頑張って、以下のような感じでやりました。
勿論、仕事もきっちりこなしていますよ!
平日:23:00~27:00:4時間
休み:10:00~12:00、23:00~27:00:6時間

→だいたい350時間くらいですか?(笑)
家族の協力もあり、夜も休日も、勉強に時間を使わせてもらいました。
本当にありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。

■最後になりますが・・・

くどいようですが、まんまマネしちゃ絶対だめですよ!
→人が言っていたこと・書いていたこと・聞いたことを、何も疑うことなしに信じて、使っちゃだめです。
ご自分に向いているor腑に落ちる方法を「ご自分で」見つけることが大事です。
多年度となってしまわれた方も、今までのやり方を見つめなおし、自分にとって本当にこれまでのやり方が正しかったかを確認すべきだと思います。

それでは、皆さんの受験でのご幸運を心からお祈りしております!


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